みようみまね屋のスパイシーコロッケ買いに行っていいですか!?

ふつうの主婦が、色々思いついた創作話を書くブログです。

JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作小話116

2019-05-29 13:32:40 | 日記

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「そこんとこは、心配しなくてもいいのよゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。

夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。

 

ゆうこ:夏も近づきすぎぃ~♪ 熱帯あずきぃ~♪ はぁ、誰も来ないなぁ。

 

???:あの、今いいですか?

 

ゆうこ:うわぁ!ワイルドあんどマイルド系イケメンさん。あなたのお名前は?

 

???:薮ちゃんが、「まっていて」と美声でたのむのを、髪の毛をかき分けて、聞いてたので、「たのやぶちゃん」って呼ばれています。

 

ゆうこ:では、たのやぶちゃんの悩みはなーに?

 

たのやぶ:明日がくるのがこわいんです。なんとかして下さい。ゆうこ!!

 

ゆうこ:まぁ、いつの間に私の名前を・・・。えーと、明日って、何曜日だっけ!?

 

たのやぶ:水曜日です。

 

ゆうこ:水曜日はシンディローパーの曲をきいて、木曜日はガジャグーグーを楽しんで・・・。

 

たのやぶ:じゃあ、金曜日は?

 

ゆうこ:もちろん、勝新太郎のマイウェイを一晩中聴いたり、どんぐりになっても、楽しかろうもん。

 

たのやぶ:はっ?どんぐりって・・・。それに、明日にかぎっての話じゃなくて・・・。

 

ゆうこ:あっそっか。あさってとか、しあさってが怖いの?

 

たのやぶ:えーと、漠然と、次の日が来るのかと思うと、薄暗いところに閉じ込められて、前に進めないような、進んでもいいことないような。とにかく苦しくなってくるんです。

 

ゆうこ:THO(そう) けっこう重症だわね。たのやぶちゃん、軽くそこに寝そべって見てみて。

 

たのやぶ:はぁ。あのーゆうこ、みみずばれ商店街のみんなが、ぼくのまわりに集まって・・・。

 

ゆうこ:そりゃそうよ。大の大人が昼間っから2人して、地面に寝っ転がって、足のうらから、こしあん出してるんだもん。

 

街行く人:毎朝たべるあずきは、つぶあん一筋でやってるものですけ。どうにかならないでひょうか?

 

ゆうこ:たのやぶちゃん、おじいちゃんの願い叶えてあげて。

 

たのやぶ:つぶあんねぇ~。って違いますよ!!足のうらに、こしあんの缶詰置いたのゆうこだし。よく今それ持ってましたよねっ!!(怒)

 

ゆうこ:ふっふっ。

 

たのやぶ:何がおかしいんですかっ!!(さらに怒)

 

ゆうこ:さっきまでの、薄暗い顔から、頬のあたりがバラ色になってきたわ。

 

たのやぶ:わけわかんなくて、血圧が上がってきただけですよ。

 

ゆうこ:街行くおじいちゃんも、数珠をジャラジャラさせて、行っちゃったわ。ねえ、たのやぶちゃん。

 

たのやぶ:はい?

 

ゆうこ:さっきのおじいちゃんと、たのやぶちゃんは、同じなのよ。

 

たのやぶ:でも、歳だって、ちがうし、顔も性格も、生い立ちだって!!(ゼーゼー)

 

ゆうこ:みんなどんぐりの背比べ。昨日も今日もこしあんよ。

 

たのやぶ:甘く感じるのも、どじょうに会えるのも、自分しだいってことですよね。

 

ゆうこ:さすが、聡明でキュートなイケメンね。さぁ、カーネギーがが夜ご飯、待ってるから。かえろーと!!ばいばーい。またね!!

 

たのやぶ:一大事解決!!かけ足で解決して、ゆうこ行っちゃった。それじゃ、ぼくも帰って、薮ちゃんとLINEでもしようかな。

 

ラッキィも、こしあんラッキィも、とりあえず税金はかからない。「そこんとこは、心配しなくてもいいのよゆうこ」でした。


今回は中島裕翔くん編です。ほうほうほでした

コメント
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