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なんとなく、テキトーに。

やりたい事を、やりたい時に、やりたいように

コトブキヤ 1/8 シーナ・カノン

2008-01-03 00:15:54 | フィギュアレビュー

新年レビュー第1弾。
2007年12月にコトブキヤより発売されたシーナ・カノンのレビューです。
出典はシャイニング・ウィンドで、クララクランゼクティに続く第3弾となります。
当初は購入を見送る予定だったのですが、結局購入しているんですよねぇ・・・。
見送ろうと思ったのはブキヤ肌(※)だったから。
ただ、その点のみ考えなければできは良いんですよね。
ということで結局いつも通り。
マグネットを使用した帽子にも興味があったので。
※ブキヤ肌
コトブキヤ製品の負の特徴である色味のおかしい肌色を指す。主に黄色がかっていることが多い。


定価は¥5,775。
前2作と比較すると¥300程安いです。
ゼクティとボリュームは大差無いように見えるんだけどなぁ・・・。

以下詳細です。




コトブキヤのこのシリーズのクオリティはかなり高い水準でまとまっている気がします。
シーナもその例に漏れず、かなり満足のいく出来です。
個体差なのか、塗装の乱れが数箇所見受けられましたが許容できるレベル。
派手さはありませんが、良くできています。
立体栄えするデザインですね。




1周。
破綻も無く、上手くまとまっています。
しかし、フツーに後ろから見てパンツが丸見えなのはどうよ?


帽子は着脱可能で、なかなか面白い工夫がなされています(詳細は後述)。
他にも、レイピアとスカートが着脱できます。
あと、頑張ればケープも外せます。







顔に関しては文句無し。
ただ、前述の通り肌が少し黄色がかっています。
これは減点かなぁ。


胸元。
クララクランやゼクティと比べるとそんなに大きくないです。
むしろ2人が立派過ぎるのか・・・。
胸当ての金属の質感も良く出ています。
リボンが少し邪魔かなぁ。


腰のベルトや左手も造形は細かいです。
鞘に穴は開いていますが、レイピアを収納することは出来ません。


スカートは短め。
太ももの内側が露出している変わった衣装です。


パンツは何故かしまパン。
衣装に合っていない気がするんですが、これは誰の趣味ですか?


脚部。
これは良い太ももです。
白い部分はパール調で、側面にはバラがプリントされてます。
ウェスタン風なブーツもかなりしっかりと造形されてます。


右手首。
レイピアは少し緩めに握る感じ。
爪までしっかり作られています。


帽子の羽飾りも細かく作られています。


帽子の内側にはマグネットが仕込まれています。
これにより、ダボ無しでの着脱が可能になっています。
恐らく頭部内に鉄片でも埋め込まれているのでしょう。
これは面白いアイデアだと思いました。
今後も生かして欲しいギミックですね。


レイピアは着脱可能。
安全のため、刃の部分もPVC製ですが、できればABSでシャープに造形して欲しかったところ。
安全性の観点から難しいでしょうけど。


柄の部分は花(ユリ?)をあしらったデザイン。
細かいところまで凝ってます。


ケープを脱いだ状態。
上半身の情報量がかなり減るので、印象がガラッと変わります。
首周り、胸元を拝むにはこの方が都合が良いです。




この状態なら服と肌の隙間も十分に堪能できます。
しかし横から見ると胸結構ありますね。


胸元。
谷間こそ無いものの、それなりなボリューム。
塗装の乱れが少し見られます。


ケープ。
ちなみにこいつはデフォルト状態では着脱不可です。
本体とケープが固定されていないので、頭部を引っこ抜けば外せるかな~、と思いきやしっかりと首が接着されてます。
でも、きっとイけるはず!と信じた結果がこのザマ(※グロ注意)。
ま、真鍮線を使用することで事無きを得たんですが。
あくまで自己責任でお願いします。


スカートも脱いだ状態。
まったく違和感を感じないのは自分だけでしょうか?
パンツが見えないせいでしょうか。
スカートはオプションですと言われても自分は信じます。



しかし、後ろからだとやはり丸見え。
横からは違和感ありませんけど。




ただ、正面からでも裾の間からしまパンがチラリと。
ただ、パンツの塗装の乱れが残念。


司令官と。
全高は21cmと、標準的なサイズ。


ゼクティと。
ただ並べるだけもつまらないので帽子を交換。
シーナが¥5,775で、ゼクティが¥6,090なのですが、差額は胸と髪のボリュームかと。
あと帽子の大きさ?


コトブキヤのシャイニング・ウィンドシリーズ3体。
シーナが中央でないのは特に他意は無い、ハズ。
いったん間をおいて第4弾のクレハが4月に控えています。
クレハはMAX版も存在しますが、あちらはサイズが違うしなぁ。
何よりもMAX版よりブキヤ版の方が好みだし。
サンプルままの出来だったら買ったのに・・・。
ま、なんだかんだ言いつつもこのシリーズは揃えてしまいそうな気がしてます。


まとめ
塗装の乱れ、肌の色など気になる面はいくつかありますが、概ね満足しています。
何よりもマグネット仕込みの帽子は面白いと思いました。
上手く生かせば色々なギミックを仕込めるだけに、今後の応用に期待。
個人的要望としては、ケープは標準で着脱可能にして欲しかったところ。
自分もかなり無理矢理でしたし。
そんなに難しい部分でもないし、特に問題無いように思ったんですけどね。

このシリーズは一旦4月のクレハまでお預けですが、今後も期待しています。
というか、たぶん揃えます。
残りのキャラクター含めて全キャラ出すんですかね?
できれば頑張って欲しいところ。

以上、シーナ・カノンでした。

コトブキヤ 1/8 Rio Secret morning! (限定版)

2007-12-29 14:35:16 | フィギュアレビュー

Rio Secret morning! (テクモオンラインショップ限定Ver.)のレビューです。

出典はテクモのパチスロだかパチンコだかのキャラクター、らしいです。
このフィギュアはゲーマガ上で企画され、製作をコトブキヤが行ったもの、のようです。
・・・というのもよく知らないんですよ。衝動に駆られるままに予約していたので・・・。

これには通常版と限定版との2種類がありますが、今回購入したのは限定版。
ぶっちゃけどっちでも良かったんですが、折角なので限定版。
通常版との違いは、Yシャツの色(通常版はピンク)とベース(限定版はミラー)。
あと下着の色も違うようです。
しかし、実際にはあまり大差無い気も。
定価は¥6,800ですが、店頭販売してないっぽいので送料分を含むと、実質¥7,500越えです。
ちょっと高いなぁ・・・。
サンプルの時点から顔に少し不安を抱いていたのですが、こういうモノに限って不安的中。
軽く凹みました。

以下詳細です。




下着+Yシャツという姿に歯ブラシ装備。
「Rioがあなたの部屋で一緒にお泊り」とパッケージ裏にあるのでそういうシチュエーションなのでしょう。
上の写真を見る限りは殆ど文句の無い出来なのですが、実物はあまり印象良くないです。
実物は目に精気が感じられません。
なので、瞳にハイライトが入るよう四苦八苦。
ぶっちゃけ、実物を見て開封せずに売却を考えてしまったくらいです。
それ以外は問題無いのに・・・。

とりあえず一周。




角度によっては目にハイライトが入ってないのがありますが、実物はこんなんです。
そこだけ目をつぶれば良くできてると思うんですけどね。
特に脚の気合の入り方が尋常じゃないです。


歯ブラシ、コップ、左足のスリッパは着脱可。


動きのあるポージングなので、いろいろな角度から・・・と思いきや以外にも正面限定です。
但し、言い換えればそのアングルにおいての出来は素晴らしいです。
1枚絵を立体化したフィギュアによくありがちなパターンかも。


顔は全体が平坦なのに、頬が丸いので当初は少し違和感を感じました。
もう慣れてしまいましたが。
また、個体差なのか左手首の角度がおかしく、歯ブラシが口元に当たりません。
あきばらいふさんの通常版のレビューを見る限りでは問題無さそうなので個体差ですかね?


顔は少し平坦気味で、見る角度は限定されるかも。
髪は造形に若干ダルさを感じますが、グラデーションは非常にきれいです。


目のハイライト無し。
これでも実物よりはマシです。
アイプリント自体はイラストに忠実なんですが、そのまま立体化したときの違和感はどこからくるのでしょうか。


もう、どこに焦点があってるのかわからない・・・。


このフィギュアの最大のアピールポイント。
Yシャツからはち切れんばかりの胸。
辛うじて止まっているボタンなど服の作りも細かく、コダワリを感じます。
Yシャツの色は限定版なのでブルーとなっていますが、実際には白地に青のシャドウが入っているといった感じ。
わかりにくいですが、先端は尖ってます。


なお、この服の素材は光に当てると透けるようになっていて、肌色がうっすらと見えたり見えなかったり。
あまりわかりやすい写真じゃなくてすいません。


背中側。
後頭部は造形ダルめ。
首から上と下で温度差を感じるのは気のせいでしょうか。


コップはクリア成型。
青い歯ブラシは固定されてないので何かの弾みで失くしそうで怖かったり。
赤い歯ブラシは手首に差し込むのですが、なかなかうまい位置に固定できなかったり。


歯ブラシ拡大。
ブラシの部分はこのサイズだとこれが限度でしょう。


下着。
そこまで凝ってる訳でもありませんが、情報としては十分。
ここはアナウンスされてなかったのですが、通常版と下着の色は異なっているようです。


後ろから。
尻~太もものラインはかなり良い感じ。
これは良い太ももだ。


個人的に評価したいのは胸よりも脚。
造形の気合の入り方が半端じゃないです。
太もも~~足首に至るまでのラインがかなり精密(?)。
人体のリアルな表現はやり過ぎるとクドくなるんですが、これはちょうどいい塩梅に仕上がっているんじゃないかと。


スリッパは着脱可。
足裏もそれっぽく凹凸のある表現がなされていますが、こちらは少し造形がダルめ。


スリッパも丁寧に作られています。
しかし、ベースと固定するための部分が横から見えてしまうのは少し減点。
土踏まずが仇になってます。


限定版ということでミラーベースになってますが、正直なところあまり恩恵を感じませんでした。
見る角度が限定されるフィギュアなので、ミラーの恩恵を受ける角度で見ないせいかと。


司令官との対比。
全高は20cm。
通常の1/8スケールのサイズです。
しかし、テクモオンラインショップは1/6の表記・・・。
いや、1/8で正解なんだと思いますけど。


まとめ
悪くはないけど無理して買う必要はない。
といった感じでしょうか。

全体的な造形は結構好みなのですが、顔でかなり減点されてしまっている気がします。
特に目に関してはホント好みが分かれるんじゃないかと。
少なくとも自分はそのままではダメでした。
しかし、胸、脚といった首から下の部分の造形は気合入ってます。
個人的にはこの脚を特に評価したいです。
脚をここまで(クドくならない程度に)精密に再現したフィギュアは少ないのではないでしょうか。
フィギュアにおいてあまり重視されないのか、結構テキトーなモノが見られますが、これは良い脚です。

あと残念なのは左手首の角度ですかね。
さすがにこれは修正できそうにないしなぁ。
ま、しゃーない。

一応、テクモオンラインショップの方ではまだ購入できるみたいなので、気になっている方はそちらからどうぞ。
ただ、流通限定品といえどの1/8で¥6,800は高い気がしますね。
KOS-MOS Ver.4のようなクオリティーなら文句はないのですが・・・。

以上、Rio Secret morning! (テクモオンラインショップ限定Ver.)でした。

グッドスマイルカンパニー 1/8 秋月凪

2007-12-27 03:03:49 | フィギュアレビュー

グッスマより発売された秋月凪です。
発売は2005年9月と、結構前のものになります。
グッスマの商品ラインナップに2005年の物はありませんけど・・・。
このフィギュアは再販されてない為か、中古市場でプレ値がついてしまっています。
定価は¥4,200なのですが、以前見かけたときは秋葉原のリバティーで¥8,000でした。
また、Amazonのマーケットプレイスで¥11,780と、なんかエライことになってます。

欲しいけど流石に定価以上は払えないなー、と思っていたところ、秋葉原のまんだらけにて中古の箱痛みで¥4,200にて発見。
箱痛みは大した問題ではないので迷う理由はありませんでした。
なんてタイミング。

出典はPeace @ Piecesユニゾンシフト)より。
以前レビューしたナギ(死神装束Ver.)と同じキャラになります。
なんというか、デス先生発売記念ってことで。

以下詳細です。




制服姿の立ちポーズで、かなりシンプルな印象。
いとうのいぢ氏のデザインを良く表現できていると思います。
髪の紫、服のピンクの色合いが綺麗です。
全体の作りとしてはややあっさり気味で、2年前で¥4,200となると少し高めの値段設定かもしれません。
例えば、同じ時期のコトブキヤ製品は¥3,500くらいですし。



4方向より。
側面、背面の情報は少し物足りない感じがします。
のいぢキャラらしく頭身は低めです。
後頭部の造形が見所でしょうか。


立ちポーズということで正面からのアングルが一番映えます。
服の皺が少ない為か、全体としてのっぺりとした印象を受けます。




片目が隠れているせいか、アングルが偏ってしまいました。
頭部と胴体で気合の入り方の差を感じます。


背面から。
特徴的な後髪はかなり気合が入ってます。
対照的に服が物足りなさを感じます。


頭部の造形は文句無く、かなり力入ってます。
肌色、アイプリントは問題無し。
頭髪のグラデーションも綺麗です。


恐らく、このフィギュアで一番力入っているのが後頭部。
結構細かいです。
自分が連想したのはイソギンチャクだったり・・・。


前髪で隠れている左目もちゃんとアイプリントがあります。
横顔も特に破綻を感じませんでした。


胴体。
作りが少し大味すぎる気もします。
この辺りは2年前なら許容できたのでしょうか。


胸は結構なボリューム。
服のインナーはちゃんと作られているように感じるんですけどねぇ。


手首は少々大雑把。
形状が若干おかしい気がします。


ローアングルより。
太ももの肉付きはイマイチ。


脚はほっそりとした感じ。
オーバーニーの青いラインが良いアクセントになってます。


靴とベースはシンプル。
ベースプレートはこのくらいのサイズだと場所をとらなくて助かるんですけどね。


スカートは着脱可能です。
この頃から既にあったんだよなぁ。
でも、このフィギュアが発売された当時はキャストオフという呼び方はされてない筈・・・。


パンツのデザインはあっさり目。
塗装精度は高くなく、はみ出しが少し目立ちます。


司令官と。
標準的な1/8スケールのサイズかと。


ALTERの死神装束Ver.と。
共に森川裕光氏の原型です。
顔つきの変化や造形密度の増加など、森川氏の造形の変遷を見ることができます。
完成度としてはALTER版に軍配。
胸もALTER版の方が増量している気が・・・。


折角なので相方のヒカルと(但し、衣装違いですが)。
制服版で並べたいとは思うのですが、ヒカルの制服版は多分買わないんじゃないかと。
というかヒカルの方が値段酷い事になってるしなぁ・・・。
サイズが統一されているのは嬉しい限りです。


まとめ
定価以上の価値はありません。そう断言できます。
決して出来が悪いとかではなく、適正価格という意味で。
顔は可愛く、全体としてもシンプルにまとまっていて良いのですが、如何せん胴体がシンプルすぎです。
2年前ならこれが許容されたのかもしれませんが、今現在では少し厳しいかもしれません。
よって、現在の市場価格で考えると、2年前のこの定価が適正価格という印象を受けました。
2年前にこの値段は少し割高かも。

この頃はあまりPVC完成品に興味が無かったので、このフィギュアは自分にとっては新鮮でした。
その分、入手が大変になってしまっていますけどね・・・。
ただ、今手に入らないから高いのであって、プレミア価格分の価値があるかというとかなり怪しいものです。
値段にだまされないように気をつけましょう。

しかし、この作品は立体化に恵まれてますねぇ。
グッスマから制服版が2種、ALTERから死神装束Ver.が2種。
そして今月にはALTERよりデス先生が3年越しでの発売。
まさかこれだけの間を置いてまだこの作品のキャラが出るとは。
ALTER、グッスマはユニゾンシフトが好きだなぁ。

で、そろそろななついろの方にも目を向けませんか?
できればプリマ・アスパラスをですね・・・。
待てば出るだろうか?
でも、それより先にチュチュだからなぁ。
結局ユニゾンシフトか。

ここまでくるとデス先生も・・・って思ってしまうのがツライ。

以上、秋月凪でした。

コトブキヤ 1/8 イルファ

2007-12-17 19:27:41 | フィギュアレビュー

久しぶりにルリ以外のフィギュアの話題。
コトブキヤより2006年8月に発売されたイルファです。
出典はわざわざ書く必要も無い気がしますがToHeart2より。
なんだかんだでToHeart2のフィギュアって買ってる気がするなぁ・・・。

イルファは、購入するかどうか迷ってたのですが、迷ってたら買いそびれました。
まぁいいか・・・と思ってたら忘れた頃に中古で発見。
迷わず査収してきましたとさ。
¥3,990(定価)のものが¥1,480(但し箱痛み)でした。
箱の痛みも無視できるレベルで、イルファ自体は何ら問題無し。
探してみると中古でも意外とあるもんだなぁ・・・。

以下詳細です。




パッと見は普通の立ちポーズですが、上手くまとまっていると思います。
特に大きな動きもなく派手さには欠けますが、仕草が物凄く自然に感じます。
むしろこういうのは大好きです。
造形面、塗装面(肌色含む)においても特に問題はありませんでした。
浮き沈みのあるコトブキヤ製品の中でも完成度は高いのではないでしょうか。

なお、実際の髪と服はもう少し暗い青色です。
露出強すぎた orz




こういう立ちポーズのものは左右方向の情報が少ないものが多いのですが、
このイルファはそんなことを微塵も感じませんでした。


右手で耳のアンテナ(?)に触れる仕草がかなり自然です。




後姿は少しあっさり目。


顔はかなり可愛いです。
アイプリントも綺麗ですし。
肌色に関しては特に気にはなりませんでした。
これで髪がもう少しシャープなら文句無しだったんですが、流石に欲張りすぎでしょう。




顔はどの方向から見ても破綻無く可愛いのですが、髪の造形が少し寂しいので分割線が目立ちます。


後頭部は少しディテール甘めかも。
耳のアンテナ(?)は2重になってますがさすがに可動はしません。


胴体。
服の皺もクドくない程度にしっかりと。


絶対領域。
スカートは許容できる程度にダル目。
あと分かりにくいですが、指には爪のディテールが入ってます。


ローアングルで前後から。
なお、イルファはキャストオフできません!
コトブキヤにしてはかなり珍しい気がします。
自分はキャストオフに関してはどっちでもいいので特に気にはなりませんが・・・。
パンツはあっさり目。
太ももが意外と肉付き良いです。


少し引いた右足が全体の表情付けになっています。
脚の曲線も自然です。


靴は光沢仕様。


司令官と。
全高は19cmで、標準的な1/8サイズ。



まとめ
派手さはありませんが、良く出来ているのではないのでしょうか。
上手く自然にまとめられていると思います。
むしろコトブキヤのToHeart2シリーズの中では一番魅力を感じたのがイルファだったり。

最近ではコトブキヤ標準装備のスカート着脱が無いというのも珍しい気がします。
では、その分恩恵があるのか、というとそんなこともなくただ外れないだけなんですけどね・・・。

ちなみに、これが発売されたのが2006年の8月で定価は¥3,990。
そして2007年12月に発売されるシルファは定価¥4,725。
同じメーカー、同じようなボリュームのフィギュアが16ヶ月で+735の値上げ
とんでもねーな。
こういう実態を目の当たりにすると、先行きがホント不安でしょうがないです。
まさかキャストオフ機能を搭載したがために値上がった訳じゃないですよね?ね!?

そう考えると物凄くコストパフォーマンスに優れる逸品だと思います。
いや、ホント大きな不満無いんですよね・・・。
キャストオフ不可?
そんなに脱がしたいですか?
パーツの構造上、イルファは無理な気がします。
それでも頑張る人は居るんだろうけど・・・。

以上、イルファでした。

海洋堂 リボルテックダンボー

2007-12-06 00:00:00 | フィギュアレビュー

海洋堂より発売されたリボルテックダンボーです。
よつばと!よりまさかの立体化。しかもリボルテックで。
このシリーズのラインナップは何でもアリだなぁ、ということを再認識しました。
しかも今回は目がLEDにより光るという無駄なギミック付。
そして、そのギミックに惹かれて買ってしまった自分。
あーあ。

発売は'07年12月、定価は¥2,205となっています。
なお、Amazonにてアマゾンボックスバージョンが発売されていますが、そちらも大人気のようです。
そっちはそんなに惹かれなかったのでスルー。
ま、1体あれば十分だしなぁ。

以下詳細です。




パッケージの上面。
ここまでダンボーになってます。
これはあと5体買ってこの箱で作れってことか?


ダンボーです。
某ねんどろのようにユルさ全開。
トロクロと同じベクトルの製品な気がします。
見た目は見事にダンボールで、面の微妙な歪みやエッジ部分のシャドウなどが非常に効果的に使われています。
各関節にはリボ球が使用されてはいますが、可動範囲は狭いです。
これがアクションフィギュアかと言われると首を傾げざるをえません。
あと胸のワンポイントがいいアクセントになってます。
さすがにお金は入りませんけど。


背面と左側面です。
頭部の左側面にスイッチがあります。
全体を構成する面は同じなので、どこからどう見ようと代わり映えはしません。


首、肩、脚が可動しますが、各部品が干渉しまくるのでほとんど動きません。
表情を変える程度でしょうか。
みうらはよくこれで階段を下りれたなぁ。


最大のウリの目の点灯。
明るいところでもハッキリと点灯したのを確認できます。
構造に関しては後述。
暗いところでやるとなかなかに不気味です。


頭部。右は上から。
どこからどう見てもダンボールです。
本当に蓋が開きそうな縁のディテールがリアル。


首を外して、胴体の上面にはダンボールのプリント。
これ、3mm角程度の大きさ無いんですが、ハッキリと読めます。
凄いなぁ。


オプションのみうらヘッド。
表情に動きが無いので使いどころが難しいです。
もっと動きのある表情だったら色々と遊べたのかもしれないんですが・・・。


お約束。
でも、これ以外の使い道が思いつきません。


よつばと。
身長が同じくらいになっているけど、実際はみうら(ダンボー)の方が頭一つ分大きいはず。(5巻23P参照
アレ?同じスケールじゃないじゃん!
>サイズは「よつば」と同じなので(商品説明より)
って、同じなのはスケールじゃなくて、商品サイズってことですか!?
その発想は無かったわ・・・。


ダンボー分解。
こうなるとホントにただのダンボールにしか見えません。


一応、ベースプレートが付属しています。
しかし、使用しなくても安定して自立できるのであまり必要ないかも。


比較。
ダンボーは意外と大きく感じますが、全て直線で構成されているからそう見えるのでしょうか。
全高は約13cmです。
よつばよりももっと大きくなきゃおかしいのになぁ・・・。
しかし、こうして並べてみるとコンボイの情報量が多く見えます。



ここからは頭部の構造です。
発表当時からダンボーの目を高輝度化しようと企んでいたものですから・・・。
早速分解です。
上の写真は頭部を下から見たものです。
まず、3箇所のネジを外します。
ぶっちゃけ、これで分解終了。


内部はこんな感じになってます。


電池、スイッチ、LEDの簡単な回路です。
回路図を書くまでも無いくらい基本的なもの。


LEDは2個並列に接続されてます。
しかし、保護抵抗無しですか・・・。
半田付けもかなりイモハンダではないものの結構いい加減だなぁ。


そして点灯・・・って、え!?
白色LED!?
なんでこんな良い物使ってるのさ?
てっきり使用されているのは黄色LEDだとばかり思ってました。
だからこそ高輝度化しようと思ったのに・・・。
いや、これにはかなりびっくりしました。
ちなみに径は3mmの物です。
5mm径のものに交換するくらいはできそうかも。
※ 白色LEDはLEDにおいては高価。黄・緑・橙・赤などと比較すると2倍近い価格。更に消費電流も大きい。


目にあたるプレート。
これで目の色を変えてます。


プレート無しの状態。
めちゃめちゃ怖いんですけど。


プレート無しで発光。
結構な光量です。
さすが白色LED。
っていうか、これならLED変更する理由無いじゃん・・・。


ダンボイ。


まとめ
海洋堂GJ。
・・・としか言いようが無いのが悔しいなぁ。
ここまでダンボールを再現してるとは思いませんでした。
何より悔しいのが、やろうとしていたことを既にやられていたこと。
自分で改造しようと思ったら、既に・・・。
絶対、高価な白色なんて使ってないと思ったのにな。
言い換えれば、これを黄色にすればもう少し製品コスト下げれたんじゃ?

残念なのはスケールの統一が図られていないこと。
よつばを基準にすると、やっぱダンボーはもう少し大きいはずなんだよなぁ。
サイズの統一を謳っておいて、合ってないってのはどうよ?
そこだけが残念でなりません。

ま、癒し系マスコットとしてはアリかな。
いや、これはホント可愛いと思いますよ?

以上、ダンボーでした。

コトブキヤ 1/8 ゼクティ・アイン

2007-12-02 18:09:22 | フィギュアレビュー

コトブキヤシャイニング・ウインドシリーズ第2弾、ゼクティ・アインです。
見本写真を見て即座に予約して、クララクランの出来の良さに更に期待が大きくなって、さてどうなることやらと思ってたんですが、中々に良い感じです。
見本からの劣化も無く、コトブキヤのネックの肌色も問題無く。
このシリーズはこの安定度を保ってほしいところです。
定価は¥6,090。
クララクランと同価格のはずなのにこのボリューム差は何だろう・・・?

以下詳細です。




髪をかき上げる仕草が自然に決まっています。
ポーズとしては大きな動きでは無いんですが、髪の動きと服の情報量とで殆ど気になりません。
頭上のラッシィがまたなんとも。
造形は特にダルい部分も無く、何ら問題ない出来。
肌色はクララクランと同様に問題なく、他の部分含めて塗装面では問題ありませんでした。
あと、パッケージの色合いから考えると、ベースプレートの色は緑じゃないの?





見る角度を限定せず、どの方向から見ても問題ありません。
髪がいい表情付けになってます。


ゼクティのキリッとした表情と、ラッシィの気の抜けた表情のギャップが・・・。


アホ毛が少し主張強すぎな気がします。
このフィギュアでの最大の不満かも。


髪のディテールは細かく、流れるかのような動き。
全体の表情付けに大きな役割を果たしてます。


顔の方も文句無く、良く出来てます。
前髪はもう少し頑張って欲しかったかな。
あとはアホ毛の生え際か。
なんか角みたいなんだよなぁ・・・。


胸。
中央の紐の部分が設定通りでないのが減点。
ここがちゃんと抜ければ印象変わると思うんだけどな。


腰とかヘソとか。
スカートも作りが細かい。
実物だと腰周りのグラデーションはもう少し強め。


手首は指の爪のディテールが入ってます。
残念ながら塗装はされてません。


後ろから。
スカートが短いので、水平以下のアングルで簡単に見えてしまいます。
右はフツーにローアングルですけど。


絶対領域とかブーツとか。
太ももの肉感はそこそこ。ニーソは透け塗装無しです。
あと、ベースとは裏からネジ止めされてます。


ラッシィ無し。
個人的には無い方が好きかも。
頭の羽飾りが隠れてしまうのは惜しいよなぁ。




しかし、この状態の方がアホ毛の違和感は大きいかも。
羽飾りはしっかりと作りこまれています。


尖った耳と羽飾りとアホ毛の配置が良くバランス取れてます。


この髪の出来は秀逸だと思う。


未確認浮遊生物ラッシィ。
ゼクティの頭には乗っているだけで、固定はされません。
しかし、コイツもユルイ顔してるなぁ。
全高は4cm弱と耳(?)の分高さがあります。


しかし、後方や側面から見ると何がなにやら。


スカートは着脱可。
内側は塗装されてません。
なんかこれはコトブキヤの標準になってるよなぁ。


ということで、キャストオフ。


脱げるから脱がしたけど、脱がす必要性を感じません。


しかし、見えない腰周りは結構しっかりしてます。
パンツも力入ってるし・・・。
なお、分割線はパンツの上のラインです。


寸法比較。
ラッシィを含むと21.5cm、ゼクティのみで20.5cmです。
標準的な1/8サイズですね。


先発のクララクランと。
やはりシリーズそろえて並べたくなるものです。
しかし、これが同じ値段・・・?
わかるような、わからんような・・・。


まとめ
特に致命的な問題もなく、よく出来ていると思います。
期待を裏切らない出来だったと言えるんじゃないでしょうか。
特に髪。
やはり靡く長髪は立体栄えしますね。

不満としてはアホ毛が主張強すぎるのと、胸元の抜き。
アホ毛はもう少し細い違和感は減るんじゃないかと。
胸元は立体的になって、肌色が加わって印象変わると思うんですけどね。
両方とも細かい部分ですけど、全体の完成度が高いとどうしても気になってくるんだよなぁ。

このシリーズはまだシーナやらクレハやら続くみたいですが、今後はどうしようかなぁ。
シーナは今月のようですけど、・・・キツイなぁ。
揃えたいとは思うんだけど、ね。

以上、ゼクティ・アインでした。

WAVE 1/6 向坂環 水着Ver.

2007-11-30 19:38:38 | フィギュアレビュー

WAVEより発売された向坂環 水着Ver.です。
9月に発売されたばかりだというのにAmazonにて¥3,500(44%OFF、定価¥6,195)という下落っぷり(現在は終了)。
気になって、しかしスルーしたものがこういう値段になっていると迷う理由は弱い訳で・・・。
結局買ってしまいましたとさ。
タマ姉のフィギュアは数多く発売されていますが、その中で一番特徴的なフィギュアではないかと思います。
ただ、そのせいでえらく写真が撮り難かったのですが・・・。

なお、このタマ姉はイベント&通販限定で色変えの白水着Ver.が数量限定で販売されています。
そっちはあまり惹かれなかったのでスルー。

以下詳細です。




水着姿で寝そべった特徴的なポージング。
その表情とあいまって扇情的な雰囲気を醸し出しています。
1/6ということでそのサイズは結構なもので、全長は20cmを越えます。
置き場所に凄く困る仕様だったりします。
ちなみに、箱の状態だと顔を拝むことができません。
どうすりゃいいんだよ・・・。




全身を3方向から。
高さは5cmにも満ちません。
水着姿なので大抵は情報量は少なくなりがちですが、そんな感じはあまり受けませんでした。
ポージングって大事なんだなぁ。


上から。
パッケージの状態だとこんな感じです。
顔は見えませんが、気に入っているアングルではあったりします。


対照的に、下からだとかなりがっかりな仕様。
接地部分はまっ平らです。
髪の毛はしょうがないにしろ、胸とか太ももとか腕とかは何とかして欲しかったなぁ。
置いたときに安定しない分はベースプレートでフォローすれば良いんじゃないですか?
ここはかなり残念な部分。


ベースプレートはシンプルなクリアのもの。
ただ置くためだけのものですが、それで十分かと。
また、プレートに鏡のように写りこむので、見えにくい部分もうっすらと映り込んだりします。


バックペーパーを少し変えて。
バックの色が濃い方が少しはっきりと写ります。


上から。
プレートはかなりな大きさ。
左上の(C)2004 AQUAPLUS MADE IN CHINAの印刷が邪魔です。


この辺がベストアングルかと。
しかし、撮影においては顔に光が届きにくくて四苦八苦。
見所は尻~太ももにかけてのボリュームじゃないかと。
ベースプレートが無い方がスッキリしますが、摩擦による色落ちなどを考えると普段はプレートの上の方が吉でしょうか。








顔は文句無しのクオリティ。
このポーズにこの表情はもう、なんというか・・・。
光が届きにくいのが唯一の難点でしょうか。


右は下から。
前髪がもっと自然な作りならかなり良いアングルになっただろうになぁ・・・。
細かい部分ですが、爪や唇の部分もちゃんと塗装されています。


左:付属のベースプレート  右:ミラー
顔を見やすくしようとするならばやはりミラーベースでしょうか。
しかし、自前でこんな大きいミラーは持ってない為に全身は無理でした。


後ろに流れる髪の毛もディテールがしっかりと。
背中側はスッキリしていますが、その分体のラインがハッキリと。


白い肌+黒い水着+赤い髪。
色合いとしてはかなり良いバランスではないでしょうか。
水着の造形も細かいです。


胸元。
しかし、この状態だと殆ど見えません。


ということで裏から。
潰れ方が不自然ですが、水着からハミ出る程のボリューム。
流石にトップはありません。


横乳も拝めますが、なぜかスミ入れされてて不自然なことに。
水着の塗料が流れたのでしょうか。
最初別パーツかと思いましたよ。


相当に見難い部分ではありますが、お腹の方も手は抜かれていません。


こちらも裏側から。


このフィギュアの一番の見所は尻~太もものライン。
タマ姉のフィギュアの多くは胸のボリュームが凄いのですが、このフィギュアは下半身のボリュームが凄いです。


水着のシワとか、横の横の食い込みなどにコダワリを感じます。


こっちからのアングルの方が破壊力は大きいかも。
水着の隙間や腰~尻のラインがなんとも。




そしてこの太もものボリューム。
これをなんと表現すればいいのだろう?
そーいや、こんなときにぴったりな言葉があったな。
アレだ。
タマ姉たまんねぇ。


脚部全体。


しかし裏側はこの通り。
これさえなければなぁ・・・。


足裏は造形がダルイながらも指の爪まで塗られています。


折角だから縦置き。
しかし、半面が平らなのでかなり違和感があります。
右のように角度限定です。
正直なところ、何のメリットもありません!
ちなみに、この状態から倒れたせいで、髪の塗装が一部禿げました orz


左は広がった髪の毛が怖いです。
右のような角度で見ると違和感は殆どありません。


脚はあまり違和感無し。


何かにもたれかけてみたり、座らせると違和感はそんなにないかも。角度限定で。
ただ、上の2枚の写真一部修正してます。
修正前はコチラ →  


WAVEの商品紹介の写真っぽく。
少し光が強すぎかも。
やっぱ乳白アクリル板購入しようかなぁ・・・。


寸法比較。
しかし、直立しているものと寝そべっているものをどう比較しろと?
ただ、ベースプレートの大きさは伝わるんじゃないかと。



まとめ
数多いタマ姉のフィギュアの中で唯一惹かれただけあって、満足のいくものでした。
特に脚。
残念なのは接地面が平らなこと。
フィギュアではよくあることですが、これは残念でなりません。
同じ寝そべりでもちゃんと作られている物もあるのに・・・。
これ次第ではもっと印象が良くなると思うんですけどね。
しかし、マイナスポイントはそれくらいで、他はかなり良く出来ていると思います。
特に脚。
・・・一応弁解しておくと、自分は脚フェチじゃないです。
あとの問題は置き場くらいですかね。
こればっかりはどうしようもないかもなぁ。

以上、タマ姉水着Ver.でした。

やまと 1/6 動物ねーちゃん 山猫 黄玉

2007-11-25 15:33:37 | フィギュアレビュー

やまとより発売されている動物ねーちゃんシリーズより山猫 黄玉です。
動物ねーちゃんPVCシリーズの第1弾ということで、カラバリも最多。
紅玉緑玉、蒼玉、紫玉、黄玉の5種存在しています。
そのうち、蒼玉と紫玉は一部店舗限定品。
個人的には紫玉が一番カラーとしては好みなんですが、既に売り切れ。
そんな中、黄玉があみあみで半額だったので査収。
現在では在庫切れになってます。
どうしてこのシリーズはこうも投げ売りと遭遇するかなぁ・・・。
黄玉は紅玉発売から18ヵ月経ってからの発売ということで、かなり後発のものとなります。
そのため、ボーナスパーツとして眼帯と凶悪刀の2つのオプションが付属。
このオプションが付属しているのは、現在のところ黄玉と紫玉のみで、もうすぐ紅玉もボーナスパーツ付属で再販されるようです。

発売は'06年11月、定価は¥7,140です。
ちなみに紅玉(通常版)は'05年5月の発売と、結構前だったりします。

以下詳細です。




サムライをモチーフとした姿で、刀を構える姿がキマってます。
瞳の表現のおかげで後発のシリーズよりもコンセプトが猫だと分かりやすいです。
黄玉は瞳の色から来ているそうで、褐色の肌が特徴的です。
が、肌の色がずいぶんとオレンジ寄りに写ってしまいました。
実際はもう少し暗い色です。



4方向より。
情報量は比較多め。
どの方向から見ても楽しめます。


この辺のアングルが基本になるんじゃないかと。
刀を構えた姿がカッコいいです。


顔も凛々しく良くできています。
同じ山猫の他のカラーよりもより精悍な印象を受けます。


胸はかなりのボリューム。
服との隙間は別パーツである証拠。
横からも殆ど見えてます。


背面。
鞘は背中に固定。
残念ながら刀を鞘に納めることはできません。
ポニテも動きがあって、全体の表情付けに一役買ってます。
それにしても各部の装飾が細かい。


手甲や鋲の金属感が上手く出ています。
爪も塗装されていたりと、細かい作りにコダワリを感じます。


下半身。
腹筋が表現されているというのはなかなか珍しいかも。
ヘソは黒く塗装されていますが、無い方が良かったんじゃ・・・。
腿の装甲も重量感が良く出ています。


脚部。
太ももも力強さを感じさせる作りです。
脛の装甲はメカニカルすぎて少し違和感が。
・・・カッコいいけど。


尻尾。
あくまで猫じゃなくて山猫なんだと感じる部分。
縄もよくできています。


下から。
やはり脚部装甲に違和感が。
拡大すると中央の布地には縦線が・・・。


刀身は2種類付属。
上が通常のもので、下が凶悪刀となっています。
エッジは安全である程度に薄くなっているので、見栄えは良いです。
刀身は2種とも約14.5cmです。



刃は銀色での塗装、焼きの表現は刃の上にクリアオレンジでの塗装で表現。
両方とも根元には下のようなマークが。
あまりにも不釣合いだ・・・。


凶悪刀装備。
刃先が変わるだけで印象も異なります。


横からだと違いがはっきり。


オプションパーツ2点目の眼帯です。
こちらは両面テープで固定するしか手段はありません。
顔のどこかに引っ掛けることもできません。
完全に後付けのパーツですね。


眼帯装備。
ザンスカール系のMSを連想しました。
完全に悪役面です。




眼帯ひとつで結構印象が変わります。
好みでどうぞ、といった感じでしょうか。
紛失に注意。
実際、一度失くしかけました・・・。


服は別パーツで、キャストオフ可。
クリア素材に外側のみ塗装なので、色移りの心配は少ないです。
ということで、
これ以降は性的描写を含むので18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。













では、

キャストオフ。


上半身から1色無くなるだけで印象がガラリと。
この状態でも力強さはそのまま。
むしろ腹筋のせいでより逞しくも見えたり。



4方向より。
鞘が無くなってしまって、背面は少しスッキリし過ぎかも。


動物ねーちゃんシリーズはどれもこれも胸部のボリュームが凄いよなぁ。
先端は形が少し不自然かも。
色は赤味が強め。
この辺は好みの問題でしょうけど。
しかし、脱ぐと眼帯はあまり似合わないなぁ。


腹筋がはっきりと。


個人的には着衣状態の方が好きかな。
だってその方がエロいじゃん。


雰囲気を変えて。
逆光が良く似合います。


寸法比較。
座っている状態ですが、それでも全高18cm。
さすが1/6。
あと、ベースプレート上には置いているだけなので、単体で自立できます。


後発のシリーズと。
並べると揃えたくなるのは人の悲しき性。
そして買ってしまった
4種目の犬(アルマ)は12月じゃなきゃ買うんだが・・・。


まとめ
動物ねーちゃんPVCシリーズのトップバッターですが、一番良くできているんじゃないでしょうか。
プレイバリューという点では3体中トップかと。
また、ポーズも他とは違い動きのあるものなので撮影していて飽きませんでした。
後発特典のオプションパーツも遊びの幅をより広げています。

ただ、何で最初からつけないのさ?というのは疑問でしょうがないです。
紅玉も発売から30ヶ月後にパーツ追加で再販だもんなぁ。
確かに店頭ではもう見ないけど、それにしても今更感が少し。
この売り方はメーカー以外誰が喜ぶのさ?
せめて追加パーツ単体でも売るとかはしても良いんじゃないのかなぁ・・・。
そう考えるとアルマもなんか踏ん切りがつかなかったり。
というか、やまと製品が発売直後に怖くて買えなくなりました。

山猫はモノが良いだけに売り方が残念でなりません。
その末路が小売店での半額投売り。
どうかしてるぜ。
やまとはこの売り方を改める気はないんでしょうかね?
ホント、物は良いのに・・・。


以上、動物ねーちゃん 山猫 黄玉でした。

やまと 1/6 動物ねーちゃん 羊 麗

2007-11-13 20:13:33 | フィギュアレビュー

やまとより発売されている動物ねーちゃんシリーズより羊の麗(うらら)です。
動物ねーちゃんのPVC完成品としては第2弾。
こちらも例に漏れずカラバリとして芽梨乃が存在します。

発売は'06年11月、定価は¥7,140となってます。

以下詳細です。




羊ということですが、頭部、尾、手足の丸いのなど記号としてはわかり易いのではないのでしょうか。
造形・塗装の両面で特に気になる箇所はありませんでした。
服の白い部分はパール塗装になっています。
麗の特徴として、服の紐の部分がリード線を用いて再現されています。
試みとしては面白いんですが、結び目が綺麗にならないのが残念なところ。
また、この写真は後述する理由により、胴体のリード線が製品のものとは異なっています。



4方向より。
麗もクローエと同様に、見る角度は正面方向に限定されるかもしれません。
ポーズに動きがないせいかと。


顔は少しクセがあるかも。
前髪と顔の隙間が大きいので、前髪の先端のダルさが少し目立ちます。
ここがもう少しシャープだと全体として引き締まるんですが・・・。




顔~首~胸のラインに違和感を感じるのですが・・・。


髪はグラデーションが入っていますが、変化が少し大きすぎるかも。


動物ねーちゃんシリーズはどれもこれも立派な胸をしてます。
リード線がいいアクセントになっているのですが、結び目がヒョロヒョロなのが至極残念。
リード線を固定しているピンは金属(真鍮)製です。


背中も大きく開いていて、こちらも同様にリード線が。


爪も塗られています。


腰とか。
後ろは結構な食い込み。
太もも周りのデザインが変わってます。


脚部。
脛の部分にもリード線が用いられています。
しかし、地の色とリード線の色が近いので体よりは効果が薄いかも。


羊は麗と芽梨乃とで髪形が異なるのですが、麗にも芽梨乃用の髪パーツが付属しています。
頭部はこんな感じの構成になってます。
上段左側が麗用で、上段右側が芽梨乃用となってます。


ということで髪パーツを差し替えた状態。
首周りがスッキリするので印象が結構異なります。
個人的にはコッチの方が好みかなぁ。




頭頂部のリボン(?)も違う印象を与えるのに一役買っているかと。




好奇心に負けて、胴体のリード線を外してしまいました。
こうして見ると結構布面積の少ない衣装なんですね。
なお、ピンとリード線は接着されているので、この状態にすると元の状態には戻せなくなります
ピンでリード線が強く押し付けられているので、同じ径のリード線を使おうとしたら再現できませんでした・・・。


ただ、その甲斐あってかよりしっかりと胸元を観賞できるようになりました。
先端は尖ってたり。


流石にそのままにしておくのも忍びなかったので、絶縁皮膜付きの細い銅線で修復。
ケーブル径が細いので、結び目はしっかりとできたのですが、ちょっとインパクトには欠けるかも。
一番最初の写真は修復後に撮ったものです。


寸法比較。
スケールが1/6ということで結構な大きさ。
全高27cmとなってます。


クローエと。
こうやって並べてしまうと揃えたくなってしまうから困る・・・。


まとめ
クローエのついでに、と思い買ったんですが、意外と悪くありませんでした。
リード線は面白いとは思うんですけど、結び目が如何ともしがたく。
胸元の部分はともかく、脛の部分は無理にリード線にする必要は無かったんじゃないでしょうか。
もう一工夫する必要があると思います。
あと、カラバリで髪型が異なっていて、且つ差し替えパーツが同梱されているというのはありがたいところ。
ま、これならクローエの胴体みたくそんなに金掛からないだろうしね・・・。

問題なのは、もう一度出向いて半値のシュエルと芽梨乃を査収してこようかな、なんて思ってしまっている自分。
踊らされてるよ・・・。
チクショウ。

以上、動物ねーちゃん 羊 麗でした。

やまと 1/6 動物ねーちゃん 豹 クローエ

2007-11-10 20:22:42 | フィギュアレビュー

やまとより発売された動物ねーちゃんシリーズよりクローエです。
このシリーズは原型師である山こーいち(TANDEM TWIN)氏の動物ねーちゃんシリーズをPVC化したもの、らしいです。
動物ねーちゃんシリーズは気にはなっていても値段を理由に見送っていたんですが、秋葉原ボークスで半値だったので迷わず購入(10/17の時点での話。今は存じません)。
店頭にはカラバリのシュエルも同額でありましたが、クローエの方が好みだったのでシュエルはスルー。
ちなみに定価は¥7,140です。
高いと思っていた理由として、ずっと1/8だと思い込んでいました。
1/6ってしっかり書いてあるのに・・・。
実際に手にとって、このサイズなら仕方ないかなぁ、と納得できる部分もあるんですが、何か物足りないのも事実。
ポーズがシンプルすぎるからそう感じるんでしょうかねぇ・・・。

以下詳細です。




豹をモチーフにした動物ねーちゃんということで、しなやかな四肢と野性味を感じさせる顔がポイント。
ポーズは非常にシンプルですが、キャラは十分表れています。
造形・塗装の面では気になる箇所がいくつかありましたが許容できるレベル。
肌色の赤みが強い気もしますが、キャラクターのせいかそこまで気になりませんでした。



4方向より。
ほぼ素立ちなので、正面以外は面白味に欠けます。




首、右腕は若干ながら可動します。
これで表情を少し変えるくらいしかプレイバリューは無いかも。


顔に関しては文句無し。
“可愛い”とか“キレイ”ではなく、“カッコいい”というのが表現として一番しっくりきます。
頬のペイントとちらりと覗く犬歯がポイント。


目線はやや左向き。
犬歯は少し外側過ぎる気も。


耳は髪と一体化。
コスプレじゃなくて擬人化だから当たり前か。


胸は結構なボリューム。
先端は尖ってます。
紐は一体成型なので立体感に少し欠けますが、雰囲気は十分に出てるかと。


腰周り。
前も後ろも最低限隠しただけといった感じです。
髪の色と合わせているんでしょうが、紫色の尾というのに少し違和感。
紐はもう少し立体感が欲しかったところ。


下から。
全部塗られてません。
これ、少し手抜き過ぎじゃないですか・・・。


頭身が高いので脚もスラッと長いです。
ツヤありの塗装で、質感がよく出ています。
ベースプレートはシンプルで、ロゴが印刷されているのみ。
なお、このロゴは動物ねーちゃんシリーズ共通で豹になってます。


靴は少しゴツめ。


爪までしっかり塗り分けられていますが、指の造形は少しダルめ。
マニキュアの赤がいいアクセントになってます。


クローエは、キャストオフ後の差し替え用胴体がやまとより別途に販売されてました。
現在では販売されていません。
と、いうかキャストオフ用パーツが別売っていうのはなかなかふざけた売り方だよなぁ・・・。
しかもカラバリ2弾のモモにはそのオプションパーツが標準同梱(その分価格は上乗せ)。
い い 加 減 に し ろ !
金を払わないとキャストオフ出来ないなんて・・・!!

首や右腕が可動するのはこのギミックの副次的なものです。
ま、そこの部分だけは素直に恩恵を受けておきますけど・・・。




折角なので首と右腕を動かして色々と。


寸法比較。
全高26cmと結構大きめ。
頭が小さく、四肢が細いので実際よりも背が高く見えます。


まとめ
困ったことに、特筆すべき点がありません。
おそらくポーズがシンプルすぎるというのが大きな理由かと。
もう少し動きのあるポーズだと良かったかも。
1/6という大スケール故にそう感じるのかもしれません。
キャラクターは好きなのでなおさら残念です。

あとはキャストオフは別料金というのをどうとらえるか。
しかもこの別パーツ、結構な値段した気がしたんですが・・・。
オプションパーツ=モモとクローエの差額=¥2,000
だったら、後発のモモみたいに初めから同梱しろよ、と。
ただ、胴体丸ごと入れ替えだから高いよなぁ。
脱がすのならもう少し工夫した方が良いんじゃないでしょうか?
ということで今後の改善、発展に期待。

モモは・・・どうしよう・・・。

以上、動物ねーちゃん 豹 クローエでした。