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なんとなく、テキトーに。

やりたい事を、やりたい時に、やりたいように

MAX FACTORY 1/6 九重りん

2008-02-09 18:02:59 | フィギュアレビュー

MAX FACTORYより発売された九重りんのレビューです。
出典はこどものじかんより。
いつものコトながら、作品はこのフィギュアでしか知りませんでした。
初回発売は'06年の12月で、今回購入したのは11月の再々販分。
出来の良さから気にはなっていたんですが、どうも踏ん切りがつかなかった物。
購入後、レビュー書きかけで放置していたんですが、ふと論文からの現実逃避思い立ったのでこの機に。

本製品の特徴として、POLOシステムを搭載している点が挙げられます。
まぁ、要は脱衣機能(俗称:キャストオフ)なんですが、従来のものと違う点は脱げそうに見えないのに脱げるという点。
柔らかい素材を利用することで可能になっているそうですが、そこまでして剥きたいか?
POLOシステム=煩悩の結晶の技術ってことでOK?
しかし、ここまで写真を載せるかどうか困ったフィギュアは初めてです・・・。

以下詳細です。




パッケージ。
POLOシステムのロゴ入りです。


人気になるだけあって出来は良く、クオリティに関しては何ら文句無し。
この辺は流石MAXってトコでしょうか。
元はコミックス1巻3時間目の扉絵のようですが、上手く再現できていると思います。
衣服は着脱可能なんですが、どう脱がすのかがパッと見て判り難いのはPOLOの凄い所。



4方向より。
髪や服、ランドセルなど、動きがかなり自然に再現されてます。
どの方向から見ても破綻なく、よく纏められているのではないかと。

結構しっかりとしたベースが付属していますが、撮影時はあまり使っていません。
なお、中央のノートは置くだけです。


顔が見える角度だとこんな感じでしょうか。
見えそうで見えない服の中を見るか、お尻を見るか・・・。
どっちにしろなんかダメな気がします。


横から。
柔軟運動・・・にしては髪が不自然か。


ひっくり返して・・・ってこれはマズイかも。


顔はすばらしい出来。
・・・と言いたいんだけど、少し平坦で横顔に違和感。
ただ、正面から見る分にはかなりの再現度ではないかと。
髪の造形もシャープで好印象。


実際にこの体勢になったとすると、前髪ってこうじゃない気がする。
元のイラストもこんな感じなので、そんな突っ込みは野暮なんでしょうけど・・・。
あと、体勢を逆にするだけで印象が結構変わります。


後頭部とか。
髪の生え際の表現と、後頭部側の耳の形状に少し違和感を感じました。
丸い髪飾りはパール塗装です。
髪の一部はABS製で鋭く、うっかりすると刺さるので注意。


ランドセルのクオリティが異常。
造形は細かく、塗装による質感の表現も見事。
蓋と中の本は固定されてます。


ズボンの水色はもう少し暗くても良かったかも。
肉付き?ナンデスカソレ。


膝には絆創膏。


で、ズボンなんですが、こんな目立たない箇所に分割線があります。
柔らかい素材でできているため、ここから脱がせられるわけです。
これがPOLOシステム。


POLO後。
これだけでも十分マズイ雰囲気になります。
尻~脚のラインが綺麗。
あとくまパン。





先端はギリギリ見えるかどうかといったところ。


くまパン。


下から。
ツインテの底面の穴はベースとの固定用の穴のもの。
パンツは遠くて拝めません。


ランドセルは着脱可能。
1/6スケールのランドセルとしては最高の出来なんじゃないでしょうか。
というか力入りすぎ



ここからがこのフィギュアの真骨頂。
上もPOLOできます
背面を見ると思わせぶりなラインが入っています。
ここにナイフを入れた瞬間、メーカーサポート対象外どころか、人としてもサポート対象外になる気がします


ということで、以下はそのテの人大歓喜な性的表現が含まれている・・・、
かどうかは微妙ですが、それなりにマズイので18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。


18歳未満はこちらとか。

























こんなもんスクロールしておけば大丈夫でしょうか?










































ということで完全POLO。
相当にマズイ気がしますが、きっとそのテの人には需要があるのでしょう。
自分はタブンチガイマスヨ。
なんつーか、見事すぎて、かえってヤバイ
自分の感覚としては、ベクトルは違えども相沢さなえと同じくらいのヤバさ。



4方向。
どこからどう見ても・・・。
大丈夫かなぁ?削除されないかなぁ、と少しビビリ気味。


先端の塗装は無し。
これはMAX FACTORY最後の良心だったに違いない。




横に押し倒すとヤバさ倍増。




パンツはシンプル。
ここは年相応って感じです。
が、この図はまずいな。


裸ランドセル。
いくらなんでもこれはマニアック過ぎでしょう。
肩紐ちょっと失敗してますけど・・・。




司令官と。
高さはあまりありませんが、ボリュームはあります。


まとめ
上下POLOしたあとの後ろめたさが全てを物語ってる気がします。
中途半端な造形なら笑い話で済むんですが、出来が良すぎてシャレになってません。
これ、バストトップが塗装されてたら(将来的に)児ポ法に引っかかるんじゃね?
説明にはありませんが、シャツのあの分割線の入れ方は絶対確信犯だと思います。
どうも上下POLOのインパクトが強すぎてそんな感想になってますが、脱がさなくともかなり完成度は高いです。
特に顔と髪の造形が素晴らしいです。
髪がシャープだと全体が引き締まって見えるので自分としてはそれだけで高評価。
POLO無しでも十分評価できるフィギュアです。


以上、九重りんでした。

KONAMI 武装神姫 ハイマニューバトライク型MMS イーダ

2008-02-04 19:05:12 | フィギュアレビュー

2007年11月にコナミより発売された武装神姫のイーダです。
購入の際にアークと迷ったんですが、こっちの方が武装が好みだったので。
これは第7弾のものとなり、このシリーズから値段が上がっています。
参考までに、1~5弾までが¥3,675、6弾が¥3,990、今回の7弾が¥4,725。
金額が上がった分、色々とギミックも増えています。
今回のモチーフはハイマニューバトライク(高機動3輪バイク)ということで、これまでのものとは変わったイメージ。
デザインはCHOCO氏。
ちなみにCHOCO氏のHPにアークとイーダに関しては色々と情報が載っていますので、より詳細な情報に関してはそちらでどうぞ。

以下詳細です。




パッケージ。


パッケージ内側。
今回は組替えパターンの写真は無く、変形後の写真のみです。


イーダ(上)の箱ハウリン(下)の箱のサイズ比較。
値段分、箱も大きくなってます。


イーダ素体。
結構可愛く出来てます。
また後述しますが、素体のサイズが変わっているので頭身が上がってスラッとした印象を受けます。
黒地にエメラルドグリーンのカラーが映えます。
※スタンドはMMS NAKED WHITE(別売)のものを使用。


CHOCO氏のデザインを上手く再現できています。
アイプリントも文句なし。


前髪とツインテール(と中央の玉)は別パーツ。
アホ毛が少し野暮った過ぎるかな。




差し替え表情の困り顔(?)。
当初、かなり微妙な印象でしたが、意外と使えます。


(c) 2006 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. 当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
参考用に武装神姫ジオラマスタジオより。
ジオラマスタジオの方は少し幼さが残る感じがします。
あと、フィギュアで拝みにくい胸の部分が確認できます。


アンチムーバーソード"エアロヴァジュラ"(太刀)装備。
この装備がイーダ購入の決め手。
困り顔も俯き気味にして、眉が見えないようにするとこのように叫び顔として使用できます。。


アサルトカービン(短銃)。


手に持っているのはヂェリカンという神姫用添加剤・・・だそうです。
中身をゴキュゴキュと飲むようで。


ストラーフと。
全体的に一回り小さくなっています。
しかし、頭部の大きさはあまり変わっていないので、結果として頭身が上がっているように見えます。


武装一覧。
背部のモジュールが大半を占めます。
装着自体はかなり単純です。


アサルトカービン・エクステンドとエアロヴァジュラ。
アサルトカービンには後述のカートリッジが取り付けられます。
そしてそれぞれには注意書きが・・・。


注意書き拡大。
「サワルナ」がエアロヴァジュラ、「アツイ」がアサルトカービンエクステンド。
分かりやすいけどカタカナってどうよ?


カートリッジ(上)×3とヂェリカン(下)×3。
ヂェリカンはオイル、クーラント、ニトロの3種があり、全てクリア成型。



武装状態。
コンセプト的には近接戦闘主体で、ストラーフと近いものを感じます。
デザインのまとまりもよく、かなりカッコ良いです。
背部に重量の偏った装備ですがスタンド無しで自立可能なのもポイント。
各部に大胆に入っているマーキングも全体を引き締めるのに一役買っています。
ただ、プラスチックの成型色が少し安っぽく見えてしまう気も。


側面、背面から。
側面から見るとアームパーツに埋もれてますね・・・。


バストアップ。
頭部のバイザーはこれくらいの角度がベストかも。
パッケージみたいに完全に跳ね上げてしまうと少し微妙。


ツインテールの取り付けは2パターンの選択式。
個人的には左の方が好み。
バイザーと頭部の隙間が気になります。


上の写真の右のパターンは横からだとこんな感じ。


バイザーを下ろした状態。
バイザーはクリア成型ですが、ちょうど目の位置に厚みがあるので右のように上からでないと目は見えません。


今回最大の問題はこの胸パーツ。
腕部と干渉しまくるのでポロポロ外れます。
あと地肌の部分が拝みにくいのも問題。


これ以上脇を閉めようとするとポロっと胸パーツが外れます。


足首は変わったデザインで、歩行用の脚というよりはランディングギアのイメージでしょうか。
ピッチ(縦)方向の1軸しか可動しないため、接地性はあまり高くありません。


背部はゴテゴテしてますが部品数は少なめ。
付属のスタンドは専用のアタッチメントを使用して取り付けます。


アームパーツ単体。
コレだけでもかなり凝っていて、爪、グリップ、ジョイントがしっかりと可動します。
このあたりは技術の積み重ねや、コストアップの結果がしっかり反映されている印象を受けます。


以下テキトーに。








アサルトカービンにはエクステンドバレルが装備できます。






さて、ここからは第7弾の特徴であるトライクモードへの変形について。
差し替え無しの完全変形えではありませんが、ストレス無しで変形が可能です。
組み替えても部品の余りが無いのも好印象。


特徴的なのは背面のパーツの変形。
左が人型状態、右がトライクモード。
差し替え無しでこのように展開します。
また、軸の部分にはロック機構が設けられているので、自重で下がってくるなんてことが無いのも嬉しいところ。


イーダ トライクモード。
個々のパーツの移動はシンプルですが、シルエットががらりと変わるのが面白いです。
タイヤはゴム製で、この状態で転がし走行が可能です。


前後から見る意外とシンプル。
少し内股気味の脚と、グリップを握って操縦してる感が伝わってくるのがポイント。


横から。
一部パーツの角度がおかしいかも。


上から。
後部の前進翼が前後のボリュームの差をうまく解消している気がします。






爪が収納状態ではインテークっぽいデザインで処理されていて違和感無いです。


このように2人乗りも可能。


2人目はもう少し前傾姿勢で乗れた方がまとまりは良かったかも。




こちらは武装パーツのみで構成されたトライク。
ヴィシュヴァ・ルーパーと言うそうです。
イーダの部分をサポートパーツと差し替えることで構成されます。
シルエットはトライクモードと大差ありませんが、正面からだとメットの部分のスペースが少し寂しいかも。


横から見る分には、トライクモードど大差ありません。


ヴィシュヴァ・ルーパー+イーダ。
素直にトライクモードに変形した方がカッコいいです。


ファスト・オーガとの比較。
ファスト・オーガが2体分の武装パーツであるのに比べて、ヴィシュヴァ・ルーパーはイーダ単体のパーツ。
色が統一されている分、ヴィシュヴァ・ルーパーの方が見栄えは良いです。


コンボイとの寸法比較。
高さはありませんが、横のボリュームはなかなかのもの。


ストラーフ(左)、ティグリース(右)と。
ちなみに左から、¥3,675、¥4,725、¥3,990となってます。
ストラーフのコストパフォーマンスの良さは異常。
ただ、イーダもギミックは満載なので遊ぶ分には十分値段相応と言えるかも。
ティグリースは工夫次第ですね。



まとめ
コストアップの結果が製品にしっかり反映されていると感じられました。
色々と挑戦的で、プレイバリューも多く十分に楽しめます。
顔に関しても可愛く出来ており、武装神姫の弱点が解決された感じがします。
腕部の可動に関しても、ストラーフなどと比べるとかなり動くようになってますし。
こういう技術の積み重ねは嬉しいところ。
ただ、胸パーツの外れやすさは何とかならんものか・・・。

また、素体のサイズが変更されているのが微妙に謎。
どういう意図があって小型化したんでしょうか。
第7弾だけのものなのか、第8弾以降もこのサイズなのか、そこが気になります。

さて、アークはどうしようかなぁ・・・。

以上、イーダでした。

グッドスマイルカンパニー 1/8 シャル・ルズマン

2008-02-02 08:41:37 | フィギュアレビュー

グッドスマイルカンパニーより発売されたシャル・ルズマンのレビューです。
シュラキはこれで3作目となりますが、購入したのはこれが初。
今回は出荷数が増えたのか、ようやく買えたって感じです。
とは言ってもろくにこのシリーズ知らないんですけどね・・・。

定価は¥6,800。
内容としては、フィギュアの他にフルカラーの冊子とドラマCDが付属しています。
CD付いてこの価格なら十分安い気がします。

以下詳細です。




パッケージ。
差し換えパーツがあるせいかかなりデカイです。


ドレスを翻し、レイピアを構えた姿での立体化。
赤を基調とした鮮やかな色合いが目を引きます。
元絵を上手く立体化出来ているんじゃないでしょうか。
各部の作りこみも素晴らしく、グッスマのこのシリーズへの力の入れようが伺えます。
中の人CVは田村ゆかりさん。確かにそんな感じの童顔です。




ぐるりと1周。
前には突き出した左腕とレイピア、後ろには翻ったドレスとドリル。
バランスはとても良いと思います。
顔が少し俯き気味なので、見上げる感じがベター。
あと頭身は若干高めです。


キリッと前を見据える感じがカッコいいです。
ただ、元絵より幼さが少し残る印象を受けます。
服の装飾もかなり細かく再現されています。
しかしそれよりも目が行くのは横乳・・・。




レイピアは着脱可。
しかしこれでは、殴りかかろうと拳を振り上げた図にしか・・・。


なかなか立派な胸。
先端は尖ってるんですが・・・。


左腕の籠手。
金色の塗装が綺麗です。


右腕。


大きなリボンと特徴的なドリルロール。
これはフィギュアでしか出来ない髪形かと。
ABS製っぽいのでヘタレる心配はなさそうです。
いや、お見事。


ドレスはパール仕上げで、光の当て方により色が変わります。
なかなかにキレイです。


ドレスから覗く下着・・・とは言ってもデフォで見えてるんですけどね。


脚のラインもキレイです。
上も下も隙がありません。
ただ、ブーツはもう少し落ち着いた色でも良かったんじゃないかと思います。


ベースは敷き詰められたレンガのモチーフ。
痛み方が結構リアルです。


レイピア。オレアード・ヴェーラという名前だそうですが。


服(天涙の衣)はダメージVer.に差し替え可能です。
脱がすのが微妙に難しかったりします。
ななの館さんのレビューにてバラした写真があるのでそれが参考になるかと。


ダメージVer.
服が破れ、下着などが露出した姿となります。
が、見所であるドレスを破いてしまうのはどうかと思います。
あの衣装があってこそのシャルだと思うんですけどねぇ・・・。




なんか上下のバランスが悪い気が。
ドリルのボリュームに負けてません?


服の結構な部分が破れてしまっています。
色々と違和感を感じるのですが、原因は服だけ破れているのに傷一つ負っていないという点でしょうか。
いや、こればっかりはどうしようもないんでしょうけど・・・。








服の破れた表現は上手く再現できていると思います。


そして、第3形態の下着姿。
この姿はダメージVer.差し替えの為の副産物なんでしょうけど。
ダメージVer.なんて半端な状態より、いっそこの方が潔くて好みです。



脱いでもバランスの破綻が無いのは流石。
ただ、後ろから見るとドリルのせいかバランスがおかしいかも。


籠手がゴツイせいか、腕などかなり華奢に見えます。


バストトップ表現は無し。
着衣状態では尖っていたのになぜ!?


しかし、下着の造形細かすぎです。


ウエストのくびれから太ももに至るまでのラインがとても綺麗。
脱いでも凄いのな。


司令官と。
ドレス、ドリルによって結構なボリュームとなっています。


フィギュアの他にブックレットとドラマCDが付属。
折角なので、ドラマCDをBGMに撮影してました。
しかし、前2体を購入してないので、これまでの経緯がサッパリ。
ブックレットにせめてこれまでのあらすじくらい書いておいて下さい。
キャラソンの方は歌・田村ゆかり、曲・Elements Gardenということで期待以上でした。
エレガの曲でワルツっぽくするとこうなるんだなー、と。


まとめ
ゴメンナサイ、シュラキシリーズ舐めてました。
あぁ、確かにこれは人気にもなるわな、と人気の一端が理解できた気がします。
ドラマCDなんてつけるくらいなら安くしたら?と思ってた時期もありましたが、フィギュア単品でもこの値段で買う気がします。
少なくともシャルに関してはそう思えました。他のは買ってないので何とも言えませんが・・・。
ABS製の髪、パール仕上げのドレスなどかなり凄いと思いました。
むしろあの髪はどんな金型で抜いたんだろうか・・・。

ただ、腑に落ちないのはダメージVer.への差し換えギミックの存在。
これ必要なのかなー、と。
シャルの場合、特徴であるドレスをわざわざ無くしてしまう必要があるのかと。
もう少しドレスの広がりを生かしたダメージ表現なら良かったんですけどね・・・。

今後はニーダリゼが控えていますが、リゼは既に予約済み。
ニーダは・・・多分スルー。
妹鳳の2作は気が向いたらかなぁ。
しかし、フィギュアだけで終わるには勿体無いシリーズだとは思うので、今後の展開に期待。

以上、シャルでした。

ALTER 1/8 KOS-MOS Ver.4

2008-01-26 01:19:38 | フィギュアレビュー


2007年12月にALTERより発売されたKOS-MOS Ver.4のレビューです。
出典はXenosagaⅢ[ツァラトゥストラはかく語りき]より。
ゲームはやったことありませんが、KOS-MOS自体は他にも商品化されているのでキャラクターとしては知ってはいたりします。
不名誉な物では邪神なんてのもありましたっけ・・・。
で、今回のALTER版ですが、KOS-MOSの決定版と言って差し支えのない完成度。
このクオリティなら¥7,140は決して高くないです。

以下詳細です。



パッケージ。
このまま飾れるクリア仕様。
箱としての強度は落ちますが、個人的には大歓迎。


ガトリングガン装備での立体化。
戦場の風を受けて佇むイメージでしょうか。
ポーズとしてはあまり特筆すべきものはありませんが、全体に散りばめられた情報の密度が異常なまでに高いのが特徴。
もう、ここまでやるか!ってくらい作りこまれています。
このカッコ良さに惚れました。
しかし、情報は過剰な訳でもなくちゃんとまとまっているのが更に凄いところ。





どこから見てもスキの無い作りで、シンプルなポーズながらもかなり立体栄えします。
後方に広がる髪がいい表情付けになっています。


少し俯き加減なので、視線はやや下向き。
クリアの髪と、パール調の白と、光沢のある金色が上手く調和しています。




顔の造形も見事。
髪はクリア整形で、透明感が上手く生かされているんじゃないかと。
額中央の緑色の部分もクリアパーツです。


バストアップだけでもこの情報密度。
どんだけのパーツ数なんだよ。




後方に流れるように広がる髪が素敵です。
これがクリア素材じゃなかった場合ってのがちょっと想像つかないかも。




こんな細かいところにもしっかりと文字が。


バストの一部が露出している素敵コスチューム。
ボリュームも中々のもの。
服の皺もお見事です。


手首。
ガトリングガンは着脱不可。


背中のディティールも抜かりなく。
紫色の部分も金属っぽい光沢がよく再現されています。
てかフツーに尻見えてるし・・・。


太もも、腰周りもこの通り。
どこを切り取って見ても凄いなぁ。




裾が短いので前も後ろもよく見えます。
これは良い太もも。


脚は自然体ながらも力強さを感じます。
ラインも非常に綺麗です。


こんなところまで作りこまれてます。


ベースには足裏にダボを差し込むだけなで、固定には強度面で少し不安が残ります。
もう少しがっちり固定してくれた方が安心できるんですが。
もしくはダボを深くするとか。


繊細なKOS-MOSとは対照的に、無骨で巨大なガトリングガン。
強度保持のためか、着脱不可なのが残念。
これもとんでもなく作りが細かいです。


この辺はもう少し金属感のある塗装をして欲しかったところ。




いや、作り込み過ぎだって。


ベースはALTERにしては凝ってます。
シンプルながらKOS-MOSのイメージに合っている気がします。


コンボイと。
大きさ自体は標準的なサイズなのですが、情報密度が高いためか大きく見えます。


まとめ
こいつは強力すぎる・・・。
圧倒的なまでの作り込みと効果的に使用されたクリア素材、質感が上手く表現された塗装など見どころ満載。
それらがバランス良く見事にまとめられています。
ここまでやるか!という凄まじいクオリティ。
1/8としては割高ですが、これなら納得。
発表当初は1/8で7kオーバーか!と思ってたんですが、こんなもん見せ付けられたら文句の付けようもありません。
個人的には2007年に発売されたフィギュアで最も完成度が高いと感じました。
文句の付け所がありません。
これがALTERの本気か。
これのせいでT-elosも予約しちゃいましたし・・・。
早く欲しいなぁ。

以上、KOS-MOS Ver.4でした。

ALTER 1/8 デス先生

2008-01-22 20:58:46 | フィギュアレビュー

ALTERより2007年12月に発売されたエアリオデス先生です。
出典はPeace @ Piecesユニゾンシフト)より。
もう3年前のゲームになりますが、まさかの立体化。
この作品は過去にヒカルとナギが2種類ずつ立体化されているので、フィギュアとしてはデス先生で5体目となります。
愛されてるなぁ、この作品。
価格は¥6,615と1/8にしては少し高額ですが、それに見合うだけのボリュームのある作品に仕上がっています。

以下詳細です。




パッケージ。
中身の割には大きめのサイズ。


圧倒的な髪の造形と、それに見合うスカートのボリューム。
この完成度は流石ALTERといったところでしょうか。
原型は森川裕光氏。
※画像クリックで拡大するかも





ぐるりと1周。
なんといっても髪の造形が素晴らしいです。
どの方向からも隙無く楽しめます。


髪のパステルカラーと服のブラウンが絶妙にマッチしています。
この造形と配色のバランスは見事。
顔が俯き気味なので、少し見上げる感じベスト。


このフィギュアにおいて一番初めに目が行くのが髪かと。
一房だけ見ると少し大味な感じの造形ですが、全体として見ると非常に良く作られています。
黄色いリボンも良いアクセントになっているかと。


バストアップ。
この顔はまさしく森川氏の作るのいぢキャラ。


こうして見ると、髪のボリュームが圧倒的です。


目が隠れる横顔がお気に入り。




右手にとまっているカナリアのぴよ。


造形は少し大味ですが、全体の表情付けには欠かせない存在かと。
着脱は出来ません。




フワリと自然な感じのスカート。
上半身に負けないくらいのボリュームがあります。
広い面にグラデーションが入っているので間延びした感じはしません。


スカートの中身はシンプルな白。
流石にこのスカートは脱げません。


寸法比較。
全高は約18cmなのでそんなに大きくないです。
が、単体で見ると結構大きく見えます。


ヒカルナギと。
折角なのでグッスマの制服版で。
死神装束Ver.とはいろんなとこで見ますし。
意外とデス先生が小さいことがわかります。
全員視線が一致しないのが残念。



まとめ
今更なんて言わせないだけの高いクオリティの作品に仕上がっています。
原作を知らなくても買ってみようかな・・・と思えるだけの魅力はあるかと。
正直なところスルーする予定だった自分も捕まってしまいましたし・・・。
不満といえる不満も特に無く、総じて満足しています。

最近のALTERの造形は他社に比べて抜きん出た形になってきた印象を受けます。
できればこのクオリティでななついろをですね・・・ってアレはグッスマか。
ユニゾンシフト作品は立体化に恵まれているので、今後も色々と立体化されることをちょっと期待しています。
・・・ゲームはやってないですけど・・・。

以上、デス先生でした。

メガハウス クイーンズブレイドP-4 冥土に誘うものアイリ

2008-01-21 05:34:44 | フィギュアレビュー

メガハウスより2007年12月に発売された冥土に誘うものアイリのレビューです。
クイーンズブレイドシリーズの第4弾とのことですが、このシリーズは初購入。
このシリーズは脱衣に対する情熱をひしひしと感じるのですが、今回もその例に漏れず。
脱ぐこと前提で作られてるんだもんなぁ・・・。

第4弾ということで、同時にニクスも発売されましたが、殆どの店舗ではアイリだけが無くてニクスが残っているという有様。
そんなにメイドは人気か。
かくいう自分も購入理由はメイドだから
あと決定打となったのは表情。
早めに見つかって良かった・・・。

メガハウスっていうとイザークしか購入したこと無かったので、
製品クオリティはあまり高くないイメージがあったんですが、認識を改める必要がありそうです。
そりゃアレと比べちゃ失礼ってもんですよね。 <それも失礼。


以下詳細です。




パッケージ。
側面にはニクスの姿も。


大鎌を構えたメイドさんという珍妙な出で立ち。
ポーズとしては動きも無く地味ですが、顔の表情に惹かれました。
なお、本来は鎌の刃は上向きが正しいのですが、絵としては刃が下向きの方が収まりが良かったり。
造形や塗装に関しては何ら問題を感じませんでした。

一番凄いのは脱げそうに見えないこと。
分割線も殆ど目立ちませんし、スタイルの破綻も見られませんし。
少しウエストが太めかな、と感じるかもしれませんが十分許容範囲かと。
いやー、凄いコダワリ。





ぐるりと1周。
鎌はこの向きが正しいものです。
動きはあまりありませんが、体のひねりや首の角度などによって表情は結構変わります。


鎌は着脱可。
何も持ってないと謎のポーズですね。
鎌は持たせにくい、保持できないといった話題をよく目にしましたが、自分のものは特に問題は感じられませんでした。


情報量は結構多め。
白と黒のコントラストが良い感じなのですが、白い部分に間延びした印象も。
ここはシャドウを入れて欲しかったところ。


アイリのこの表情にやられました。
この表情じゃなかったら買ってないです。
視線はやや右寄りなので右からのアングルが非常に映えます。


アイプリントは非常にきれいで、口の塗装も丁寧。
右からだと鎌が邪魔だなぁ・・・。


後頭部はややあっさり。
ツインテールの付け根あたりが少しいい加減な気も。


胸は結構なボリューム。
先端の表現は無し。この段階では。
中央の皺があまりそれっぽくないのが残念。
リボンが無ければ谷間が拝めるんですけどねぇ・・・。


鎌の柄と手首。
柄は木の質感が良く出ています。
柄を手首に乗せる感じなので外れやすいのはしょうがないかも。
右手は少しキツめに握る形になってれば良かったのかも。


背面から。
ツインテール、リボン、フリルと情報量は多め。
後ろからだとウエストは太さを感じるかも。


ローアングルから。
どうでもいい話題ですが、メイドに関しては絶対領域がほぼ標準装備されている気が・・・。


脚はメリハリが利きすぎな気も。
膝のくびれは少し不自然かも。


ベースプレートとの固定は足裏にゲタを履かせる形。
ゲタ要らなくね?


アイリにスケール表記はありませんが、サイズは単体だと標準的な1/8サイズ。
しかし、鎌を持たせると30cm超のサイズに。
というか、鎌単体で司令官以上のサイズですから。


ここからがクイーンズブレイドシリーズの本領発揮。
一見脱げなさそうなメイド服が見事なまでに脱げます。
そこまでして脱がしたいか?


一般的(?)なフィギュアだとここで終了なのですが、これで終わらないのがこのシリーズ。

ということで、
これ以降は性的描写を含むので18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。














てことで、キャストオフ。


メイド服もメガハウスの手にかかればこの通り。
体に一切の分割線が無いあたりが手馴れてる感じを受けます。
なお、脱がし方に関してはfoo-bar-bazさんのレビューが判り易いかと。





脱げてもポーズは変わらないで、鎌がないとキマらないのは相変わらず。
しかし、この状態で何ら破綻することがないのは凄いなぁ。


ウエストに関してはこの状態を基準に作られているから着衣状態で少し太く感じるのでしょう。
基準はこっちか・・・。


バストアップ。
先端の造形・塗装の気合の入りっぷりが凄いことに。
先端だけじゃなく形もかなり自然だしなぁ。




腹、腰周りの造形も凝ってます。
ところでローレグは流行ですか?


鎌だけ。


服のパーツはいくつかに分割されているので、組み換えて遊ぶことも。
これはエプロンだけ外した状態。
スカートの端の部分の厚みを気にしなければアリだと思うんですけどね。


スカートだけを外した状態。
一見するとフツーですが、後ろから見るとパンツ丸見え。


まとめ
脱がす必要性を理解できないのが困ったところ。
いや、脱がなくても十分な出来で、それで満足できてしまっているので余計にそう感じるのでしょう。
脱いでも凄いのは分かるんですけどね・・・。
服の分割線の目立たなさや、着衣状態でのまとまりの良さ、脱衣状態でのバランスの良さも分かります。
でも、脱がす必要があるのか、と。

やはりそういう需要って多いんでしょうかね?
あ、キャストオフとかエロとかを否定するつもりは無いんです。
ただ、そうしなくともちゃんと勝負できるのでは?と思えるクオリティだけにこのギミックは必要なのかなー、と。
でもこれが脱げないとなると、やはり売り上げ減るんだろうなぁ・・・。
個人的にはバストトップの塗りに力を入れるよりは、エプロンにシャドウやグラデが入ってくれた方が嬉しいです。
いや、両立してくれれば言うこと無いんですけどね。
ま、でもこれも一つのフィギュアの形だわな。
どうこう言っておきながら、自分だって脱衣どころかモロ出しなさなえとかを買ってるわけですし・・・。


繰り返しになりますが、個人的には脱がせなくても大いに満足できました。
素直に着衣・脱衣の両状態でのバランスの良さは凄いと思います。
今はそれで十分かな。

以上、クイーンズブレイドよりアイリでした。

グッドスマイルカンパニー 1/8 百瀬玉

2008-01-19 05:11:37 | フィギュアレビュー

グッドスマイルカンパニーより発売された百瀬玉(ももせひかる)です。
発売は2005年8月とかなり前のものになります。
出典はPeace @ Piecesユニゾンシフト)より。
以前レビューした秋月凪と同シリーズのもので、こちらも凪同様にプレ値ついちゃってます。
定価は¥4,200なのですが、Amazonでは3万近い値段がついていたりします。
ま、マーケットプレイスの値段はアテになりませんけど・・・。

自分は偶然中古で発見。
凪と同様に探していたものの一つではありますが、こんなに早く見つかるとは思いませんでした。
ただパッケージの状態は最悪で、よくこんなの買い取ったなぁというレベル。
しかしフィギュアは無事だったので良しとしました。

以下詳細です。




グッスマ版は制服姿での立体化。
元絵の雰囲気が良く出ていると思います。
原型は森川裕光氏。
この方の作るのいぢキャラは大好きだったり。
うん、素直に可愛い。





ツインテールでかなり横幅はありますが、厚み(奥行き)は殆ど無かったりします。
破綻も無く、上手くまとまっているのではないでしょうか。


顔は少し見上げる角度なので、若干見下ろす形がベストアングル。これでも少し上からです。
髪と制服が同系統の色なのでまとまりは良いです。


顔に関しては殆ど文句なし。
若干平坦な気がしますが十分許容範囲。
頬の丸いラインが非常に好みだったり。




髪のエッジは少しダル目。
しかし、全体的にシンプル(=情報量が少ない)なのでこれぐらいが丁度いいのかも。


ツインテール(?)は横に大きく広がっていて場所を結構とります。
また、グラデーションが入っているため単調な感じはしません。


胴体に関しては凪同様にシンプル。
服の皺はもう少し強調しても問題ない気がします。




スカートの中身はシンプル。
キャストオフはできませんでした。
凪はできたのに・・・。


脚は少し細すぎる気も。
膝のグラデは少し不自然かなぁ。




寸法比較。
標準的な1/8サイズですが、横幅が・・・。


とのツーショット。
これがやりたかったんです。


ALTERの死神装束Ver.と。
原型は同じ森川氏。
サイズや顔などの造形もほぼ一緒。
ただ、横幅に関してはかなり差がありますが・・・。



まとめ
森川氏の作るのいぢキャラは非常に好みで、これもかなり気に入りました。
気になる部分は色々とありますが、十分良く出来ているのではないでしょうか。
値段に関しては凪同様に(当時としては)少し割高かな、と感じる部分もありますがそれはどうしようもありませんし。
そもそも今となっては入手しにくいという方が問題だしなぁ。

少し驚いたのは、後発のALTER版と並べても何ら遜色無いという点。
原型が同じ方なので当然かもしれませんが、塗装・仕上げなどの面で劣っている感じはしませんし。
2年半前の時点で大分製品クオリティは上がってたんだなぁ、と。
しかし、気になるのは何で制服版はグッスマで、死神装束Ver.はALTERなのかという点。
個人的にはどちらでも構わないのですが、素朴な疑問ではあります。

このフィギュアの問題としては、やはり入手の困難さでしょうか。
この時期のものってやはり再販は難しいんだろうなぁ。
グッスマHP上のラインナップにも載ってないという点で絶望的な気もしますし。
とすると、やはり中古市場か・・・。
もう少しなんとかなればいいんですけどね。

以上、百瀬玉でした。

コトブキヤ 1/8 久寿川ささら スク水メイドVer.

2008-01-16 12:42:57 | フィギュアレビュー

コトブキヤより発売された久寿川ささら スク水メイドVer.のレビューです。
発売は2007年12月で定価は¥6,090。
出典はTo Heart2 XRATEDより。製品紹介ではAnother Days扱いですが、この姿の初出はXRATEDです。
版権の問題ですかね?
というか、あのイベントの1枚絵がよもや立体化されるとはなぁ・・・。
発表された瞬間に購入が確定していましたとさ。
>これはメイドかスク水か!?
エプロン+カチューシャのみでメイドって言えるんですか?

以下詳細です。




スク水の上にエプロン、そしてオーバーニー+ロンググローブ。
これでもかというくらい要素を詰め込んだ、煩悩の結晶のような姿。
造形に関しても良く出来ていて、ささらの決定版と言えるんじゃないでしょうか。
ただ、それがこのコスチュームっていうのがなぁ・・・。



前から見るとメイド。後ろから見るとスク水。
横から見るとその妙なマッチングを楽しめる・・・というスキの無い造形。


メイドというよりは裸エプロンって気がしないでもないです。
が、頭のカチューシャの存在でメイドっぽく見えます。
正面から見るとスク水の要素は殆どありません。




顔は既存のささらの中では一番良く出来ていると思います。
サンプルと比較すると、よりキリっとした感じに仕上がっています。
制服版私服版は目元に違和感があるんだよなぁ。
髪の造形に関しても特に文句も無く、これぞささら、といった感じです。
ただ、元絵を基準に考えると、恥じらい成分が結構不足しているようにも思います。


角度によっては、開いた口に違和感を感じるかもしれません。
ですが、基本的にどの角度から見ても問題は無さげ。


側面から見ると、服の構造が分かりやすいかと。
というか、完全に前はメイド、後ろはスク水と住み分けられています。
前に突き出た胸と、後ろに突き出したお尻と違った意味でも見所満載です。


真後ろから見ると髪で殆ど見えません。
髪の作りは細かく、納得のいく出来。
その下からのぞくスク水がなんとも。


エプロンに包まれた大ボリュームの胸。
下はスク水のはずなのに先端は尖ってたり。


というか、不自然なくらいにエプロンがスク水に密着しています。
それにしてもとんでもないサイズ。
少し誇張され過ぎのような感じも・・・。


手元。
木目調のトレーは着脱可能です。


そしてエプロンの下からのぞくスク水。
スク水とオーバーニーの間の太ももが眩しい。


ローアングルから。
旧スクだとは思うのですが、スカート部分が短い気も。
別段スク水に詳しい訳ではないので良くは存じませんが・・・。


前も後ろも凄いボリューム。


後ろから。結構な食い込み。
しかし、スクール水着ってこんなに食い込むものでしたっけ?


ニーソは透けこそ無いものの、伸ばされて色が薄くなっています。


靴も細かいところまで作りこまれています。
ベースはフローリング調。


今回はどういう意図か、背景カードが付属。
ベースの後ろの溝に差し込む形になっています。
差し替えれば色々と遊べそう。
問題なのは、そのせいでベースが大きくなって場所が・・・。


背景カードを使用するとこんな感じに。
しかし、こんなカッコしたのがいる店って・・・。


司令官と。
全高は19cmと標準的な1/8サイズ。


コトブキヤの制服版と。
同じキャラクター、同じメーカーでも原型士が異なればここまで違うという例。
それどころかスケールすら違う気も。
完成度という点ではスク水メイドVer.に軍配。


XRATEDでの初出カット、と同じアングルで。
これにもう少し表情に恥じらい成分が入れば完璧でした。
この時点でもほぼ文句なし。
というか、絶対胸のボリューム増えてるって・・・。



まとめ
ささらの完成品としては一番完成度高いんじゃないかと。
元絵より強調・誇張されている箇所もありますが、特に問題はないかと。
それにしても、こんな1枚絵をよく商品化しようと思ったなぁ。
その点が一番の驚きかも。
ただ、まーりゃん先輩という前例もあるからな・・・。
ま、コトブキヤらしい気もしますけど。

ToHeart2シリーズは結構な数が立体化されていますが、全体を通してみると完成度にばらつきを感じます。
できることなら、こんなニッチな部分を攻めずに全体の質を上げて欲しいというのが本音。
ただ逆に、コトブキヤ以外は何処も商品化しないんじゃね?という気もしますけど。
結論として言いたいのは、制服版もこのクオリティーで欲しかったということ。
今まであまり気にしてなかったんですが、並べてみたら少しショックでしたよ・・・。
全キャラ出したいのは分からんでもないですが、出来れば量より質でお願いしたいです。

以上、久寿川ささら スク水メイドVer.でした。

KONAMI 武装神姫 犬型MMS ハウリン

2008-01-13 04:27:05 | フィギュアレビュー

KONAMIより発売された武装神姫 犬型MMS ハウリンのレビューです。
武装神姫のシリーズとしては第2弾にあたり、発売は2006年9月。
定価は¥3,675となります。
ハウリンは神姫を購入し始めてからずーーーっと迷っていたのですが、都合良く中古で発見できたので購入。
素体のリペイントバージョンも存在していますが、現在は販売終了。
自分も購入予定だったのですが、素体だけじゃなぁ・・・ってことで結局キャンセル。
もう手に入らないんだろうなぁ。

以下詳細です。




パッケージ。


ハウリン素体。
黒をベースに緑のラインの入ったシンプルなデザイン。


顔は少しクセがありますが、十分可愛く出来ていると思います。


(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. 当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。
参考用に武装神姫ジオラマスタジオより。
やはり別表情の差し替え用パーツは欲しいところ。


棘輪(きょくりん)と十手。
実はこの2種の武器は、素体状態でないと装備できなかったりします。


ストラーフ(素体)との比較。
ハウリン(とマオチャオ)は脛の部分が少し短くなっているため、他の神姫よりも小柄です。


武器一覧。
吠莱壱式(ほうらいいちしき)×1、十手×2、棘輪(きょくりん)×2。
他の神姫と比較すると武器は少なめ。


こちらは武装パーツの一覧。
たったこれだけで、かなりシンプルな構成です。
なお、武装は全てプラ製です。


ハウリン武装状態。
頭部は前髪ごと交換、腕部は上腕以下の部分を外します。
また、脚部は脛以下を交換し武装完了。
パッと見て、モチーフが犬だと分かりやすいデザイン。
格闘戦主体の装備ですね。

問題としては、構造上腋をこれ以上閉められない点。
腕部の可動範囲が結構ネックになってます。


背面に大きなパーツが無い為か、他のものに比べてかなりあっさりした印象を受けます。


バストアップ。
ヘッドギアのデザインはまんま犬です。


胸部アーマーと腕部アーマーは一体化されています。
また、腕部の関節はオレンジ色の球状の部分です。


背面中央の犬は、後述のプチマスィーンズの弐~伍のものと差し替え可能です。
また尻尾が外れやすいのが少し難点。
できればここにリボ球を・・・。


手首・足首。
手首は、外して素体腕部に直接付けられるようです。
また、指は動きそうで動きません。
足首はロール方向に可動しないため、接地性に少し難があります。




基本スタイルは格闘戦(パンチ)。


吠莱壱式(ランチャー)装備。
武装状態で唯一装備できる武器です。
ただでさえ武器が少ないのに、武装すると更に酷い事に。
流石にこれはないよなー、とうことで、


腕部アーマーパージ。
イメージは夏服(半袖)で。
・・・とは言っても腕部アーマーを外しただけですけど。
自分としてはこの姿の方がデフォルト。
吠莱壱式を持たせるために、手首にアタッチメントパーツを使用しています。
この状態でも腕部の可動域は制限されてしまうのですが、それでも従来よりはかなり遊べるようになります。


こっちの方がスッキリしていて好きなんですけどね。
武装神姫バトルロンドでは再現出来ないのが残念。
あ、ジオラマスタジオでは可能です。






この通り十手や棘輪も装備可能。
というか、こうでもしないとパンチかランチャーのみしかやること無いってのはどうよ?


サポートメカ(?)のプチマスィーンズ。
4種付属していて、それぞれ微妙に武装が異なっています。



弐~伍までの番号入り。
機首(?)の部分は含めて、かなり色々と組み替えられそうです。
やってませんけど。


大体こんなサイズ。


司令官との比較。
腋が閉まらないと立ちポーズがキまらないなぁ。


一番のお気に入り。


まとめ
武装神姫の中ではプレイバリューが低めです。
組み替えられるパーツも少なく、出来ることは少なめ。
その分、素体やアーマーはきっちりと作られています。
が、武装状態でポーズをとらせようと思うと可動範囲の制限が大きく・・・。
といった感じで、微妙に中途半端な感じが拭えません。
個人的要望としてはプチマスィーンズではなく、ハウリンに装備できる別のアイテムが欲しかったところ。

悪くは無い、けれどどこか物足りない。
総じてそんな印象を受けました。
ハウリン単体で遊ぼうと思うとそれなりに工夫がいるかもしれません。
あ、でも半袖状態ならそれなりに遊べますよ。
お試しあれ。

以上、武装神姫 ハウリンでした。


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グッドスマイルカンパニー 1/8 コーティカルテ・アパ・ラグランジェス

2008-01-12 19:55:57 | フィギュアレビュー

GOOD SMILE COMPANYより発売されたコーティカルテ・アパ・ラグランジェスのレビューです。
出典は神曲奏界ポリフォニカより。
作品は知らないのでどんなキャラなのかも知りません。
パッと見て気になったから購入。
理由なんてそんなもんです。
実際、直感的に買って問題の無い出来でしたし。

以下詳細です。




跳ねるかのような躍動感のあるポーズでの立体化。
落ち着いた服の色合いに、鮮やかなピンクの髪が目を引きます。
派手さはあまりありませんが、非常に良く出来ています。
流れるような髪と、浮いているかのように見える固定方法が特徴でしょうか。
折角なのでこの写真は支柱を消してあります。
グッスマということで、造形・塗装に関しても何ら問題はありませんでした。





ぐるりと1周。
少し頭身低めの子供体型ですが、バランス良く出来ていると思います。
動きがあるのでどの方向からでも楽しめます。
支柱がぜんぜん気にならないのは凄いなぁ。


ちなみにベースまで含めると実際はこんな感じ。
金属製の支柱で支えられているだけなので強度的不安はあります。
夏が少し不安です・・・。


顔も良く出来ています。
これは良いツリ目。
口紅も細かいながらも丁寧に塗られています。
あと、実物の髪の色はもう少しピンク寄りです。


ピンク髪に黒いリボンが良く映えます。
髪のボリュームはかなりのもの。
リボンの造形はややあっさり目。


髪はこんな感じで広がっています。
エスカレイヤー(ALTER)を髣髴させる多重構造になってます。


服はシンプルなデザインながらも情報はしっかりと。
特にファスナーの気合の入りっぷりは異常。
ただ、ネクタイは後付、上乗せの別パーツって感じが強く、少し違和感を感じました。


後ろから。
ポニテのボリュームがとんでもないです。
パッと見た感じだと3層構造。
エスカレイヤーは確か2層だった筈。




はいてないの図。もしくは絶対領域の図。
ペチコートの裾もしっかりと。


そしてちょっと視点を下げるだけでこのとおり。
太ももは肉付きはそれほどではありませんが、脚のラインが見事。


ブーツの造形もとんでもなく細かいです。
支柱はそれなりに深く差し込むので安定性に関しては問題なし。
回転しないように四角柱となってます。


スカートタイプのお約束となりつつあるキャストオフ。
購入前にもどーせ脱げるんだろ、と思ってたんですが案の定。
パンツを拝めるくらいにしかメリットは無いです。
というか、このフィギュアは脱がさない方が良いと思うんですけどね。
短いスカートから覗く脚と、穿いてるかいないかのギリギリのラインを堪能する方がよっぽど・・・というのが個人的見解。


後姿の方がまだ違和感は少ないです。
でも・・・。


肝心のパンツなんですが、気合入りすぎ。
エラく造形が細かいです。
全体的に作りが丁寧で細かいなー、と思ってたんですが、ここまでとは・・・。


ベースには何かの模様をあしらったものが。


寸法比較。
コーティ本体のみだと約20cm、ベースを含めると約22cm。
意外とボリュームあります。






まとめ
写真で見た第一印象は地味だなーといったものでしたが、実物を手にとって印象がかなり変わりました。
ポニーテールのボリュームとその立体的な動きや、目立たないように配慮された支柱。
更に細かいところまで非常に丁寧に作られていたりと、かなり製作者のこだわりを感じます。
特にパンツの気合の入りっぷりは異常。
¥6,300は少し割高じゃね?と思ってたんですが、このクオリティなら納得。
ただ、それが伝わりにくいんじゃないかという気はします。
少し勿体無いかも。

あとは夏を乗り切れるか。
それだけが心配です。

以上、グッスマ コーティでした。