舞栗倉庫

過去ログ

魅惑の墓参り#2

2006-11-15 19:09:04 | Food
そんでもって今日は我が家の墓参り。
墓地の最寄り駅はJR東青梅駅。車で行きましたけど。

いまだに風邪が治らないので、出来るならば来週あたりの方が身体には嬉しいのかもしれないけど、今度は気候の心配が出て来る。今日を含めて3~4日は好天の予報だけど、明日からは最高気温が15℃程度との事。今日なら20℃近くまで上がるから今日にするか、で行って来た。

お気に入りのそば屋が定休日でない事を確認をして。

墓地までは裏道を通れば1時間半程度で行かれる。朝カミサンが歯医者に行って・・・親知らずを抜きまして、その消毒に。彼女はこれで2本目の抜歯 de 親知らず。今回はそうでもないけど、1本目の時にはエラく腫れて瘤取りネェチャン(変換したら「小太り」だって。このまま投稿したら、怒るだろうなぁ)になった。50m離れてても顔がアシンメトリーなのが解る程に腫れてたけど、そんな顔でよく会社に行ったもんだ。ま、そんな事はどうでもよろし。

歯医者の帰りに花を買って、オフクロと3人車に乗り込み10:30出発。途中工事などがあり到着は12時を過ぎていた。
そうそう、またいつもと同じところで道を間違えた。あと10分ぐらいで墓地に着くってところにあるT字路。左に曲がらなくちゃぁならないところなんだけど、過去少なくとも10回は右に曲がっている。今日も右に曲がってしまった。

安倍さんが日米対抗野球の始球式で「(常日頃の言動が右寄りと言われているので)今日はボールが右へ行かないようにだけ気をつけました」と言っていたけれども、僕もポケーッと運転してると右に行ってしまうというのは、思想が「右」なのかもしれない。ま、そんな事はどうでもよろし。

で、墓の掃除をして、花を生けて・・・今日また忘れ物をした。オヤジに「越乃寒梅」を持って来てあげようといつも墓に着くと思い出すんだけど、また今日も忘れた。半分は呑んじまったけど「越乃寒梅」のストックがあって日本酒大好き人間だったオヤジに持って来ようといつも思うんだけど、出かける時にはその記憶がまったく呼び出される事がない。

なんでだ?1度間違える事、1度忘れる事は何回でも同じ間違いをするし、何度でも忘れる。「人間は間違える葦である」からか?違うな、そんな事誰も言ってない。

え~と、それで線香を手向けて墓参りは終了。次なる御題は、そば。

墓参りが魅惑である所以だ。その為に僕は朝から何も食べてはいない。
元々(不健康である事は解っちゃいるけど)朝食はとらないし、場合によっちゃ何も食べずに3時4時なんて事も平気(なクセして中性脂肪男)。

そのそば屋さんはネットで検索すると悪口は書かれてはないものの、評価はそんなに高くはない。「ホシッ 1ッツ半ですっ!!」と言ったところか。でも僕のお気に入りの1軒。そばを石臼で挽いており、十割も出す。

オーダーするものは既に決まっていて、「小エビ天ぷら付きせいろ ¥850」。これがイケるんですよ。

平日の13時過ぎという事で、他にお客さんはいません。注文を聞いたらすぐにオヤジさんがエビを揚げる音が聞こえ始めます。ピチピチと聞こえる油の音が食欲をよりいっそうそそります。

注文から3分程でしょうか、僕の「小エビ天ぷら付きせいろ ¥850」が出てきました。

ではでは、最初にわさびを少量のつゆで溶きまして、溶けきったところで残りのつゆをちょこに注ぎます。そうしている間にも目の端で「小エビ天ぷら」を見ています。つゆの準備が整ったところで、そばには行かず、小エビ天ぷらを1つ。つゆをつけずに口に放り込みます。噛みます。ん~~このプリップリ感がたまりませんねぇ。ジュ~シ~ですねぇ。彦麻呂も出てきましたねぇ。「××の×××やぁ~」。思いつかないくらい美味しいですねぇ。

ではそばにいかせていただきましょう。
こちらもつゆをつけずに1本。そばの香り、そして味がはっきり解ります。い~ですい~です。

次につゆに浸して。つゆはちょっぴり尖っていて、それが他の方達には減点対象となっているようですが、そばをドップリ浸ける訳でないので、僕にとってはこれぐらいの辛さがあっても大変美味しゅうございますが、いけませんか?

では一気にいきましょう。薬味のネギを美しい麺面?に撒き、それを絡めとりながらそばを摘みます。半分程だけつゆに浸してずずずぅ~~っ。ここは日本ですから中国人がなんと言おうと、ずずずぅ~~っと音を立てて勢い良く食べましょう。
待ち時間3分、平らげるのに2分。至福の時でありました。

お~忘れてはいけません。南部鉄瓶で出されるそば湯。吹き出さないように気をつけながら少し振って交ぜると、中々濃いそば湯を楽しむ事が出来ます。




青梅市今井3丁目の「春日野」さん、満足させていただきました。また来年。