goo blog サービス終了のお知らせ 

===paradiso trattoria===

おいしいもの かわいいもの やきもの

疲れた時は

2008-02-07 | アロイ delicious

今日は窯焚きです。めちゃクタクタです。
疲れた時にどうしても食べたくなるものってありますよね
無性にアンドーナツが食べたくなったり
やたらとチョコレートに手が出たり
私の場合、それはケチャップです!・・・ヘン?よく言われる~♪

おばあちゃん子の私の晩御飯といえば
石狩鍋やら三平汁が冬の定番。いまだに煮えた魚は微妙・・・。
そんな私の不満を感じたのか、当時喫茶店をやっていた叔母が
私のおやつにナポリタンを作ってくれたのでした。
喫茶店風のナポリタン!!衝撃の赤
子供心に「どんだけケチャップ使ってんねん!おばさん!?」と
こんなに赤い食べ物は知らない。筋子混ぜたご飯より真っ赤~
しかし、これが意外に美味しい。
ケチャップの味は私の味覚細胞にきっちりと記憶されたのでした。

大人になって、また急にケチャップに目覚めまして
あの味を再現してやろうと、何度かやってみましたが出来ない。
ソーセージとタマネギ、バターとケチャップ・・・?
うちにあったもので出来た味なのに、何かが違う~

そんな事を何度かやっているうちに、たまたまバターを切らしていて
冷蔵庫の奥にあったマーガリンで代用しました。
マーガリンと言えば、室温でも固体の植物性油脂・・・。
自然界には存在しない油脂として、アメリカではプラスチック呼ばわり。
一応ダイエットも気にしている女子にとっては
トーストにも香りが付く程度しか塗らない、いわば過去の食べ物。
・・・が、さすが昭和。まさにこの味だったのです~

マーガリンとケチャップが出会うと独特の風味が生まれます
ちょっと入れるだけでトマトの甘みがふんわりと生きてくる。
おおおー!これこれ!
叔母さんが作ってくれたナポリタンの味。
あの頃の事がじわじわと甦りつつ、美味しく頂きました。

なんだか日本昔話が見たくなったなあ・・・。竜の子太郎ー




煮るか焼くか

2008-01-15 | アロイ delicious
ぶたももブロックを頂いたので、今日はこれで豪華にいきました
とはいっても、脂身が・・・(=_=)
圧力鍋で煮込んで要らない脂を出してしまう作戦に出たい所ですが
最近家族の一部で不評・・・私以外は揚げ物&焼肉大好物~♪なのです
曰く「煮えた肉なんて嫌だぁぁ!!」
要は、焼いた香ばしさを求めているのだろうと、休日だしちょっと時間を掛けました。
オーブンで焼いちゃえば脂が抜けるわ~ほほほ♪

初めて作ったローストポーク。いい匂いが家中に漂ってまるでレストラン~
野菜と肉からでた汁でソースを作ったら、旨みが凝縮されていて激ウマ~!
・・・が。
うちのオーブンはめちゃめちゃ古いし効率がよくないので
電気がもったいないから、普段はあまり使いません。
しかもかなり美味しかったのに「こんな脂の抜けた肉・・・」とか言われ。
もうやらないから。ふん。。。

肉の下から出てきたお皿の絵のウサギに自分が慰められた日でした。

手づくりのすあま

2007-12-24 | アロイ delicious
おばあちゃん世代が大好きなすあま。(断言)
おばあちゃん子も大好きなすあま。(私)

先日の毎日新聞の小冊子に出ていた簡単レシピを見て
猛烈にすあまが作ってみたくなりまして、早速手づくり♪
上新粉と白玉粉と砂糖適量を水で混ぜ、レンジで3分
全体を混ぜて、更に3分。生地に透明感が出ます。
すのこの上にラップを引き、片栗粉をひいて生地をのせ
すのこで巻いて冷めたら適当な厚みに切っていただきます。

てんさい糖で作ったので、蜜の色になりました。素朴なお菓子。
甘みを感じるまで砂糖を入れると粉より砂糖が多いので
お菓子を手づくりすると、本当に砂糖の量にびっくりします。
これは全然甘くできあがりませんでしたが
もちもち噛んでいるとほんのりした甘さがうれしい。

ところで、上新粉と白玉粉の違いってなんでしょう?
材料名はどちらも「もち米、うるち米」と記載。
本当は上新粉がうるち米で、白玉粉がもち米でできているそうですが
うちにあった白玉粉はさらにでんぷんなども入っていて
食べやすいようにブレンド済みなのです。

調子に乗って、親戚にお土産にしようとまた作ることにした私。
近所のスーパーで上新粉をさがしたら見つからず、かわりに「べこ餅粉」?
べこ餅はどこまで通用するのかわかりませんが、すあまよりしっかりしていて
黒糖で練ってあり、葉っぱの形をしています。
おおおー、これも気になる!しかも材料は同じ「もち米、うるち米」
急遽、べこ餅つくりに変更。。。

これがまた箱に書いてある作り方どおりにやると大変でした!
砂糖と水を鍋で煮溶いて、熱い中に粉を少しずつ入れていくのですが
熱いので、粉はすぐにもっちりと粘りはじめます。これを練ろと・・・???
先のレシピの混ぜてチン♪とはかなり違ってハードでした。
正直、練るのにくたびれてしまって、半殺しな感じのべこ餅になり
ちょっと失敗しちゃったのですが、なんとか親戚には好評だったようです。

結論。べこ餅を柔らかく作っても、なんとなくすあまっぽい。
それでいいのか?和菓子屋さんごめんなさいー



道産子だもの。

2007-11-22 | アロイ delicious

道産子は修学旅行で奈良京都に行きますが
お寺を見て感心するまえに、まず「うわー柿が木になってる!」
そこから始まります。
あと、夏みかんや、ザクロなんかも驚きます。
津軽海峡には確かに一本境界線があるのだなあーと思う瞬間。

今月の始めに栃木県に初めて行って、何か名物は・・・と探しました
あまり、下調べも探す時間もなかったので、大した発見は出来ませんが
私とした事が、スーパーマーケットで何も発見できなかったことが悔やまれ。
常滑からきていた伊藤さんに「スーパーの鮮魚コーナーにサメが並んでた」
うそー!!!
しかも、「旅に出たら、まずスーパーでしょ」まで言われ・・・orz
私はタイのスーパーでレジのお姉さんを私のナイスなセレクトで
爆笑させたことが自慢だったのに~

むきさめ。煮つけや鍋に入れるそうですが、食べませんでした(^_^;)
お鍋に入れようとしたら却下されました。
どんな味がするのだろう・・・

益子名物ぽんた饅頭。たぬきの絵がキュートです。
味は普通の温泉饅頭かな。やさしいいいお味

益子の駅前にあるお豆腐やさんで、朝Mちゃんが買って
朝食にふるまってくださった寄せ豆腐。
お店の中で頂くようで、始め頼んだらお碗を取り出したので
いや、お持ち帰りで!なんてなりましたが
出来たてのお豆腐は美味しかったなあ。
そういえば、益子でのキャンプ生活中湯どうふを2回やりました
皆でストーブを囲んでお豆腐。合宿みたいでした

温泉の売店でM君が買った草もち。
次の日のおやつに頂いて、付いていたキナコを掛けていざ!
頬張ってからびっくり!あんこが入ってません。
たしかにあんこ入ってたらキナコいらないよな・・・(^_^;)
つまり餅オンリー。ある意味とてもボリューミィ
甘いもの食べたくて買ったのに、甘くない


 

うーむ、なんだろう、北海道はなんでも甘いのか?
赤飯も甘納豆でつくるし、下手すると赤飯自体も甘くしちゃうかも。
逆に、白く炊いたおこわに甘くない黒豆をのせた「黒飯(こくはん)」は
法事の時に頂くものになっていて、それを常滑で普通におすそわけで頂いて
「この度は・・・」と言いかけてしまったこともあり。。。

 

今回益子の陶器市で、隣のブースだったTさんは
お姉さんが益子の隣町に住んでいるので、市の間は地元民。
なので、名物を聞いてみたところ「うーん、かんぴょうとか・・・」
宇都宮の人に餃子の話をしてもあまり乗って来ないらしいし
何がお勧めなのか、今回の旅ではつかみきれませんでした。
Mちゃんが前に食べて美味しかったという、とても大きな梨
たぶんにっこり梨?だと思うんだけど、それも見つからず
最終日にJAに寄るつもりで忘れて帰ってきちゃったしねぇ・・・

 

やはり、リベンジにもう一度行って来ないといけない気がしてきました。
しかし、春の陶器市は11日間もあるんだよねー(T_T)長すぎ。


 


余市で酔う

2007-11-19 | アロイ delicious
シングルモルト余市
こんな事を書くと、またザルだのワクだの言われそうですが
最近、ウイスキーを飲めるようになりました
小学生位の時、今冶水(虫歯の薬)が無くなって
父が代わりに綿棒に浸して虫歯につけたのがウイスキー。
それ以来、私にとってウイスキーは「虫歯の薬」味
それが、美味しいと思えるようになったのだから
これは大人になったといえるのではないでしょうか??

お酒のカロリーが気になって、晩酌をしない私でしたが
ウイスキーやジンなどの洋酒なら、おちょこに一杯で充分(?)
というわけで、益子に行ったときもお店でウイスキーを探してみました
ニッカウイスキー「竹鶴」はさすがに置いていませんが、
代わりに見つけたのが「余市」 -これって、地名だって知られてるのかな?

しかし、この余市。あなどれません
お手ごろなくせに、これがしっかりと酔う。
毎日ボトルを半分も空ける男に飲ませても、ろれつが回らなくなるのが早い
おぉーい父、もうやめとけ!!
私が益子で買った「余市」は皆様に好評で(T_T)
夜の宴会でほとんど飲まれてしまい、その話をしたら父が買ってくれたのですが
今回も父にほとんど飲まれてしまいました・・・orz
リベンジならず。
そのくらい、飲みやすくて美味しい素晴らしいシングルモルトウイスキー
飲みやすいのが、また罪作り。
瓶の底にかろうじて残っていた一杯を飲んで、私もぐでんぐでんです(^_^;)

そのろれつのまわらない父曰く、「しっかりとしたウイスキーだからこそ、酔えるのだ!」
はいはい。さて、私ももう寝ようっと