今年の夏も毎年恒例、エホバの証人の地域大会が開催されます。
そして毎年恒例の、招待ビラを配るキャンペーンも行われているようで、そのビラによると今年のテーマは「神の王国が来ますように!」だそうです。
招待ビラの内容からすると、地球はこのままでは滅んでしまう、だけどエホバの証人になればまもなく訪れるパラダイスで生活できるといったプログラムが主体だと思います。
特に今年は大震災が発生したので、これぞ世の終わりのしるしだ、まもなく楽園が訪れる、といつも以上に世の中の不安につけ込んだ内容になるはずです。
招待ビラにこんなメッセージが書かれています。
エホバの証人の地域大会が今年も3日間にわたって開催されます。
「神の王国が来ますように!」というのが大会全体のテーマです。
日曜日午前には,上の問いに答える講演がなされます。
地球全体はまもなくパラダイスへと変えられます。
あなたやご家族がそこで生活するにはどうすればよいでしょうか。
この内容によると「地球全体はまもなくパラダイスへと」変えられるそうです。
niseingさんのブログ「まもなく」をもう使うなの記事でも取り上げられていますが、「まもなく」という言葉をどういう意味で使っているのでしょうか。
goo辞書によると「時間がさしてたたないさま。」という意味で、その使い方を見ても「まもなくパラダイスが来る」と何十年も前から言い続けている組織は相当な嘘つきだということになりますね。
そもそも、「その日と時刻についてはだれも知(らない)」のですから、「まもなく」とあたかもすぐに「その日」が来るかのような表現は適切ではありません。
いつ来るのかわからない先のことや、何十年経っても実現しないことを「まもなく」というのであれば、エホバの証人の訪問にも「まもなく」という言葉で返してあげましょう。
インターホン越しに話しかけられたら、「まもなく玄関のドアを開けますので待っててください」と言ってずっと待たせてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、大会のスケジュールは公式ページ世界的な組織を持つ エホバの証人の「検索」から確認することができます。