東日本大震災の発生後、被災地のエホバの証人のために災害救援委員会が組織され、必要な物資を提供する人、提供された物を現地まで届ける人、現地で復旧にあたる人など様々な要請があり、多くのエホバの証人がボランティアで応援に駆けつけているそうです。
また車を提供できる人、近県で家を提供できる人、被害のあった地域へ移動できる長老などが募集され、先日それらの必要が満たされて募集を締め切ったという話を現役の親から聞きました。
このような災害時 即座にチームができ、ボランティアですぐに駆けつけることのできる成員が多いというのはエホバの証人の良いところだと思います。
(今回は珍しく褒めてるんですよ)
何年か前、ある災害が起きたとき会社を休んで応援に行きました。
王国会館は被災者より多くいるんじゃないかと思うほどエホバの証人が集まり、わざわざ会社を休まなくても必要な人数が揃っているんじゃないかと思い がっかりしました。
僕がやった仕事の内容は被災者に弁当を届けに行くという仕事で、届けに行く以外は特にやることもなく、王国会館でおしゃべりして時間をつぶしていました。
僕と同じ会衆のおばさん姉妹と被災地を回り弁当を届けたのですが、正直な感想としてはわざわざ弁当を届けるほどの被害状況でもない家が大半でした。
地域全体が被災していて、中には全壊しそうな建物もある中、それらの家はスルーしてそれほど被害の少ない仲間だけに弁当を届けに行くというのが、しっくり来なかったのを思い出します。
被災地のエホバの証人と記念式の記事にもありますが、仲間を優先するのは当然なのかもしれませんが。
今回の地震では非常に大勢の「世の」ボランティアが被災地で分け隔てなく復旧にあたっています。
エホバの証人の方々も、余力があるなら仲間の信者以外も助けてあげてくださいね。