2009年版「エホバの証人の年鑑」31ページから、2008年エホバの証人の総計が掲載されています。
毎年のことなのですが、この表の下に小さな文字でいくら使ったか書いてありますので引用します。
エホバの証人は2008奉仕年度に,特別開拓者・宣教者・旅行する監督がその野外奉仕の割り当てを果たせるよう世話するため,1億4,100万ドル(約148億円)余りを費やしました。
この金額に出版物にかかった費用やベテルの維持費等が計上されているのかは分かりませんが、大きな金が動いているのは事実です。
もし自分がこのような組織の幹部だったとしたら、なんとしてでも信者の減少だけは避けたいと思います。
そのためには、神が聖書を通して本当は何を伝えたいのか、クリスチャンにとって本当に益となるような事を教えるよりも、組織にとって不利な情報は隠蔽し、組織の教理を盲信させ、組織に依存させ、外部から孤立させることでしょう。
そういった点では、この組織はうまくできたシステムなのかもしれません。
我が国、日本でエホバの証人は増えているのかというと、残念ながら(当然ながら?)、減ってしまいました。
2007年の平均伝道者数が 217,929人、2008年の平均伝道者数が 217,339人、
2008年にバプテスマを受けた人が 3,806人です。
つまり、死亡した人を含めないとして、誰も辞めたり排斥されていなければ 2008年は 221,735人になるはずが、それより 4,396人も少ないわけです。
エホバの証人に言わせれば、今が「終わりの日」でサタンがエホバの証人に対して躍起になってる証拠なんでしょうね。
そんなことより、「全世界の記念式で表象物にあずかった人の数」が大幅アップしてしまいました。
この「脂ぎった残り物」…じゃなくて「油注がれた残りの者」については次回のブログで取り上げます。