舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

顔が命

2008-02-18 03:17:14 | ダンス話&スタジオM
問題のスタジオ衣装は、あんのじょうミスプリントが祟って製作が難航しているようです
件のオリジナルプリントはかなり大胆な柄で、ウチはそれをふんだんに使うものですから、僅かな配分のずれが大きな誤差を招いてしまうのです。
洋服屋さん、大変でしょうけど頑張って~。私たちも首を長~~くして待ってますよ~!!


てことで、「衣装を待ってる間に(←そればっかり)踊りをレベルアップ計画」第2夜はダンサーの表情の話です。

私たちはよくレッスン中生徒さんに「笑顔で踊りましょ」と申しております。
しかし、そんな我々が実際にデモなどで踊っているのを御覧いただくと、私とマミちゃんの首から下は地井武男...じゃなかった、首から下の動作がいかに一糸乱れず揃っていても、顔だけは好き勝手な表情で踊っているのにお気付きになるのではないでしょうか?

なぜならば同じ曲を踊っていても、そして踊りを揃えることがいかに美しいといっても、表情ばかりは一人ひとりの内面から自然に作り出すべきものであり、それぞれに固有の表情であるべきだからです。

フラは歌詞の意味に沿って踊っているので、まだしもダンサーたちの表情に共通点が見いだせるかもしれません。
悲恋を歌っていれば切ない表情になり、幸せな心情をあらわすときは笑顔が喜びにあふれてきます。
それでも悲しみや幸福感の表し方は個人個人で異なるはずです。同じ感情なら同じ表情になることはまずあり得ません。
もし全員が揃った表情だとしたら、それはほとんどの人にとって故意に作られた不自然な表情ということになります。

だから「笑顔で踊ろう」と並んで私たちが必ず言っているのは、「でも、張り付いたような笑顔は仏頂面と同じくらいマズイ」ということです。

いやマジで、時折遭遇するんですよ。
笑い顔の仮面を被っているか、あるいはピエロのような笑い顔に化粧しているかのような固まった笑顔で踊る人に。



率直に申しましてあれはそうとうキモいです。


私は北朝鮮の人に何ら悪感情を持っておりませんが、それでもかの国の国営放送で流される体操や喜び組の舞台で踊る人々の微動だにしない笑顔を見ると、なにやらうすら寒い気がして参ります。
フラダンサーの固まった笑顔はそれと同じ効果をもたらしてしまうのですね。

笑顔が固まってしまうことの一因は、意味を分かっていないことではないでしょうか。
まず歌詞の意味をおおまかにでもいいので理解しておくと、ぐっと表情が自然になると思います。
あとは歌を歌いながら踊るなどして意識的に表情が豊かになるように心掛ければ、仮面を被ったような笑顔は避けられるでしょう。

実は私もマミちゃんと違って「穏やかな笑顔」が苦手です。
顔の作りも性格もそれ向きに出来ていないもので。
しかし自分なりの笑顔でよいと思い、歌詞の意味を観客に語りかけるつもりで表現していたら、なんとかそれなりの笑顔で踊れるようになってきた今日この頃です。
無理に笑おうとしなくても、だんだんと自然に微笑めるようになるものです。

そういう意味ではベリーダンスの方が表情は作りやすかったですね。
穏やかな笑顔より、不敵なニヤリ笑いとか挑発的な目つきの方が私には得意だったものですから。
ベリーダンスはそれでオッケーなので助かりました。
中学生の頃など、ベリーダンスではほとんど笑わなかったと思います。

ベリーダンスは表情で何か意味を語りかけるものではないので、完全に自分の表現力、アドリブの一環です。
中にはいっさい観客を見ないベリーダンサーもいます。恥ずかしがりの人はそういう芸風(?)がお勧めですね。
トランス状態に陥っている感じになり、それはそれで神秘的です。

ちなみに私は逆に客席の反応を見ながら踊るタイプなので、全体を見渡すにしろ一点を睨みすえるにしろ視線は必ず客席を向いています。
敬愛する梅沢富美男さんはあえて視線を外して色気を出しますが、キャラじゃないんで私はあまりしません。
似合うならやってみたいけどねえ。

ある程度表情の方向性が決まっているフラと、表情のすべてが自分のアドリブにかかっているベリーダンス、どちらをやりやすく感じるかは個人の性格によるでしょうね。
でも両方やっている私としては、それぞれに難しさがあり、だからこそ面白味があると思っております♪

待ちぼうけ

2008-02-17 03:22:51 | ダンス話&スタジオM
「♪待ちぼうけ~、待ちぼうけ~」と今我々が手をこまねいて待っておりますのは、ウサギではなくスタジオMの新衣装です。

ああ~、お待ちになっているスタジオメンバーの皆さん、ほんとにほんとにごめんなさい!!
洋服屋さんを脅迫してでも(※やめましょう)今度こそ本当に届けていただきますので、もうしばらくお待ちを。

ヤキモキしながら待っているのはフラのドレスであります。
今回のドレス、そらもうおそろしく素敵なんです
いえ今までもひたすら素敵なドレスを作るべく邁進してきた次第ですが、今回のはとりわけ会心の作!!
着る人を美しく引き立てるという点においてかなりのところ極みに達している出来映えです。

こだわり抜いた結果、既存の生地では求めるものが得られないことが発覚しました。
そこで今回ついにオリジナルプリントを製作したのです。

ところがどうも、洋服屋さんの言い分ではこのオリジナルプリントにミスがあったらしく、生地をプリントするところからやり直さなければならないため、時間がかかってしまっているのだとか。
あぁんもうヤキモキ!!と思いますが、考えようによっては完成度を妥協しないで作ってくださっているといえるわけで、良い物に仕上げてもらうためには仕方ない待ちぼうけなのでしょう。
まあウチに出来の悪い物を出してもダメ出しされるだけということをよくご存じだからかもしれませんが

兎も角、待たされた分素敵なドレスが着られると信じて踊りの練習を重ねつつ健気に来週を待っておりますです。
待っている間に踊りの完成度を高めておけば、より素敵に衣装が着こなせますものね♪

衣装といえど、着さえすれば美しくなれるわけではありません。
ウチの衣装は着て立っているだけで十分美しくなれることを目標に作っていますが、我々は絵のモデルではなくダンサーですから、どうせなら踊ってる姿も美しくなれればいうことなしじゃないですか。

そんなウチの衣装を美しく着こなすためのポイントはといえば、とにかく上品に踊ることに尽きます。
可愛い系でもセクシー路線でも貴婦人風でも、うちの衣装のコンセプトの大前提は必ず「上品であること」です。

うちは踊りのほうもエレガントに踊ることを第一のポリシーとしています。
身体のどこ一つ取っても無駄な力が入っておらず、姿勢においては肩がガタガタしたり屁っ放り腰になったりすることなく、決して焦らず走らずゆったり踊り、それにあわせて手も腰もあくまで優雅で自然に舞う、そういう踊り方がウチの理想なのです。

エレガントな衣装とエレガントな踊りが二つ揃えば相乗効果が生まれて、踊りはより美しく見え、衣装もさらに引き立って見えるというわけですね。

後輩@『鹿男』

2008-02-15 03:43:13 | Memoirs of 東京女子大
『鹿男あをによし』ドラマとして進展の遅さがどうよと思いつつも、毎回欠かさず見ております。

それもひとえに鹿がマミちゃん(←トナカイ)の親戚だからに他ならないのですが、思いがけず私との共通点も見つかりました。
出演者の一人・多部未華子さんは東京女子大の後輩です。

多部さんが演じるのは堀田さんという女子高生で、剣道の達人という設定。
主人公・鹿男が担任するクラスの生徒ですが、初回から異彩を放つ生徒で、今日の放送では学校対抗の剣道の試合で一人勝ちを重ねて弱小剣道部を優勝に導きました。

驚くべきことに多部さんは学部まで同じ現代文化学部だそうです!!!
ウチの学部はもう一つの文理学部に比べ少人数なので、これはそうとう近しい後輩といえます。
学科は何だろう。言語文化学科だったら、もうビックリだな。ファンレター書いちゃうな(笑)。

ただ年齢は若干違っていて6年後輩なので、現在一年生だとか。
ってちょっと待て、東京女子大の一年次はそらもう忙しいぞ!?

私なんか他の人よりきょくたんに取ってる授業が少なかったけれど、それでも一年次は忙しかったです。
必修と趣味の領域(笑)しか取ってないのに月曜日とかほとんど一日中授業受けてるか課題やってるかだったものなあ。
そうそう、課題も多いと思いますよ。多部さんも「撮影の合間に大学の課題をやったことがある」とおっしゃってましたが、当然そうなると思います。でないと片付きません。

私は部屋が片付いてなくても平気なくせに課題は徹底的に片付けないと気が済まない性分で、そのせいで取れる授業の数がとても少なかったのです。そのかわり取った授業の単位は絶対に落としませんが。
そういう人間にとっては、東京女子大の授業の課題はやりがいがあってすごく楽しいと思います。大変だけど、嫌ではないのですね。

多部さんは芸能活動の傍らこの女子大に行ってるんですから、ほんとに大変なことでしょう。
私もウチの発表会のあった大学二年の夏はあまりの忙しさにぶっ倒れました(笑)。
どうかそのようにはならないでいただきたいですね。くれぐれも無理はなさらぬよう...。

でも「大学に行ったー!!」って充実感の点で、東京女子大は最高だと思います。
多忙な人にとっては大変ですが、大学の醍醐味はやっぱり高度な学問に触れられる喜び、そして自分の知識や能力を心ゆくまで研鑽する快感、これに尽きます!!
自分の頭の容量が広がって深みが増したと実感することは、刹那的に青春を謳歌するより遥かに楽しいです。
私はキャリアのためとかそういうことはあまり考えてませんでしたね。何かの手段としてではなく、ただただ知識の幅と深みを極めるのが楽しいのです。

多部さんが何ゆえ東京女子大を選んでくださったのかは分かりませんが、どうか彼女なりに楽しんで、そして卒業までこぎ着けてほしいものです。
でもって欲を言うなら東京女子大の良さをメディアを通じてさり気なく(いや、大っぴらにでもいいですよもちろん)世に知らしめていただけたら最高です♪

マイ・ファニー・ヴァレンタイン

2008-02-14 01:28:30 | 美食礼讃
今日はバレンタインだそうで。
バレンタインといえば、チョコ愛好者が自分および同好の士のためにごっそりチョコを買い漁って喉が灼けるまで堪能する日のことです。

いや~、素晴らしい日じゃないですか!!
なんたって私はチョコが大好き。数あるお菓子の中で最も好きなのがチョコなのですッ。
早速昨日もバレンタイン前祝いを楽しみました。いつも禁忌にしているダーク・ミルク・スウィート三種食いを敢行し、なおかつ久々にバウムクーヘンもゲットしました。
我々はユーハイムのバウムクーヘンに目がないのです。もちろんホワイトチョコのアレです。バレンタイン向けにミルクチョコレート味も売り出されていて、そっちの方がパッケージが可愛かったのですが、どうしてもホワイトチョコを諦めきれませんでした。

私は普通ホワイトじゃない方が好き(しかもカカオ含有率がなるたけ高い方がいい)ですが、なぜかバウムクーヘンだけはホワイトが好きですね。

同様にホワイトチョコが練り込まれた魅惑の焼き菓子、サン・マルタンの「宇都宮マダム」もやめられません。
というわけで今日はこちらを買い占めてまいりました。
お店にはバレンタインチョコを選ぶ女性が引きもきらなかったのですが、我等が目に映るは宇都宮マダムのみ。

これでバレンタインの準備は完璧です。さあ来いバレンタイン!!

...って明らかにバレンタインの過ごし方がどうかしてないか。
わかっていますとも。我々のバレンタインが一般日本人女性のそれとは著しく異なる習慣であることなど。
でも我々はバレンタインをこういう風にしか活用したことがないのです悪いけど。

うちの生徒さんは結婚50周年にして今年初めてバレンタインチョコをご主人に贈るのだそうで!!
そういうバレンタインの過ごし方ならとっても素敵だと思います。

でなかったら逆に日頃のお礼としてのプレゼントとかね。親しい同性同士なら普段から気軽に贈り物をしあえるけど、女性から男性に感謝の気持を贈るにはこういうきっかけが便利でしょう。
義理チョコというと聞こえが悪いけど、最近いわれる「世話チョコ」という言い方は的を射ていていいと思います。私もあげました。

でも本命チョコだのねえ、チョコを携えて告白だなんてのはねえ、重い。重すぎる。私にゃ耐えられん重さです。
まあ、バレンタインに命をかけてる女性にとやかく言う気はない。ただ私もマミちゃんもこの手の重さはすこぶる苦手で、もし自分が男だったら気合い入り過ぎた本命チョコなんてマジ勘弁と思っている次第です。
だから我々は本命チョコをただの一度も贈ったことがありません(笑)。

バレンタインは色恋ではなくチョコ愛好者のためにあるものです!!
「チョコレートフェチのためのバレンタイン」運動をもっと広めるぞ~。お~。

フラと腰痛(その2)

2008-02-12 03:12:34 | ダンス話&スタジオM
香取慎吾君主演の月9ドラマ『薔薇のない花屋』、毎回楽しみに見てます。
しかぁ~し、前回の放送でチト困ったエピソードが出てまいりました。
女性レギュラーの友人がなんとフラで腰を痛めて入院し、見舞いに行くというシーンがあったのです。

ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待たんか~い。
シ~ンジラレナ~イ
というより、あり得ません。こういうドラマで視聴者に誤解を与えるような事実無根の話を出しちゃまずいっしょ。
こないだ(去年)「フラと腰痛」について書いた内容と若干被るけど、こうなったらもう一回書いちゃうよ。

フラで腰を痛めることは理論上、決してあり得ません。
数十年踊っている私の母が太鼓判を押すんですから間違いないです。
なのになぜこんなあり得ない筈のエピソードが作られてしまうのか?
それは作者の偏見も多々あると思いますがそれ以上に、このあり得ないはずの現象が実際に起きているせいでもあるのです。

残念ながらフラで腰や膝を痛める人は未だに後を絶ちません。
長年の独自のケーススタディーの結果、その原因は以下の二つの大別されます。
(1) 過度の自主研究
(2) 先生に問題がある


もしあなたがレッスン中やレッスン後に膝や腰が痛くなる、またはフラを始めてから慢性的に痛くなった、といった症状にお悩みなら、確実にこの二つの原因のいずれか(または両方)があてはまります。

「本番前で練習をし過ぎたせい」とか「年のせいもあるんじゃないか」などの例外はありません。
フラは腰や膝にいっさい負担をかけないので、どれだけ付加のかかる振り付けでも腕や背中、腿などより真っ先に膝や腰が痛むことはまずありません。

また、年齢に関係なく踊れるのがフラです。言い換えれば身体への負担が発生した場合、それは年齢のせいではなく踊り方に問題があるのです。


原因1、フラはスポ根とは無縁のダンスです。
だから年齢同様、運動神経は関係ありません。どんなに運動神経の鈍い人でも、必ず自然と上達し素敵に踊れるようになります。

しかし「自然な上達」を待てず自主トレしまくることによって早く上達したいと願うのが人情というものです。
ですが殊フラに関してはこれをやるのは厳禁です!!
フラは非常に自然な踊りゆえ、何がフラらしくて何がそうでないか見分ける目を養うのに、まずとても時間がかかります。
したがって、ごく初歩段階において「いかに上達を焦らず見る目を養うことに専念するか」が、優れたダンサーになれるか否かの分かれ目となります。

人間、特に新しい習い事を始めたときは、どうしたってどんどん練習して上達を早めたくなりますよね。
でもちょっと待ってください。そのエネルギーを、まずは「観察」に費やしてみてください。
長い目で見れば、その方が確実に早く向上できるはずです。

最もまずいのは、その見る目が育つ前に自主トレを重ねて独り善がりの「上達」を進めてしまうことです。
こうして身に付いた踊りは、私達の長いフラ歴から見てもただの一つとして素敵な踊りになった成功例がありません。
むしろ致命的な癖がついてしまい、それを取るのにさらに時間がかかるという傾向に陥りがちです。
そうなると、見る目を養うところから段階を踏んでいけばゼロから着実に積み上げていけたのに、自主トレに走ったがためにマイナスからやり直さなければならなくなるのです。


ある意味で原因2=先生の責任も「初期段階に見る目を養えなかった悲劇」に起因すると思われますな。
これほどのブームなので、残念ながらきちんとしたメソッドを身に付けないまま先生になってしまった人がとても多いです。
そういう人は他人の振り付けを剽窃しているという罪ばかりでなく、無責任に誰かの健康を害することを教えているという重大な罪を犯しています。

大袈裟でなくこれは犯罪だと思うぞ。
誰かに無理矢理煙草を吸わせて肺を悪くさせたり、危険なことを無理強いして怪我を負わせたりするのが犯罪なのと同様です。

もちろんそういう人から習った人にも責任はあると思います。
でも、この踊りは本当に見る目を養うのに時間がかかる踊りなので、その過程の貴重な時期に間違ったことを教えられてしまったら、間違いとはつゆ知らず鵜呑みにしてしまうのです。
だから「変な踊りを踊らされたために腰を痛めても自己責任」とは言い切れない部分があるのだな。
やはり教えた人間が最も悪いのです。

だから我々は、踊ってる時に腰が痛くなることはないか、しつこいくらい生徒さんに説明しています。
五月蝿いと思う方がいらしたらごめんなさい。きちんと踊れている人にとっては、腰も膝も痛まないのはごく当たり前のことですものね。
でも、「五月蝿いなぁ、当たり前じゃん」とうちの生徒さんみんなが思ってくれるようになるまでは、このワンパターンの台詞を言い続けることでしょう。

フラでもし疲れる部分があるとすれば、それは「動かすところ」ではなく「抑えるところ」であるはずです。あるべきです。
なぜなら腰に限らずフラでゆったりしなやかに動いているところはすべて「力を抜いているがゆえに揺れている」からです。
むしろ、動かしたい部分を動かすためにしっかり芯が通って固定されている部分、そここそフラで使うべき筋肉なのです。

プルコギの誘惑

2008-02-11 01:45:03 | 美食礼讃
たいへん哀しいことに、我々の愛してやまなかったココスのチゲ鍋が終了してしまいました

嗚呼、貴方と過ごした熱く甘い日々も(←どっちかっつーと「辛い」では)、今となってはもう手の届かない遠い想い出。
来年また再会できることを祈りつつ、ひたすら貴方だけを思って生きてまいります。よよよ(←泣き崩れている)。

...と殊勝に一途に思い焦がれる性格でないのがこの私でございまして、サッサと浮気しています
ごめんなさい、貴方じゃなきゃダメだったわけじゃないの。ハッキリ言って美味しくて辛ければ誰でもよかったのよ!!

かように昼メロに出てくるダメ女のノリで今私が愛しているのは、ガストの韓国風すき焼き「プルコギ」です。
実はココスのチゲ鍋を愛好していた頃からこのプルコギも気に入って同時進行で通っていたんだねえ。これが昼メロだったら深刻な泥沼化が避けられない状況です。

このプルコギは卓上コンロで煮込むわけではなく、よくステーキやハンバーグが載ってくる鉄板で出されます。
セットで頼むとキムチがついてきて、さらにオプションで温泉卵も追加できます。

これらキムチと温泉卵をまず鉄板に乗っけてよく混ぜ合わせます。
そうそう、コチュジャンは既に鉄板に載っていますので、辛いのが苦手な方は混ぜる前に一旦取り除き、味を見ながら足していくことをおすすめします。

もちろん私自身はそんな心配は無用で、それどころか七味(※画像右上)を足しさえします
七味が加わると辛さが増すだけでなく、新たな風味が加わってさらに美味しくなるのです♪

ちょっと食べて鉄板が空いてきたら、ご飯も一緒に入れちゃいます。
さらに良く混ぜれば、ご飯におつゆがよくしみ込んでよけい美味しくなりますよ。というより、ご飯を投入しないとおつゆが余って勿体ないのです。

このプルコギは辛口野菜炒めのようなメニューなので、キムチを足していただけば野菜がたくさん摂れてわりかしヘルシーです。
焼き肉やすき焼きに比べて肉の量はあまり多くないけれど、満足度はとても高いです♪

ココスのチゲ鍋がなくなってしまった今、我々はこのプルコギに愛を捧げるしかないので、期間限定とか言わないで少しでも長く続けてほしいものです。

Let It Snow

2008-02-10 01:37:59 | 徒然話
今日はお昼頃からずっと雪でした~!!
しかも「降っても降ってもズンズン積もる」系の雪で、うちの前などあっという間に雪に閉ざされてしまいました。

とはいえ今日の場合宇都宮もあんがい日光と変わらない降り方のようでしたね。
宇都宮でのレッスンの最中に雪が本格化してきたのですが、みなさん雪ニモマケズ来てくださいまして、この悪天候の中たいへんお疲れさまでした


私は雪は好きなのですが、ウィンタースポーツは大の苦手です。
スキーやスケートに行かない家庭で育ったせいもあるのでしょうね。
しかし小学校では毎年スケート教室が開かれ、強制的に行かされてたので、壁伝いにならかろうじて滑れます。

壁伝いじゃなきゃダメなのはスケート技術のせいだけじゃありません。
私は「広所恐怖症」とでもいいましょうか、掴まるところもなくひたすらだだっ広い所に立つと、どうにも足が竦んで正気でいられなくなるのです。
空に吸い取られるか奈落の底に突き落とされるかのどちらかが起きるような気がしてしまうのですね。

スケートさえやっとやっとの有様ですから、いわんやスキーをや。
私は身の程を弁え一生スキーなどやらないつもりでした。なのに、中学校の行事でこれまた強制的に行かされることになってしまったのです!!

そのうえこのイベントで私は実行委員長になってしまいました。
持ち回りでいろんなイベントの実行委員長が割り振られたのですが、なぜまたこの私がよりによってスキー教室などの実行委員長になってしまうんでしょう。

はたして、私のスキー初体験は惨澹たる状態でした。
レベル別にクラスを分け、私は当然自己申告で最も初心者のクラスに入ったわけですが、「レベル0:見学」つークラスを実行委員長権限で作っときゃ良かったと、あとになってからさんざん後悔しました。

自転車のときもそうでしたが、私はそもそもスキーなど滑れるようになりたいとはまったく思えません。どうせ無理だろうとも思ってますし。
で、実際に滑ってみると生まれつきの運動音痴が災いし、本当にものすごく脈がなくて絶望の連続なので、ますますやる気を失ってしまうという悪循環に陥るのです。

インストラクターの人はなんとか私を滑らせようと、スキー板の前をつかんで無理矢理前へ進ませようとしましたが、これがまた逆効果でした。
私は意地になって尻餅をついて「これ以上一歩も動かねえぞ」と徹底抗戦の構えに突入してしまいました。
好きじゃない人に無理強いしようとすれば、克服できるどころかますます苦手意識を高めてしまう実例ですね。

今思い返すと、怪我や体調不良のフリをしてでも離脱した方が周りにも迷惑をかけずにすんだし自分も苦痛の数時間を送らなくてすんだのにと思うのですが、当時の私は莫迦正直なところがありまして、そういうズル休みをよしとしない気性だったのです。傍迷惑な性分だねえ。

そういうわけでもうスキーはこりごり、二度としないと思います。
でも雪だるまや雪合戦やソリで遊んでいてもよくて、なおかつ施設のご飯がべらぼうに美味いスキー場にだったら、或いは行っても良いぞよ。
運動神経を必要としない冬遊びキボンヌ。

ミッキー水没事故

2008-02-09 03:02:27 | Disney (パーク、映画&テレビ)
熱い暑い東京ディズニーリゾートでのカウントダウンから、間もなく1か月半。
いい加減ほとぼりが冷めた矢先に衝撃の情報を知りました。

なんと、カウントダウンショーの只中にミッキーがディズニーシーの海に落下する事故が起きたらしいのです!!!

問題の事故が起きたのは大晦日の午後11時過ぎ。
つまり我々のいたレストランはまだテラス開放時刻になっておらず、室内に軟禁状態だった上、位置がちょうど事故現場と正反対だったためまったくの死角だったようです。

しかし、我々がシャンパンゼリーやローストビーフにうつつを抜かしていたまさにその時、外の海上ではミッキーの身にとんでもないことが起きていたんですね~。

伝え聞くところによれば、ミッキーはショーの最中にモーターボートで海上に登場しました。
しかしなんとそのボートが海上の物体(噂では花火の打ち上げ装置とか)に激突!!ミッキーはボートから転落、そのまま海に落ちてしまったのだそうです!!

なにぶん暗い夜の海上のことゆえその後は諸説紛々なのですが、確かなのはどうもすぐ救護が駆け付けたわけではなかったようで、ミッキーはある程度の距離自力で泳ぐことを余儀なくされたそうです。
うーむ.....翌日ランドのポリネシアンテラスで会ったときは元気いっぱいで、前夜のそんな悲劇など微塵も感じさせないテンションだったんだけどなあ.....。さすがプロだ。

つーかさ、ぶっちゃけ、頭に水が溜まって重くなったりしなかったんだろうか(ってほんとにぶっちゃけたなオイ)。
マミちゃんは逆に頭が浮くんじゃないかと想像してました。
これ以上具体的な想像はばりばり放送禁止の領域に突入しますので、ここではとても書けません。

各地のファンサイトなどを見ると、確かにミッキーの頭がプカプカと水面から出ている画像が見られ、「頭が浮く説」は正しい模様です。
外れたりしなくてよかったねえ(ああっ、放送禁止!!!)

それより気になるのは主役の水面落下というオオゴトだったにもかかわらず、メディアがまったく取り上げてないことです。
これ、ある意味で先日のフロート破損事故より大事故だろう。なのにフロートの件にばかり話題が行って、ミッキーについてはどのマスコミも触れてないというのはどういうことだえ。

おそらく暗闇のことで「ミッキーの身に何か起きたらしいけれどどうなったのかよくわからない」という目撃者もそうとういると思われ、そういう人はおそらくさぞ心配してると思いますので、あんまし有耶無耶にしないで事の顛末を公式に発表した方がいいんじゃないでしょうか。

ダイモン

2008-02-08 01:38:59 | カエル偏愛
ファンタジーの史上最高傑作(と私が勝手に思っている)『ライラの冒険・黄金の羅針盤』が、いよいよ来る3月1日に公開されます!!!

『黄金の羅針盤』は三部作第一弾のタイトルです。
なかなかワクワクするタイトルではありますが、実はコレ、正確なタイトルではありません。
原作者のプルマン氏が仮称として書いておいたものを、物語に登場する重要アイテム=「真理計(アレシオメーター)」のことと勘違いした人がそのままアメリカ版のタイトルに使い、それが世界中に流布してしまったのだそうです。
だからほんとはこのタイトルはアイテム名じゃないんですよ。
続く第二作『神秘の短剣』、第三作『琥珀の望遠鏡』は、本当に出てくるアイテムの名前ですけどね。


まあそんな知ったかぶりはおいといて。
『黄金の羅針盤』公開に先駆け、オフィシャルサイトで「自分のダイモンを知ろう!」という面白い企画をやっています。

ダイモンとは主人公・ライラが暮らすパラレルワールドの住人すべてが持っている「守護精霊」のこと。
これは決してこの世界固有の生き物ではなく、本来ならどんな世界の人間も持っているのですが、普通は各人の内面に在るもので、それが目に見える生き物の形をとって存在しているのがライラの世界の人々の特徴といえます。

ダイモンはあくまでもその人間の精神の本質の具現とでもいうべきものなので、その人間から一定距離以上離れることはできません。無理に離そうとすると命に関わることになります。

また、人間が子供の頃は変幻自在に姿をかえますが、大人になるにつれ変身の回数が減り、最終的に一つの形に定まります。
それが「アイデンティティーを確立した」状態にあたるのではないかと、私は解釈しています。
つまり、大人のダイモンを見れば、その人の為人がだいたいわかるということです。

大学でこの作品を取り上げた時、「あなたのダイモンは何だと思う?」と聞かれたので私は迷わず「カエル」と答えました。

はい、私のダイモンはカエルです。
げんにカエルをダイモンに持つキャラクターは作品にも出てきます。フラ・パベルという名前の人で、真理計を長年の文献研究によって解読する学者肌の聖職者です。
おお、私っぽい。やはり私のダイモンもカエルだ。

ただしこの人のダイモンが肩に乗る程度のカエルなのに対し、私のカエルはめっさ大きいです。
何を隠そう大きめの西瓜ぐらいあります。

大きいうえに動きがのろいので、私のダイモンであるカエルは常に私の頭上に乗っています
しかも無駄に偉そうにふんぞり返っています。

私のダイモンは子供の頃からほとんどカエルの姿でしかおらず、小学生のうちにそのまま定着してしまい大きな身体で頭上にふんぞり返っているおかげで、私の伸長は早々と止まってしまいました。
おまけに重いため私はしょっちゅう頭痛に悩まされます。

しかしこのダイモンにも良い所はあります。
目の良くない私にかわり、カエルグッズやめぼしい本がないか目を光らせて教えてくれます。
またこの大きくて重いカエルが頭に乗ってくれているおかげで、重心のブレない踊りを踊れるようになりました。

...と、このように己のダイモンに妄想を馳せますと、『ライラ』の世界がより身近に感じられること請け合いです。
私のようにダイモンが明らかでないときは、公式サイトのダイモン診断テストを試すのも一興です。

ちなみに公式サイトのダイモン診断にはなんと肝心のカエルがありません!!!
だから私のダイモンは正確に出ないのですが、いちおうやってみたところ私のダイモンは「トラ」と出ました。
ほほ~。カエルが出ないならネコ科の大型動物だろうと思っていたら、その通りでしたな。

でも私のダイモンはカエル。誰が何と言おうとカエルです。カエル以外あり得ません!!!

雛祭り企画中

2008-02-07 02:11:34 | ダンス話&スタジオM
先日チラッとお伝えしたパーティーの企画が、水面下で着々と進んでおります

あ、こないだ「オトナの雛祭り」という話をしたのですが、宇都宮クラスの小学生の生徒さんたちも出てくれることになりましたので、微妙に宗旨替えし、正式な仮称は「オトナとコドモの雛祭り」に決定です!!
って「正式な仮称」っちゃ何だ。


前回のパーティーで出た反省や参加者の皆さんの意見を反映し、今回の雛祭りにはいくつかの変更点が加えられる予定です♪

まず、踊れる機会をもっと増やすこと!!
複数のクラスに所属している方は前回もけっこう踊れたと思うのですが、そうでない方の「もっと踊りたい」という意見を尊重すべく、前回ご好評だったメレフラタイムを増やそうと思います。

そして会場のレイアウトも観るより踊る方がメインの形状に設定し直して、気軽に飛び入り参加しやすいムードを作ります♪
もう、知らない曲だって出ちゃって大丈夫ですよ。そうとう大勢で踊るので、ハッキリ言って誰が覚えてて誰がそうじゃないかなんて、パッと見まったくわからないと思います(笑)。
前回もシャンパンの勢いを借りて踊りっぱなしだったという方が...。我々としてはそういうノリが狙いなんで、ぜひ酔った勢いででも楽しんでいただきたいと思います。

次に抽選会の賞品を増やすこと!!!
前回のクライマックスだった抽選会はけっこう楽しんでいただけたようなのでまた企画しているんですが、その際グループによって全然賞品が当たらなかったという声もけっこう聞かれました。
今回はそんなことが起きないよう、なるべく多くの商品を用意しますね。というわけで関係各団体のみなさんよろしく(笑)。
もちろんラナちゃん賞も考え中です。
あと、究極的には「空くじなし」も視野に入れてます。当たらなかった人にも何かの記念品を差し上げられればいいな。

そして、ケーキの数を増やすことも会場にお願いしました。
前回、甘党の方向けにケーキを用意していただいたのですが、ケーキ需要が予想外に高かったようで最終的に足りなくなる事態が起きてしまいましたので、すでに一回目の打ち合わせの時点で真っ先に「ケーキを増やすこと」を約束していただきました(笑)。

いの一番に約束したことはもう一つあり、それは「お食事の質を美味しく保つこと」です。
楽しいダンスもショッピングも抽選会も、食欲の充実あってこそのアクティビティーです。
美味しいものを満足に食べて、パワフルに遊びたいですものね♪

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