舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

いかんべ祭2007!!

2007-08-19 23:00:47 | ダンス話&スタジオM
昨日、那須烏山市の「いかんべ祭」本祭が行われました!!
私達も総勢50人超で参加し、楽しい時間を過ごさせていただきました♪

今回何より心配されたのが天候でした。
週末は天気予報は雲と傘マークがついたかなり怪しい状態でした。
金曜の前夜祭も降ったり止んだりの不安定なお天気で、時間帯によってはずぶ濡れになって踊ったところもあったとのこと。
当日も場所によっては結構降っていて、不安に思いながら会場(を通り越してランチのクローバー)へ向かったのでした。

しかし、クローバーで美味しいステーキと焼きライスを堪能しつつ話に花を咲かせているあいだに雨が上がり、けっきょくそのままうす曇りの状態で踊れることとなりました。
曇り空って逆に晴れより有り難いですね。気温はあまり上がらないし、直射日光が当たらないので踊る私達も見てる人達もだいぶ楽でした♪

ということで天気の問題は解決したのですが、控え室に詰める段になってほかの問題が発生しました。
なんと我々50余名に割り当てられていたのは和室の4分の1、ここは23区内のアパートかと突っ込みたくなるようなスペースだったのです。これでは中に入りきることもできません。
そのうえ、部屋の一部を仕切りも無しで使うわけですから当然よそのチームの男性もいるわけで、現に得体の知れぬオッサンがパソコン広げて鎮座しており着替えることも不可能です。き、着替えもできない控え室ってどうよ。

まあこれは明らかに割り当てミスだったんでしょうな。本部に訴えたら、ほかの部屋を使わせていただけることになりました。そこも7~80名で一つの小部屋をシェアする形ではありましたが、ほかのグループも女性ばかりだったので助かりました。

場当たりとリハーサルをしてから、本番30分前に舞台袖に行って待機します。
今回は上・下のほかに舞台中央出入口もあり、こちらは出入りの際にスタッフの方に扉を開けてもらうことになっているので、待機中にそのタイミングを入念に打ち合わせしておきました。

ということで6時過ぎ、我々の第一部のスタートです。
ちょうど良い天候のおかげかすでに客席は満杯。一曲目のフラ組のメンバーが出てきただけで、客席から「おお~」といった歓声がわき起こりました。

照明がとても良かったこともあり、ビデオで見てもこのときのフラは絵的にものすごく綺麗です。あの真っ白の舞台でドレスの裾が一斉に舞うとかなり壮観でしたね。
ほんとうに雨が降らなくて良かったです。悪天候のときのために代替のドレスも持ってきていたけれど、それだと持っていない人もいるし、やはりこの曲はこのドレスのために作られた振り付けなので、これで踊るに限ります。

そんなしっとりフラの余韻も醒めやらぬうちにド迫力のジプシーダンスが始まります。
何がド迫力って先頭の私の飛び出しっぷりです。そうとう鬼気迫ってます。
なにしろこの舞台は横幅が16.20mもあるため、血気盛んなラテン系F1ドライバーのようなスタートダッシュをかまさないと到着できないのです。
私はじつをいえばこの飛ばしが大好きで、今回も気合いたっぷりに飛び出してったのですが、あまりに凄まじい飛び出しっぷりで一瞬にしてビデオの画面から消え失せてました

ジプシーが終わるとフィナーレです。
今の2曲に出なかったメンバーも例の中央出入口から登場して輪に加わり、二部も見てねという気持を込めつつ全員でご挨拶しました。
斜めを向いて挨拶するとそっちの方面のお客さまがみんなで手を振り返してくれ、序盤からノリのいい客席でうれしかったです。


さて、日がすっかり暮れた後に第二部です。
こちらの出だしはタヒチアン。しかも3方向から登場したので、これも登場と同時に歓声が上がりました。
さっきの時点で既に多かったお客さまはここへもってきてさらに増え、立ち見の方もぐるりとステージを取り囲んでいます。
しかもノリがいいんで最高です。
まあね、ノリがいいっていってもお客さまの反応は正直なので、ノッてもらえるようなものをお見せしなければいくらお客さまが多くても客層に恵まれていても誰もノッてくれません。
ノセるのは出演者の役目。それが腕の見せ所です。
私達の二曲目はアップテンポのフラで、出演者が舞台に登場しただけでやんやの喝采でした。
これは今回の演目中もっとも大人数だったため合わせるのがなかなか大変でしたが、最終的な出来上がりを見たらほんとに万華鏡のように色彩が変わって綺麗でしたね。

その間に我々は早着替えを済ませ、いよいよ最後のベリーダンスへ。
こないだも書きましたがこれには重要な仕掛けがあります。
はたして出演者が舞台上に出揃い、その仕掛けを発動した瞬間、
客席からは地鳴りのような歓声が!!!!
思わずほくそ笑んだのはいうまでもありません。

しかしほくそ笑む間もなく、予想だにしなかった第二の仕掛けが発動しました。
ステージ前から花火があがったのです。
花火が出るのは分かっていたことですが、それがどのグループのいつのタイミングで発動するかはまったく分かりません。花火がいっさい出ないグループもあるのです、というよりそれが大半です。
おもわず隣近所のメンバーと「これは確かにビックリだわね」「やっぱり熱い!」などと会話しながら(たしょうの口の動きは花火とその煙でかき消されているはず)踊りました。

第一の仕掛けで最高潮にノッてくれたお客さまは花火でさらにテンションUP!!
そのあとは胸を振っても腰を振ってもすぐさま歓声でもって返してくださいました。
というか胸への食いつきが凄かった(笑)。
証言によれば、中学生とおぼしき女の子が「あれ詰め物かな!?」「詰め物だけであんなにはならないよ!」などといった会話を繰り広げていたのだそうです。
......まあ、ご自由に想像して下さい(笑)。

踊り終わると拍手喝采に混じって口笛の音が。そんなにも受けてもらえるなんて、サプライズを仕込んだ甲斐がありました♪
地元の方の評判も上々だったそうで、有り難い限りです。
来年もご期待に添えるようサプライズな舞台にします!!!

最新の画像もっと見る