舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

いまさら北京五輪、など

2008-09-01 02:35:22 | 徒然話
ひさしぶりに「ブログ通信簿」をやってみました。
いくつかの項目に対する5段階評価はとうにどうでもよくなり、ひたすら性別欄と年齢欄を楽しみにチェックしています。

相変わらず「推定性別」が女性のままなのは萎えますが(願わくば「不詳」でありたい)、「推定年齢」はめでたく低下に歯止めがかかって快調に上昇し、親の年齢を追い抜きました(笑)。
現在59歳。おお、めざせ還暦!!

今日は『となりの801ちゃん』アニメ化中止という悲しいニュースがあった一方で、北海道マラソンが観られたのは嬉しかったです。
何がうれしいって、久々に箱根の山の神・今井さんが観られたことです

今井さんは去年までの箱根駅伝の険しい山登りで超人的な活躍をしたあと、順天堂大を卒業されました。
今年のお正月は卒業後だったので箱根での活躍が見られず寂しいなあと思いつつも、あれほどの力を持っている今井さんのこと、きっといつか別の大会で観られると楽しみに待っていたのです。

はたして今井さんは今回の北海道大会にてめでたくマラソン初出場となりました。
招待ではなく一般参加でありながら、コメンテーターの小倉智昭さんも今井さんに注目。結果は10位と、デビュー戦にして素晴らしい好成績だったといえましょう。流石です。

なんたって卒業したての若い今井さんのこと、活躍されるのはまだまだこれからです(その点、選手の平均年齢が比較的高いこのスポーツはいいですね)。
国際的なマラソン大会はもちろん、4年後のロンドン五輪を目指して頑張ってくださいまし!!


で、その五輪です(←ようやっと本題)。

ついに終わってしまいましたね北京五輪...って今さらかい!!!
終わったの先週じゃん。そうとう今さら感が漂いますが、閉会がうちのイベントと重なってしまったんでしょうがない。

も~開会式から口パクだのCGだのイロイロありましたよな(←小生は選手入場にばっかり気を取られて口パクに気づかなかった愚か者です)。

というか、口パクは別にいいじゃんと私個人的には思います。
いいえ!!!中国政府のしたことが正しかったという意味ではありません!!!!

口パクという行為自体は、ああした舞台演出上で行われ得ることだと、普段からアニメやインド映画(※あの甲高い歌声はほぼ100%女優さんではなくプロの歌手です)を観ている私は思うのです。

あの演出の何がまずかったって、口パクしたことそれ自体ではなく「口パクを舞台上で演じた少女と歌声の持ち主が別人だったにもかかわらず、歌った子のことを何ひとつ表に出さず舞台上の少女のみの功績にしちゃった」ってことです。

たとえば「自分は決して表に出ない」というポリシーの声優さんもいらっしゃると思いますが、番組の最後に必ずキャスト名が流れます。あ、『サザエさん』のタマは別として(笑)。
でも開会式で歌った少女は「自分のことがいっさい出ない放映を見てショックを受けていた」というのですから、まさか本人が出るのをいやがったわけではないでしょう。
だから演出の都合上(それだってかなり勝手な「都合」だとは思うけど)どうしても演じ手と歌い手を別の子にしなきゃならなかったのなら、せめて歌の最中や前後に本当に歌った子の顔と名前をきちんと表示すれば良かったのです。

レッスンの最中に始まった開会式と違い、閉会式は最初から最後まで一通り見られました。
しかし場外で花火が揚がるたびに「おっとぉ、これは本物か!?」と疑る姿勢になってしまうことを止められませんでした(笑)。

で、そんな放映の途中で流れた中国語のアナウンスの中に、マミちゃんが目(耳?)ざとく「シ~ジ~」という言葉を聞きつけてしまったのです。
シ~ジ~? CG??? うわあ、やっぱりそうだったのかああ!!!


...は、話をオリンピックに戻しましょう。
今回はいつになく私も日本人選手を応援しました(笑)。
それもひとえに先程も出てきたフジテレビの小倉智昭さんの影響にほかなりません。

私は小倉さんがとても好きです。だってプロなんですもの。そして、プロのお仕事をとても楽しんでいるんですもの。
小倉さんのはしゃぎっぷりを批判する人もありますが、自分の仕事を存分に楽しんで何が悪いのでしょう。
ただ義務感だけでひたすら終業時刻を待ちながら嫌々するのばかりが仕事じゃありません。どんな仕事であっても、やりがいや楽しみを見出せるのが理想の働き方だと私は思います。

そのうえ小倉さんは無責任にはしゃぐだけでなく、プロとしていろんな分野(主にスポーツや音楽ですね)への造詣が深いところが素晴らしいです。
オリンピックにしたって、誰もが注目してる選手や競技だけでなく、ほかの人が目を留めていないけれど実はレベルの高い選手たちに早くからチェックを入れていて、ろくな下勉強もせず北京に飛んだ急ごしらえのタレントキャスターとは一線も二線も画しており信頼が持てます。

でも小倉さんが本当に偉いのは、普段の番組でも自分の知らないことは「知らない」とハッキリ認める点です。
たとえば番組で何かの特集が組まれた時、メインキャスターは直前の打ち合わせでもらった資料から仕入れた付け焼き刃の知識だけでいかにも知った風に対応することもできるはず(というより多くの人がそうしてます!?)。
なのに小倉さんは潔く分らないことは分らないと言い、専門家からは初歩的と思われるような質問でも臆せず訊いたりします。
それって、「自分には一朝一夕ではまかなえない専門分野がある」という自信の裏返しだと思うんですね。
自分自身、深い造詣を持っている領域があるからこそ、専門外の分野を分ったフリすることはできないと誰より良く知っているのでしょう。

興味のないことには「オレ興味ないもん」とバッサリ言うところも正直で好きです(笑)。そのかわり得意分野や興味のある事柄に対しては徹底的に知識欲をむき出しにするんですよね。
そのへんは私やマミちゃんにも相通ずるものがあるんで他人の気がしないのかもしれません(笑)。

あれ、やっぱり競技そのものの話に入れないな。それこそ私にとっちゃ専門外の分野だからかな(笑)。

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