舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

クィーン@東武百貨店

2008-07-12 03:40:13 | 美食礼讃
東武百貨店に今日オープンした「クィーン洋菓子店」に早速行ってきました

お店が入ったのは1階のお菓子ブランドのエリアです。
昨日かかっていた目出度いことこのうえなさすぎる紅白幕(開店前のお店にいつもかかってる)は綺麗に取り除かれ、高級感ただよう落ち着いた色彩の売り場が出現してました。

我々は読売レッスン後の作業着のままお店へ直行
あ、作業着つうのは我々がレッスンの時に着ている代物です。もちろんパウスカートではない(笑)。パウスカートでうろつくのはさすがにアレですものね。

ショーケースには限られた種類の商品のみがたっぷりスペースをとって並べられていました。
人気店ゆえこの怪しい出で立ちの二人組が出没してもお客さんが絶えることはなく、営業妨害しないで済んで安心いたしました。
尤も商品の種類をかなり限ってあったため、私のお目当てだったマカロンは並んでませんでした。それをいったらおなじみのケーキ類もありません。ま、これらは本店で買えばよいので、いつもと違うものを買えた方が却ってありがたいな。

代わりに並んでいたお菓子の中にはお待ちかねの東武限定スウィーツ
我々が買ったのも当然そちらです。しかしじっさいに買う前にしっかり試食させてくださいました。
それも2分の1個太っ腹!!
そういえばうちがクィーンに通い出したのは今の本店の隣の隣くらいの場所にお店があった頃のことで、その頃も買いに行くとよく新製品の試供などをいただいてました。
気前よく試食させてくれるのはその当時からの伝統なのでしょうか。

今回ゲットしたのは「栃円」(とちまどか)というお菓子で、ふわっふわの生地の中にクリームチーズが入っているものです。
チーズといってもその口当たりはごく軽やかで、チーズが特別好きじゃなくても大変美味しくいただけます(無類の乳製品好きの私はどのみち大歓迎ですが)。

しかし何よりおいしいのはその生地。かえるちゃんに分け与えながら食べていると、そのふっくらふにふにした感触はまさしくかえるちゃんと一緒でした。
ここはひとつ、抹茶味かなんかの緑色にして「かえるちゃんのほっぺ」というタイトルで売り出してほしいくらいです(って、非常にやばくないかそのタイトル)。
かえるちゃんのほっぺに似ているから、というわけではなく、私はもともとこの手の食感のお菓子が大好きなんですね。

当分帰宅できないので冷蔵庫に入れられないため、5個入り1箱しか買えませんでしたが、心配するまでもなく二人でペロリと平らげました。
購入するとブランドショップのような素敵な手提げに入れてくれるのも女心をくすぐります。いつもの袋と違うから、今回の出店に際してわざわざ作られたのでしょうか(通常の紙袋を20枚とかストックしてる私が言うんだから間違いない。って紙袋ためすぎ。いや、それとも買い過ぎなのか.....)。

こんなものがすぐ買えるお店が東武に出てしまって、我々の先行きは大丈夫なのでしょうか。
なんせ「お腹が空いてないのに間食はやめようね」「そうね、たしょうは痩せなくちゃまずいしね」と会話しながらごく自然な動作でドーナツ屋に入り、白桃シューとカフェオレ3杯を平らげられる人間です(←バカだろう。それ絶対ただのバカだろう)。

しかも東武のクィーン限定スウィーツはこれだけじゃないんですぜ。まだ未挑戦のものまであるってことです。
うかうかしてると商品が入れ替わってしまうかもしれない。しかしこないだ食べたアレも美味しかったから捨てがたい。
悩み多き真夏の夜は続く(だから一番悩ましいのはあんたの食欲)。

クィーンのマカロン

2008-07-04 23:54:39 | 美食礼讃
最近宇都宮市の洋菓子店「クィーン」にいくと必ずゲットしているモノがあります。
汝の名はマカロン。
それもバニラ味。


いえたぶんほかの味も美味しいんだと思います、しかし根っからのバニラ好きである私は、どうしてもバニラばかり買ってしまいます。

たいがいクィーンに行くとほかに買いたい生物(おもにショートケーキ)が多いためあまり沢山買えないのですが、今日は酷暑のおり乾き物を買う用事で行ったから生物を買えない代わりにという名目で大人買い(←ってコレ大人買いなのか)。
うううう、この体重をどげんかせんといかんとか口先で言ってるわりに、やってることが矛盾するのを止められないいい。それでも今夜の夕食はビビンバなど食べてる私、この意志の弱さ誰かなんとかしてください。

クィーンのマカロンはさっくり軽く、でも中のクリームはバニラ好きにはたまらない芳醇なバニラ味で、食べた瞬間に一目(一口)惚れしてしまいました。
最近流行りで巷にいろんなマカロンが出回ってますが、私はここのが断然お勧めです。
そういえばさっき挙げたショートケーキも、「ショートケーキ」と名のつくものは世の中に数多あれど、クィーンの美味しさは格別です。

数日分(とか言ってるけどどうせ一瞬で無くなるんだろう)のマカロンを仕入れてほくほくしている我々は、さらに大変な事を知りました。
なんとクィーンが東武に出店するというのです。

と、東武ってあーた、それじゃあ平均3日に1度の東武訪問のたびにあのやばいマカロンなりケーキなりの誘惑(とか言ってるけどどうせ即座に陥落するんだろう)と闘わなくちゃならないってんですか。
しかもオープン日はさっそく読売レッスン日なんですけど。どうしてくれるんでしょう。オープン記念という名目でまた今日のような数のマカロンをゲットしてしまうのでしょうか。

クィーンの皆様、めでたい東武オープン当日の午後から夕方にかけてこの派手な作業着の二人組が襲来いたしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
特にバニラ味のマカロンのストックは多めに(爆)。

みちのくの味と技

2008-06-19 01:45:23 | 美食礼讃
昨日火曜日から東武デパートで「みちのくの味と技」物産展が開催されてます。
我々ももちろん行ってますよ。しかも2日連続で。
この地域の物産展は外せないものが多いんですよね~。

私が真っ先に駆けつけるのは、友の会の前にある佐藤錦のブースです。
といってもあの宝石のように美しく箱詰めされている必要はもちろんナッシング~。だってあまりの美味しさに見た目を気にする間もなく貪ってしまうんですもの。

最もアメリカナイズされていた(プレスリーが来た!!)頃のハワイに暮らしたせいで何でも「アメリカがいいアメリカがいい」と言い、サクランボは当然アメリカンチェリーだったマミちゃんでさえ、佐藤錦の前に陥落しました。
なんであんなに美味しいのでしょう、あのサクランボは。聞いた話だと、農家の方が4時半とかに起きて世話をしているんだそうです。あんなに美味しいものが作れるなら確かに早起きの甲斐があると、「早起きは十文の損」がポリシーの私でさえ思います。

佐藤錦ジャムも出ているようですが、私はヨーグルトにかける分しかジャムを食べませんし(パンはバター派)、やはりあれだけ美味しいものはシンプルにいただくのが一番でしょう。
私がついうっかり何かに取り憑かれた勢いでサクランボを貪るので、マミちゃんにおののかれます。
我が家の人間は弱肉強食の世界(※かえるたちは王侯扱い)ですから、腕力で私を遥かに凌ぐマミちゃんに負けずに美味しいものをゲットするためには先手必勝なのです。

あと忘れてはならないのが「牛肉どまん中」弁当です
東武の物産展にやってくる牛肉弁当の中でも特に好きな一品です(ちなみに、私は東武に来る牛肉弁当のほとんどすべてを制覇している気がします)。
そぼろと一口サイズのお肉の両方が味わえる上、どちらも秀逸に美味なのです。これで税込1,000円なのは安すぎるくらい。
電子レンジであたためると出来たてのような美味しさが楽しめます。
マミちゃんは海鮮弁当と鯖寿司も食べたけど、この牛肉弁当があまりにも美味しいので次はそれにすると息巻いてます。

揚げ物は「デリカむつ」と「米沢牛コロッケ」の紀伊国屋さんの両方を買いました。
「デリカ」の方はトライ済み。特に好きなのが「にんにくコロッケ」で、馥郁たるにんにくの香りが素晴らしく、牛肉弁当を平らげた後なのに食べたくなってしまうほどです。
私はにんにくの香りを味わうため、ソースなどはつけずにいただきます。

そして広告の表紙に出ているホールのアップルパイの洋菓子屋さんもいけました。
あいにくホールは売り切れだったのですが、カットしたものを買うことができ、ロールケーキもそうとう美味しかったです。
普通お菓子にフルーツが入っているのを好まない私も、林檎ならお菓子との相性がいいですし、特にこのお店のケーキはフルーツだけが悪目立ちすることなくお菓子の中にきれいに解け合っています。

そして〆はイートインのそばにある牛乳屋さんのソフトクリームです!!
断然のお勧めがワッフルソフトです。ワッフルはその場で焼いて巻いてるんですね。香ばしくて最高です。
ソフトクリームも濃厚なミルクの味で牛乳好きには悩殺ものです。

なお、私はその濃厚ソフトクリームとセットで牛乳を飲みます
今やあまり知られてない話ですが私は異常な牛乳飲みで、放っとくと平気で一日あたり牛乳1.5?と飲むヨーグルト1?を飲み干す人間です。
幼い頃牛乳をがぶ飲みしては「っぷは~、サッパリした」とビール飲んだ風呂上がりのオヤジのような言葉を吐いていました。
今でもよほど濃いものでない限り、牛乳は「サッパリする」飲み物の類いです。とくにこういう濃厚ソフトクリームとセットで飲むなら、それは決してマミちゃんの言うように「しつこそうで信じられん」ということはなく、むしろ濃いソフトクリームを中和する役割を果たすのです。

まず牛乳を飲んで喉の渇きを潤した後、ワッフルに載せたソフトクリームでデザートと洒落込む。
これがみちのく物産展出没時の理想の〆です。

石焼ビビンバはパラパラでナンボ

2008-04-24 02:56:51 | 美食礼讃
今日は県庁前の総合文化センターでのレッスン日でした。
最近、ここでレッスンがある日は昼休みに道路を渡って斜め向かいの韓国料理店「いなか屋」でランチを食べるのがお定まりになってます。

このお店は完全に本場の韓国料理です。
初めてここに来た数年前、私の舌は今ほど韓国化していなくて、すべて美味しいと思いつつも何を食べても辛かった記憶があります。

しかし今はもう大丈夫。ひとッつも辛く感じません。

私達が頼むのは決まって石焼ビビンバランチで、マミちゃんだけ辛みを少なくしてもらいます。
そのまんまの辛さで十分いけると思うんだけどねえ。

オーダー後、卓上にポットサービスで出される(親切!)ほどよい温度の香ばしいお茶をいただいたりしているとほどなくナムルが出てきます。
ナムルというともやしやゼンマイなどをしっとり味付けしたおかずを思い出しますが、こちらのナムルは常時4皿本当にさまざまな種類のものが出されます。
4皿のうち2皿は大抵いろんな野菜のキムチなど辛いもので、ほかにコロッケなどの揚げ物が一口あるのもうれしいですね。
これに韓国風サラダ(やはり辛い)とスープ(例によって例の如く辛い)があります。
あ、そうか。サイドディッシュにも辛いものが多いから、この上ビビンバまで辛(から)いと逃げ場がなくて辛(つら)いわけか、マミちゃんなんかからすると。

今気づいたけど、「からい」と「つらい」ってそういえば同じ字なんですよね。つらさの対極にあるこの魅惑の味覚を、なぜ同じ字であらわすのでしょう。もしや禁断症状がおきてつらいことをいっているのかもしれませんね。ビビンバは常習性がありますものね。ときどき3日連続とか1日に2回とか食べてて我ながら驚くことがあります。

ともかく、ナムルのあれこれを楽しんでいるうちにビビンバが出てきます。
ここのビビンバは石鍋が十分に熱されていて、ご飯が完璧にパラパラになります
ビビンバはパラパラでナンボというのが我々の一致した見解でして、きっちり混ぜるとカリッとするくらいパラパラになるここのビビンバはまさに理想なのです。
ただとにかく熱くなってるので、私は一度小皿に取り分けないととても食べられません。直食いはまず無理です。
いくら辛いものに強くなっても(てか、麻痺?)このへんはホンモノの韓国の方々にはまだまだかないませんね。

最後にはメロンなどフルーツもついていて、味は極めて美味しいし量的にも適度で大変満足してお店を出ます。
ほんとに、お肉もないのにこうも満足できる食事はほかにありません。
そして後半のレッスンいくぞーというエネルギーを得ているわけですね

イヤよイヤよも好きのうち

2008-03-20 02:30:10 | 美食礼讃
嗚呼、ついに東武デパートの九州物産展が始まってしまいました。

ヤバいです。危険すぎます九州物産展は。
んもォ~、やめて!!...と某カルト教団教祖の弁護人ばりに言ってしまうのも、ひとえに九州物産展は危険な相手に愛を捧げがちだからです。

どれだけ危険な相手って、よりによって氷白熊と佐世保バーガーですぜ。
いずれかだけでも十分危険な代物を、だだだ、ダブルでなんて。身の程知らずにもほどがあります。
しかし行くとセットで買ってしまう自分がいます。

さすがの私もこれら二つを同時に頂くことは無理です。ですが、時間をおけば余裕で平らげられます

今日はまず朝に佐世保バーガーにかぶりつきました。
冷めていたのでレンジで1分30秒あたためるといい感じに仕上がります。私みたいにしっとりパンが好きな人間は、水をほんのちょびっとだけかけるのがミソ。

それをもちろん紙越しではなく直にプレスし、はみ出したソースやレタスを舐めとり、それから豪快におしりかじり虫、じゃなかった、かじりつきます。
きちんとプレスすれば「豪快に」ってほどの覚悟がなくても大丈夫。あんがいお上品に食べられます。

もっとお上品に食べたければうちのマミちゃんみたいに切り分けて食べればいいんだけど(この人の場合品の問題ではなくたんに口が小さいからだが)、私ゃどうもこの食べ方だと満喫できないな~。かぶりつかないと食べた気がしません。

実は私、先日某所で偽佐世保バーガーに出くわしました。
でも当然ながらダメでしたね。本家の足下にも及ばないどころか、同じハンバーガーと呼ぶのが悪いような代物でした。
やっぱり世の中なべて偽物や亜流はダメやねえ。

久しぶりに食べた佐世保バーガーはさすがに本家の味、余分なものはいっさいなく、欠かせない具やソースはすべてジューシーで美味しかったです。
一個食べるとものすごくお腹いっぱいになっちゃうんだけど、あまりに美味しくてやめられません。というか最後の一口まで飽きません!!

一方の「氷白熊」はイートインもありますが、今回はミルク金時をお持ち帰りしました。
普段はブルーハワイやメロンなどあっさり系かき氷を好む私も、白熊に限ってはミルク金時が大好きです。
だって、練乳がしっかり氷にしみ込んでて美味しいんですもの。って、氷自体が練乳ミルクでできてるのかな?

しかも小豆と練乳しか入ってないというシンプルさもいいですねえ。素材が美味しいので、ごまかしの利かないシンプルな味でも十分に楽しめるのです。
氷は細かくて口どけがよく、小豆もしっとりして粉っぽくなくて、氷と小豆のバランスも私にはちょうどいいです。

ただこちらもすごい量ですから、食べるには相応の覚悟が必要です(笑)。
蓋あけた時なんてびっくり箱さながらに中身が飛び出しそうですもん。
だから私は一旦逆さまにして蓋を開けます。蓋の方が少し直径が大きいので、逆さまのまま蓋を外し、元の天地に戻してから蓋を取り去るのです。

先ほどお風呂上がりに食べたらほどよく溶けてて美味しかった~。
...はッ、「夜8時以降はものを食べない」という誓いはいずこへ!?つーかソレ、いつ立てた誓いだったっけ!?!?

いかん、忘れた。誓いはつい忘れやすくていかんね。にしてもそろそろお腹が空いてきたなあ。白熊食べたら辛いものが恋しくなってきたことだしそろそろ煎餅でも(←ってオイィィィィ!!!!)

マイ・ファニー・ヴァレンタイン

2008-02-14 01:28:30 | 美食礼讃
今日はバレンタインだそうで。
バレンタインといえば、チョコ愛好者が自分および同好の士のためにごっそりチョコを買い漁って喉が灼けるまで堪能する日のことです。

いや~、素晴らしい日じゃないですか!!
なんたって私はチョコが大好き。数あるお菓子の中で最も好きなのがチョコなのですッ。
早速昨日もバレンタイン前祝いを楽しみました。いつも禁忌にしているダーク・ミルク・スウィート三種食いを敢行し、なおかつ久々にバウムクーヘンもゲットしました。
我々はユーハイムのバウムクーヘンに目がないのです。もちろんホワイトチョコのアレです。バレンタイン向けにミルクチョコレート味も売り出されていて、そっちの方がパッケージが可愛かったのですが、どうしてもホワイトチョコを諦めきれませんでした。

私は普通ホワイトじゃない方が好き(しかもカカオ含有率がなるたけ高い方がいい)ですが、なぜかバウムクーヘンだけはホワイトが好きですね。

同様にホワイトチョコが練り込まれた魅惑の焼き菓子、サン・マルタンの「宇都宮マダム」もやめられません。
というわけで今日はこちらを買い占めてまいりました。
お店にはバレンタインチョコを選ぶ女性が引きもきらなかったのですが、我等が目に映るは宇都宮マダムのみ。

これでバレンタインの準備は完璧です。さあ来いバレンタイン!!

...って明らかにバレンタインの過ごし方がどうかしてないか。
わかっていますとも。我々のバレンタインが一般日本人女性のそれとは著しく異なる習慣であることなど。
でも我々はバレンタインをこういう風にしか活用したことがないのです悪いけど。

うちの生徒さんは結婚50周年にして今年初めてバレンタインチョコをご主人に贈るのだそうで!!
そういうバレンタインの過ごし方ならとっても素敵だと思います。

でなかったら逆に日頃のお礼としてのプレゼントとかね。親しい同性同士なら普段から気軽に贈り物をしあえるけど、女性から男性に感謝の気持を贈るにはこういうきっかけが便利でしょう。
義理チョコというと聞こえが悪いけど、最近いわれる「世話チョコ」という言い方は的を射ていていいと思います。私もあげました。

でも本命チョコだのねえ、チョコを携えて告白だなんてのはねえ、重い。重すぎる。私にゃ耐えられん重さです。
まあ、バレンタインに命をかけてる女性にとやかく言う気はない。ただ私もマミちゃんもこの手の重さはすこぶる苦手で、もし自分が男だったら気合い入り過ぎた本命チョコなんてマジ勘弁と思っている次第です。
だから我々は本命チョコをただの一度も贈ったことがありません(笑)。

バレンタインは色恋ではなくチョコ愛好者のためにあるものです!!
「チョコレートフェチのためのバレンタイン」運動をもっと広めるぞ~。お~。

プルコギの誘惑

2008-02-11 01:45:03 | 美食礼讃
たいへん哀しいことに、我々の愛してやまなかったココスのチゲ鍋が終了してしまいました

嗚呼、貴方と過ごした熱く甘い日々も(←どっちかっつーと「辛い」では)、今となってはもう手の届かない遠い想い出。
来年また再会できることを祈りつつ、ひたすら貴方だけを思って生きてまいります。よよよ(←泣き崩れている)。

...と殊勝に一途に思い焦がれる性格でないのがこの私でございまして、サッサと浮気しています
ごめんなさい、貴方じゃなきゃダメだったわけじゃないの。ハッキリ言って美味しくて辛ければ誰でもよかったのよ!!

かように昼メロに出てくるダメ女のノリで今私が愛しているのは、ガストの韓国風すき焼き「プルコギ」です。
実はココスのチゲ鍋を愛好していた頃からこのプルコギも気に入って同時進行で通っていたんだねえ。これが昼メロだったら深刻な泥沼化が避けられない状況です。

このプルコギは卓上コンロで煮込むわけではなく、よくステーキやハンバーグが載ってくる鉄板で出されます。
セットで頼むとキムチがついてきて、さらにオプションで温泉卵も追加できます。

これらキムチと温泉卵をまず鉄板に乗っけてよく混ぜ合わせます。
そうそう、コチュジャンは既に鉄板に載っていますので、辛いのが苦手な方は混ぜる前に一旦取り除き、味を見ながら足していくことをおすすめします。

もちろん私自身はそんな心配は無用で、それどころか七味(※画像右上)を足しさえします
七味が加わると辛さが増すだけでなく、新たな風味が加わってさらに美味しくなるのです♪

ちょっと食べて鉄板が空いてきたら、ご飯も一緒に入れちゃいます。
さらに良く混ぜれば、ご飯におつゆがよくしみ込んでよけい美味しくなりますよ。というより、ご飯を投入しないとおつゆが余って勿体ないのです。

このプルコギは辛口野菜炒めのようなメニューなので、キムチを足していただけば野菜がたくさん摂れてわりかしヘルシーです。
焼き肉やすき焼きに比べて肉の量はあまり多くないけれど、満足度はとても高いです♪

ココスのチゲ鍋がなくなってしまった今、我々はこのプルコギに愛を捧げるしかないので、期間限定とか言わないで少しでも長く続けてほしいものです。

紀文のおでん

2008-01-23 23:34:04 | 美食礼讃
毎度美食がどうとかのたまってますが、実は私、料理はまったく出来ません
ちなみに母マミちゃんも出来ません。あ、この人は出来ないというよりする気がないんだな。

学校の調理実習のさいは、個人プレーでなく班毎に作るのをいいことに食器準備や後片付けに回り、直接手を下すことはできるかぎり避けて通りました。
それでも一度「一人ずつだし巻き卵を作る」というおそろしい課題が出されてしまい、ついに逃れられなくなって作ったところ、なぜかクラスで私一人だけスクランブルエッグが出来上がりました。
いいんじゃい。材料は同じだ。スクランブルエッグ好きだし。卵焼きが食べたきゃ、浅草の松屋で草津亭の卵焼きをゲットするもんッ!!

そういうわけでまったく料理しない我々が唯一家で作って食べるのが、紀文のおでんです。
「紀文の季節」というおでんの種盛り合わせと濃縮つゆのセットで、これらを鍋にぶち込んで食べるのです。

あら簡単、と普通の方なら思われるでしょう。
しかし我が家にとってこれは料理です。大料理です。
それまで「てきとうに電子レンジでもかけときな、なんなら冷たいまんまでもいいや」的に投げやりなインスタントおでんセットしか買ったことがなかったものですから、最初これを買って濃縮つゆの袋の裏に書かれた「作り方」を読んだときは、あまりの煩雑さに倒れそうになりました。

「一部の具は最初に油抜きすること」「練り物や餅巾着などは煮すぎないこと」「煮詰めて濃くなったら適宜お湯を足すこと」「はんぺんは火から下ろす数分前に入れること」etc...
あああああ、わからん!覚えきれん!!めんどくさい!!!

いや普通の人はそのくらいやってます。つーか、まだ料理レベルですらありませんソレ。

でもさ、油抜きが必要な具ってどれよ。油抜きの仕方が不明なので、おそらくこれではないかと思われる具にてきとうに熱湯をかけてすすいでみます。
「練り物や餅巾着など」の「など」に該当するものもわかりません。どの程度煮ると「煮すぎ」になるのかも謎です。
煮詰めて濃くなると困った立場におかれる(=薄め方がわからん)ので、水分が飛ばないよう常に蓋を被せてそっとしておきます。
ほかにもいろいろ項目があった気がしますが、もう覚えてません。何度か作っても未だにつゆの裏の説明書きをよく読まないと作り方が分からなくなります。うっかり袋を捨てると大変です。

なおかつ、我が家のコンロはもう永いこと機能しなくなったまま放置されているため、ストーブ上で作らなければなりません。

我が家のストーブは冬場、暖房よりも食事時にこそ大活躍いたします。
まず、ベーコンやハムを焼く。野菜と混ぜながら焼けばいい感じに風味がうつり、立派な野菜炒めの出来上がりです。
エリンギも椎茸も焼く。並べた時に醤油をたらすのがポイントです。
ときおりすき焼きも作る。コンビニとかで売ってる、一人用アルミ鍋に入っているものです。ある程度火を通したらここにご飯を入れておじやにします。

そのストーブでつゆの袋に書かれた順序をたしょう気にしつつおでんの具を入れていきます。
そして、よせばいいのに具を足します。
最近はまっているのはうどんですね。結構初期に投入してグダグダに煮込みます。
さっき書いた椎茸も入れます。
一度、生卵をいただいた時に(うちにパックに入った状態の卵が来たのはひさかたぶりだった)、ゆで卵にして入れてみたのですがダメダメでした。
だってまともなゆで卵が作れないんですもの。例のストーブで作ったところ、黄身は偏ってるしまともに剥けないし何か化学変化が起きたかのような食感の謎のゆで卵が出来上がりました。
今度ぜひ、コンビニの既製ゆで卵を投入してみます。

しかし紀文の種とつゆがあまりにも美味しいおかげで、こういう怪しげな団体(って我々です)が作っても美味しくなるから大したもんです。


こういうものが出回って、いい世の中になったねえ。今は料理ができない女も堂々と生きていけるもんね(それにしてもひどすぎでは)。
何から何まで自分で料理しなければならない時代に生まれていたら、我々のような人間はご飯に生卵ぶっかけたものしか食べられずに生きていかなければならないところでした。

あ、だめだ。マミちゃんは米も炊けないのだった。
この人はかつて炊き方を教えようかと申し出られたときも「どうせ炊かないもん」と言下に断ったそうです。
私はご飯が大好きだから炊けますよ。ただその昔、大学時代にほんの僅か自炊していた時期、食べたいだけ炊いてたら体重が世にもおぞましいことになったので、それ以来まったく炊いてません。

まっ、音楽好きの人がすべてカラオケや演奏も好きとは限らないのと同じで、食べるのが好きだからといって料理もできるとは限らないと、そういうわけですね。
↑それと一緒にすな!!!

石焼ビビンバ・みや御苑

2008-01-15 23:48:13 | 美食礼讃
宇都宮市のトイザらスの近くにあるお気に入りのビビンバ店「みや御苑」が、少し前に改装されました。
そしてありがたいことに改装を機に昼休みが撤廃され、5時半までランチが食べられるようになりました♪
中途半端な時間に食事することの多い我が家にとって、ファミレス以外の選択肢が広がるのはほんとにうれしいです。
この「みや御苑」も今までは昼休みや定休日にぶちあたって行けないことが多かったですからね。


みや御苑のランチはたくさんの種類から選べるビビンバをメインに、ドリンク、サラダ、スープ、デザートがつくお得なセットです。
しかもビビンバにはお好みでキムチがトッピングできるのです!!!ありがた~~い。
我々は通常のランチセットに加え、このトッピングと「ナムルの盛り合わせ」を追加します。

焼肉や韓国料理のお店で必ず頼むのがこのナムル盛り合わせです。
ビビンバにも入っているんですが、ナムルはだいたいそのお店の味を最も端的にあらわしていますので、ぜひとも単品で味わいたいところです。
ナムルが美味しいとあとの料理にも期待が持てますし、それが裏切られることはまずないといえましょう。

「みや御苑」のナムルはしっとりで優しい味が特徴です。味付けも濃すぎないし、酸味や辛味も控えめ。
そしてビビンバもこのナムルから想像できるとおりに、ご飯はしっとりめで元の味はあまりしっかり付けられていません。
ご飯がしっとりしててもさほどベチョッとした感じがしないのは、雑穀米を使っているからかもしれません。
もっともマミちゃんはパラッとしたビビンバの方が好きなので、敢えて持ち帰って水分が飛んだ頃合いに食べたりしています。

味付けが薄くされているのは、各人が好きなように味を付けられるようにするためです。
したがって卓上にはビビンバのたれ・コチュジャン・マヨネーズが備え付けられています。

ときおり自分の腕に変な自信を持っており、客が勝手に調味料をかけて味を変えるのを嫌がる料理人がいますが、あれははっきりいって勘違いです。プロじゃないですね。
だって味覚は個人個人違うんだもの。そりゃ、寿司にケチャップかけられたりしたらちょっと困りますが、濃い薄いの好みなんてのは料理の出来とは関係なく千差万別だからね。「この味はすべての人にとって美味しい」というのはありえないわけです。
だからそういう押しつけがましい料理人の作ったものにかぎってたいして美味しくなかったりするんだよなあ(笑)。これはすべての業界のプロに共通する現象なんじゃないかという気がします。

幸い、このお店ではそんなことを気にしなくてよく、安心して好みの味に仕上げることができます。
私はまずビビンバのたれを石の器の内側にグルッと一周かけ、それによってご飯を香ばしく焦がします。
卵黄をユッケと混ぜ合わせてから全体をかき混ぜにかかり、だいたい混ざったところでほかの調味料も投入。
卓上のコチュジャン(ここのは優しい味なので結構タップリいきます)とマヨネーズに加え、お願いすればおろしニンニクもいただけます。

ビビンバにマヨネーズというのは私もここで初めて体験したのですが、コクが加わってなかなかいけます。
ただ、かけ過ぎるとネチョッとしてしまうので、特にマヨラーでない限りは加減しながらかけるのがポイントです。

こまめに味見しながら必要に応じて調味料を足しつつ、余計な水分を飛ばすべくしっかりかき混ぜ続けます。
このお店は予めスプーンを二つ用意しておいてくれるのがありがたいですね。

十分に混ざったら、私は猫舌なので小皿に取っていただきます。
この頃には既にご飯がケチャップライスのような色になっています。でもここのキムチもコチュジャンも色の割に辛さは優しいですから、見た目ほどは辛くありません。
ユッケにいい感じに熱が通って、野菜もたっぷり食べられて、とても美味しいビビンバです。

食後の〆は冷たい杏仁豆腐です。これもいくつかの味から選ぶことができます。
うちはだいたい、マンゴーソースがけか小豆入りの抹茶杏仁をいただきます。
ビビンバをたっぷり食べた後なので、デザートはこのくらいの量で丁度良いですね。

あんみつ姫ふたたび

2008-01-12 23:50:13 | 美食礼讃
いよいよおそれていたアレが始まってしまいました、東武デパート2008年初の物産展「にっぽんの味と技」!!!

いやもう、初日から堪能しまくりですよ味と技を。
つーか現時点で4日連続通っています。ええい、こうなったらめざせコンプリート。

4日連続で通う原動力となっているのは何と言っても若松のあんみつです。
前回の物産展も若松目当てに皆勤賞したんですよね、実は。後日、愛が高じて銀座に馳せ参じ、本店にも顔を出しました。
残念ながらそのとき社長さんはお留守だったのですが、前回の物産展で通いつめたことも、お留守の時銀座にうかがったことも覚えていてくださいました。
蝶ネクタイがステキな江戸っ子の社長さんです。あんみつの美味しさもさることながら、社長さんの人柄もこのお店の魅力ですね。

私のお勧めはやっぱり「鹿の子あんみつ」で、一般的にあんみつといえば黒蜜ですが、私は必ず白蜜をいただきます。
ここのあんみつは餡も寒天もトッピングもすこぶる美味しいので、シンプルな白蜜の方がそれらの素材の味をより楽しめるように思います。

そして「よもぎ団子」も美味しいですね。これは小さな容器に入っていて、ほかのお店で買ったお弁当のデザートにもできるし、時間のないときもこれだけいただけば満足します。
お団子と餡の量のバランスが絶妙なんですな。よもぎの風味も上品なので、私みたいに辛いものの助けを借りながらでないと甘いものが食べられない人間にとっても食べやすいです。

洋菓子はというと、イベントプラザ入口(友の会の前)で出店しているロールケーキ&シュークリームも美味しかったです。
すごく並ぶので買いだめしたいのだけれど、当日中しか保たないのが問題ではありますが。まあ、一日二日は結構大丈夫なもんです(笑)。

マミちゃんが海鮮弁当を買っているのを尻目に、私は「鳥つね」の親子丼を買います。
鳥肉はほとんど食さない私ですが親子丼だけは好きなので、癖が無く美味しい肉に限り食べられます。こちらの親子丼はあっさりめのタレなのに、鳥肉の臭みはまったく感じられず、美味しくいただけます。
ただ注文がきてから作ってくれるので、最短でも5分ちょっとはかかるらしく、親子丼を買って帰りたい場合、物産展に着いたらまずここに行った方がいい模様です。

マミちゃんは海鮮弁当をいたく気に入っているようですよ。
今回のお店はとても美味しいのに、なぜかあまり混んでいないのが不思議だそうです。海鮮ものの好きな方、是非行ってあげてください。私は残念ながら魚介類があまり身体に合わなくて、ひとり分の海鮮弁当を食べるのはおそらく無理なので、試してみられないのですが....。

鳥つねの隣にある天むすも良かったです。
時代劇の旅人ふうに包まれたパッケージも可愛いし、5つ入っている天むすは食べやすい一口サイズで、量的にも手頃です。箸休め(って天むすにお箸は使わないからこの表現が適切かどうか分かりませんが)も嬉しいですし。


と食い意地に取り憑かれた話ばかりしてきましたが、もちろん(意外にも???)食べ物ばっかり見ているわけではありません。
工芸品のお店の中に北海道から来た木彫りものを扱うお店がありまして、そこに悩殺のカエルたちがたくさんいたのです...!!!
食い意地じゃないとなるとカエル。つくづく煩悩に衝き動かされている奴です。

私がカエルたちの前にしゃがみこんで彼らの頭や顎や頬や背中やお尻を撫で回しまくっていると、そのあまりにもただならぬ変態的な寵愛っぷりが目に留まったらしく、お店の人ばかりでなく通りすがりのお客さんまで「よほどカエルが好きなのねえ」とおっしゃってました。

どの子もまるまるしてて可愛くて、その子たちを見ているうちに更なる欲がわき、「あるもの」をリクエストして作っていただこうかと思っております。
この物産展に来るお店はもともと一点ずつ手作りしているところが多く、そういうお店は快く特注に応じてくださることもしばしばで、以前も京都から来たお店にお願いしてカエルの判子を作っていただいたものです。
ま、あまり大物は予算的に頼めないので、ごく小さなものですが。

というわけで、その打ち合わせのために明日もまた物産展に行きます。
とかいいつつ食べ物もしっかり買うんだろうな。どっちが本命なのやら。

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