【6/5の作業】 上水タンク設置(続き)
井戸周りのコンクリの蓋がもうできていて、この後、親方チームは土間スラブを打った。取っ手をつけてくれたけど、我々には重すぎて1人では持ち上げられない。どうせなら…ということで、井戸周りと蓋の間をしっかり閉じて、ポンプが壊れたらその閉じたところを壊して蓋を開けることにした。
ポンプの業者がちゃんと来て、井戸からの給水パイプをタンクに接続して、動作を自動にするための水位センサーを付ける。
続いて、非常時に回すジェネへの接続。ここで、ジェネ用のブレーカーが足りない、じゃなかったら何それが足りないと言われて疑問に思い、よく話し合った結果、まず業者は親方から非常時にジェネでポンプを動かすと聞いてはいたが、竣工時に使える状態にしておくとは思っていなかったらしい。後からブレーカーを追加できるようにしてあった。
さらに、全自動(停電時と復活時に自動で切り替わる)から全手動(各々のブレーカーを上げ下げしてジェネを回す)までやり方はいろいろあり、業者と親方と我々で想定が違うことが発覚した。さらに、停電時に避難部屋となるキッチン(冷蔵庫が動き続けて、明かりもあって、扇風機も回せて、携帯の充電などもできる)の配線は110Vなため別の設備業者がやってるんだが、そっちがどうなってるかも確認したほうがいいということになった。
我々は、停電時にあちこち行ってブレーカー落としたり発電機を作動させたり、回復時に通常電源に切り替えるために逆作業を繰り返したりと、多少不便なのは想定済みである。海辺の村のようにしょっちゅう停電するなら面倒だが、本当にこの村では問題が少ない(水道も問題なし)。とはいえハリケーンが来たら数時間じゃ済まないかもしれないので、本当に非常時に…のつもりなのであった。
確認が終わり、それに合わせて上手くやってくれることになった。
この辺ではよほど特殊なのか、親方と相棒で買いに行ったら店の娘にないと言われて帰ってきたんだが、業者がそんなはずはない!ともう一度店に行って店主に掛け合ったらあった。「中国人の顔」タイプという。そう呼んでるだけかと思ったら、袋にもそう書いてある。
メキシコじゃなかったら、人種差別だなんだと騒がれそうな名称w。「中国人の顔」じゃなくて「中国式表面」という意味の可能性はあるが、買い手である業者側の認識は「中国人の顔」なんで、メーカーも言い逃れできないと思う。
スペイン語の勉強を始めた10年ほど前、アメリカ人が書いた「スペインに来て嬉しいこと」というタイトルの文章を読んだんだが、スペイン語では黒人をネグロ(黒)と簡単に言うという例が書いてあった。アメリカじゃそうはいかない、スペインではガタガタ言わなくていい…という論調。今ではもうスペインでもダメそう(黒人は黒と言い続けてるかもしれないけど、顔はアウトじゃなかろうか)。
この時点で、壁には110vと220v用のケーブルが両方バラバラに出ている。よくわからないんだが日本でいう三相4線とかの話じゃないかと思うんだが、110vもいっぺんに差せるように壁にあるコンセントを変えてケーブルもいじってくれると言う。それ用のケーブルや壁側のチノも買わなければという話になったが、110vの業者が資材置き場にしてる部屋に何やらいろいろ余りものがたくさんあったので確認したら、全部あった。220v用のケーブルもw。
仕事があるときあんなに来なかったのに、説明するのに電気業者同士直で話した方がいいと親方が呼んだら、来たw。
いやはや、盛りだくさんな1日だった。最終的に上手いことしてもらえてよかった。これで井戸と上水のすべて完成。非常時の110vのサーキットも確認できたので、明日からはいよいよ日本式風呂!
砂が入らないように長くしてある排水管を切って、コンクリで床スラブを張って、コンクリとブロックで浴槽のベースを作り、配管を終わらせる。それが終われば、いよいよ我々の佐官(チュクム)。
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工事の話じゃないが、今日行った店の紹介。
セメント、鉄筋、ブロックなどの建物用資材から基本的な設備工事用の材料まで扱っている。相手によっては掛売りもする。配達用の車が数台、一台はオンボロピックアップ。
こちらは特化している分、この辺ではあまり使わないタイプも取り揃えている。
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