えー、メキシコでは、メキシコシティの人間(出身者・居住者)をチランゴと呼びます。
セマナサンタを避けて少し前にということで、日本人の友達がメキシコ人旦那と娘3歳を連れてメキシコシティから遊びにきた。ちなみにメキシコシティというのは日本語(英語)で、ここではシウダッデメヒコという。意味はメキシコの都市、あるいはメキシコという都市。
3歳の子供なんてLさんちの子しか知らんので、普通にチチェンとか行きたいのかと思っていたら、共働き夫婦はのんびりしたいし子供が小さすぎるから、近所をぶらぶらでいいと言う。
せっかくなのでユカタン料理でも…と思ったが、我々はここしか知らないので、実はメキシコ料理とユカタン料理の区別が曖昧なのであった。まぁ今の時代、誰だって旅行前にはいろいろ調べるもので、うちに来る前日、メリダで目ぼしいものは食べてみたと言う。
だいたい目ぼしいものってのは旅行会社や州政府が頑張って宣伝する料理なので、この辺りならではのタコスを食べに、近所の野外レストランへ。レストランなんてものではなく、村の広場の一角にある「座って食べられるとこ」だが。。。
あまりに小さくて、入り口におっさんが一人いるだけ、普段は客もいないという、しなびたいい遺跡である。
ユカタン州には、ラス・コロラダスというピンク色の塩田がある。無名だったのが、数年前に外人がインスタにアップして有名になった。とはいえ、メリダからゆうに3時間はかかる僻地なので、なかなか足を延ばす人がいない。
彼らはそこへも行ったんだが、彼女の勤め先の支店がユカタンにあるそうで、同僚の一人がチェレムに泊まるなら(なぜチェレム?何もないのに…)どこそこにもピンク色のマヤの塩田跡があると話したらしい。この辺のラグーンは季節によってピンク色っぽくなるので、前に行ったときは気にしないで通り過ぎていた。
が、これがヒット。ラス・コロラダスの近くで買ったピンク色の塩は50gくらいで250ペソだったのが、ここではでっかいビニール袋にたんまり入ったもの(1kgくらい)がなんと10ペソであった。
昔はこの村で塩作り、その遺跡で交易・・・という感じだったとか、マヤのおじさんがいろいろ教えてくれた。
今後は、客人はもれなくここへ連れてこられるでしょう。でもいいところだよ!
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