九日連(九州日本語教育連絡協議会)

勉強会や講師募集情報など、皆さんに役立つ情報を発信中。会費無料。メールアドレスの登録をお願い致します。

立命館アジア太平洋大学言語教育センター 専任教員の公募

2011-06-18 11:01:08 | 講師募集
この度、言語教育センターでは、下記の要領で専任教員の公募を行うことになりました。
つきましては関係各位に周知いただき、適任者の応募についてご高配くださいますよう
お願い申し上げます。

1.募集分野・人数
分野: 日本語
職位: 准教授 専任教員
募集人数: 1 名

2.任用日付 : 2012年4月1日

3.任用期間 :定年まで(准教授の定年は60歳、教授の定年は65歳。)

4.雇用条件 :本学規程による。なお、給与には賞与・住宅手当・交通手当を含みます。

5.所属 :言語教育センター

6.期待される資質:
(1)立命館アジア太平洋大学の理念、基本目標および特徴に賛同し、
   本学での教育に熱意を持っている者。
(2)当該の言語教育分野において特に優れた知識及び教育経験を有すると認められる者。
(3)下記に示す業務内容を遂行する意欲と能力を有すると認められる者。
   a)教育システムの向上と教育内容に関する評価、教材開発
   b)Faculty development (FD)の企画推進
   c)レベル・コーディネーター並びにレベル・コーディネーターに対する指導
   d)入学前教育、リメディアル教育への企画支援・統括
   e)正課外教育への企画支援
   f)担当科目:初級から上級の日本語科目、
    目的別日本語(アカデミック、ビジネス、日本文化など)の指導
   g)アカデミックアドバイザーとして、留学生に対する教育サポート
(4)英語が堪能であることが望ましい。

7.応募資格:以下(1)~(3)の全てを満たす者:
(1)修士号、博士号、またはEdDなどの高等教育に関する学位を取得している者。
(2)大学等高等教育機関において日本語を母語としない者に対し、
3年以上の教育歴があること。
(3)日本語を母語とする者。または、それと同等の能力がある者。
         
8.提出書類:各1部提出のこと。
1~3、5の様式および記入要領は下記ホームページよりダウンロードしてください。
URL: www.apu.ac.jp の「採用情報」
1.履歴書(本人の署名または記名捺印、写真添付(40㎜×30㎜) 【所定様式1】
2.教育(研究)業績書 【所定様式1】
3.上記①・②のMicrosoft Wordデータ(署名捺印、写真は不要。CD-Rにて提出のこと。)
4.主要研究論文または出版教材の別刷3点(各1部 コピー可)
(それぞれに400字程度の日本語要旨を添付のこと。共同執筆の場合は分担範囲を
明記のこと。)
5.言語能力申告書 【所定様式3】
6.志望理由書(「立命館アジア太平洋大学への抱負」等について) 【様式自由】
7.推薦書2通(本人と推薦者との関係を明記し、推薦者による厳封のこと) 【様式自由】
8.最終学歴の証明書(学位記の写しでも可)
<注意>
     ※上記1~3については、日英での提出が望ましい。
     ※審査過程で、必要な場合、業績の追加的提出を求めることがあります。
※健康診断書の提出は不要ですが、採用内定を通知され、本学に着任する
意思が有る場合は、着任までの本学が指定する期間に本学所定の
健康診断書を提出していただく必要があります。
     ※提出書類は返却いたしませんので、予めご了承ください。

なお、応募においてご提供いただいた個人情報は、本学の規程に従って適切に管理し、
採用選考以外の目的には使用いたしません。

9.応募締切:2011年7月29日(金)(郵送、本学必着)
※到着順に7月29日より選考を開始いたします。

10.書類送付先:〒874-8577 大分県別府市十文字原1 丁目1 番
立命館アジア太平洋大学 アカデミック・オフィス気付 言語教育センター長 宛

※ 応募封筒には『CLE専任教員(日本語)応募書類在中』と朱書し、
書留郵便で送付すること。
※ 照会先:立命館アジア太平洋大学 アカデミック・オフィス 担当:日野
E-mail:frecruit@apu.ac.jp
件名「CLE専任教員(日本語分野)募集」

11.その他:採用審査の面接に際して、面接担当者を学生に見立てた模擬講義を行って
頂きます。

以上

大学に関する案内はホームページ(URL:www.apu.ac.jp)をご参照ください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご来場ありがとうございました。

2011-06-17 13:43:04 | 事務局からのお知らせ


6月4日・5日の両日、立命館アジア太平洋大学(APU)で今年度
の地域研究集会と会員研修が開催されました。

<報告>

初日の研究集会では、予想を大きく上回る140名の来場者があ
り、各会場が熱気に包まれる中、合計16本の研究発表が行われ
ました(口頭発表12本、ポスター発表4本)。また、研究発表
終了後には広島大学の松見法男先生による講演(「教育現場か
ら実践研究への道ー「実践報告」論文には何が必要かー」)が
行われ、教育現場に関わる者として大いに刺激を受けました。

2日目の会員研修には58名が参加しました。内容は、前日の講
演に引き続き、松見先生によるデータ分析の実際で(題目「実
践研究における統計処理-分散分析をやってみましょう-」)
、来場者からは「わかりやすく具体的に教えてくださったので
、とても勉強になりました」「今後自分自身の研究に生かせそ
うです」などのコメントをいただきました。

<研究集会委員から>

今年度の特徴は日本語学校の先生方による発表が3本あったこ
とです。地域研究集会では「地域の掘り起こし」を目的に、昨
年度から(学会員でなくとも発表できる)「活動報告」という
新たな枠が設けられました。今回の日本語学校の先生方による
発表はいずれも学会員としての「実践報告」でしたが、これを
きっかけに、来年度以降日本語学校や地域の日本語教室で教え
る先生方の発表が増え、九州・沖縄地区の日本語教育がさらに
盛り上がっていけば…と願っています(その一方で、地元の大
学院生による発表が1本もなかったことは少し残念でした。学
生の皆さんはもちろん、各大学院で指導に当たられている先生
方の奮起を期待したいと思います)。

なお、来年度の研究集会は熊本県で開催の予定です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本語教育学会地域研究集会・会員研修

2011-06-01 15:26:11 | 事務局からのお知らせ
第1回研究集会【研究発表・講演】

日時 2011年6月4日(土)13:00~17:30

会場 立命館アジア太平洋大学(APU)

参加費 学会員500円・一般1000円

*当日申し込みです。

【プログラム】

13:00 開会の挨拶
13:05 ポスター開始(~15:50)
13:20 口頭発表開始
15:35 口頭発表終了
15:50 ポスター終了
16:00 講演
17:30 講演終了
17:40 閉会

<会場1>
13:20~13:50 聴解力向上のためのeラーニング活用―日本語中級レベルの
        学習者対象のアカ デミックリスニング― 早瀬郁子(佐賀大学)
13:55~14:25 短歌で学ぶ日本語―韓国人大学生、韓国の中心で愛を叫ぶ―
        近藤有美(長崎外国語大学)
14:30~15:00 ニュースを使った日本語教育の再考~中上級学習者への授業
        報告~ 川崎加奈子(長崎外国語大学)
15:05~15:35 学習意欲を引き出す教材・教え方の工夫-英語教育から日本
        語教育へ- 横溝紳一郎(佐賀大学)

<会場2>
13:20~13:50 日本語母語話者と非母語話者の発話に見られる「まあ」の使
        用傾向 黄 英哲(大葉大学)
13:55~14:25 発話の「重なり」に関する一考察―日本語話し言葉コーパス
        (CSJ)の「自由対話」を用いて― 呉秦芳(真理大学)
14:30~15:00 多義的副詞に関する音声指導の試み 浅田和泉(佐賀大学)
15:05~15:35 日本語の否定丁寧形「~ません」と「~ないです」について
        古川俊雄(日本文理大学)

<会場3>
13:20~13:50 留学生と日本人学生の持続的交流に向けて -スタディツ
       アーから見えてきた交流の壁- 山田智久(佐賀大学)
13:55~14:25 言葉の使い分けから日本文化を考える-「わきまえ」の観点
        から- 夛田美有紀(長崎大学)
14:30~15:00 EPA看護師候補生の職場適応に関するエスノグラフィー ー
        契約解除に至った候補生のケースからー 嶋ちはる(ウィスコンシン大学)
15:05~15:35 「こども日本語サポーター養成講座」の取り組み―散在地域
        である佐賀県に暮らす子供たちを支援するために―
        貞松明子・早瀬郁子・有瀬尚子(佐賀大学)
*1番目と2番目の発表者の順番が変更になっております


<会場4>
◎中級・上級日本語学習者の作文に見られる条件表現―条件形式に代わる形式
 の使用について― 井脇千枝(九州外国語学院)
◎中国人学習者の可能形の運用についてー『J-Bridge』をメイン教材とした気
 付きの指導 瀬川綾子(九州外国語学院)
◎会話テストの実践を通して見えてきた変化と今後の展望ー意識をもって授業
 を変えるー 小畑美奈恵・戸上理恵子・佐野千亜紀・堀井忠大・高野涼子・立
 部文崇(明日香美容文化専門学校)
◎ブレンディッドラーニングによる中上級日本語学習者の読解力と聴解力の習
 得過程の違いについて 篠崎大司(別府大学)

<講演>
◎教育現場から実践研究への道-「実践報告」論文には何が必要か-
 講師 松見法男氏(広島大学)

<講師から一言>
日々の教室指導において,学習者は様々な言動を見せてくれます。
そのような言動の中で,学習過程の指標となるものがいくつかあり,
それを体系的かつ客観的に追いかけることによって,教育の成果が
観察可能となります。日本語教育における先生方の取り組みが,
「実施報告」のレベルを超え,「実践報告」論文のレベルでまとまる
ように,心理学の研究法に基づいたお話をさせていただきます。


************************

第2回研究集会【会員研修】

日時 2011年6月5日(日)10:00~16:30

会場 立命館アジア太平洋大学(APU)

参加費 学会員4000円・一般5000円

定員 70名

※必ず事前申し込みをしてください。

申し込み先:〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学留学生センター 小山 悟
e-mail: koyama@isc.kyushu-u.ac.jp

◎実践研究における統計処理-分散分析をやってみましょう-
 講師 松見法男氏(広島大学)

<講師から一言>
先生方は,テスト得点や評価点など,学習者に関する多の情報
を持っていらっしゃいます。しかし,「実践報告」論文を書く時に,
それをどのように活かせば良いかについては,情報を得る機会が
少ないのではないでしょうか。本研修では,数量データの活かし方
として,「分散分析」を取り上げます。「分散分析」を一緒に体験し,
その基礎知識をぜひご自分のものにしてください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする