九日連(九州日本語教育連絡協議会)

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シンポジウム「新しい日本語能力試験が目指すもの」

2009-08-01 18:25:38 | 事務局からのお知らせ
日本語教育学会2009年度秋季大会

開催日 2009年10月10日(土)・11日(日)
会場  九州大学箱崎キャンパス
予稿集代:会員=4,000円/一般=5,000円

既にご存知の方も多いかと思われますが、今年度の日本語教育学会秋季大会は
九州大学(箱崎キャンパス)で開催されます。初日には新しい日本語能力試験
に関するシンポジウムが開催されるほか、2日目には以下の2つの説明会も開
催されます。

説明会
日本留学試験「日本語」改定案について (独) 日本学生支援機構(JASSO)
日本語教育能力検定試験の改定について (財) 日本国際教育支援協会(JEES)

事前の申込みは必要ありません。学会員以外の方も参加できますので、お気軽
にご来場ください。大会の正式なプログラムは日本語教育学会のホームページ
からダウンロードできます。
大会プログラム:http://wwwsoc.nii.ac.jp/nkg/menu-taikai.htm

また、九州大学留学生センターでは大会専用の特設ホームページを開設し、最
寄り駅から会場までの道のりを写真付きでご紹介するなどしています。こちら
もぜひご覧ください。
九大大会専用ホームページ: http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/taikai/
home.html

<シンポジウムの概要>

テーマ「新しい日本語能力試験が目指すもの」

日本語能力試験は、2010年から「課題遂行のための言語コミュニケーション能
力」を測る試験を目指して新しく生まれ変わります。日本語教育に大きな影響
を与えると予測され、試験そのものに対する関心も高まっています。この機会
に、言語教育における大規模テストというより大きな枠組みの中で新しい日本
語能力試験を捉え、その理念や開発過程を紹介したいと考えました。
シンポジウムでは、まず、言語テストに求められるものは何かという問題意識
を共有し、その上で、新しい日本語能力試験が目指す理念をどのように問題開
発に反映させているか、具体例も示しながら説明します。さらに、試行試験
データを用いた検証結果や、近年のテスト理論の発展をふまえた得点の算出法
について報告し、日本語教育における大規模試験のあり方を考えたいと思いま
す。

司会 堀恵子氏〔(独) 国際交流基金日本語試験センター〕

言語テストの諸問題        大友賢二氏〔筑波大学名誉教授〕

新日本語能力試験の基本設計    大隅敦子氏〔(独) 国際交流基金日本語
                       試験センター〕

試験問題の開発
 言語知識―文字語彙    谷内美智子氏〔(独) 国際交流基金日本語
                  試験センター〕
 言語知識―文法       小野澤佳恵氏〔(独) 国際交流基金日本語
                  試験センター〕
 読解              篠崎摂子氏〔(独) 国際交流基金日本語
                  試験センター〕
 聴解              浅見かおり氏〔(独) 国際交流基金日本語
                  試験センター〕

試験問題の検証と尺度得点表示
            野口裕之氏〔名古屋大学〕・小森和子氏〔九州大学〕

問合先: 九州大学留学生センター 小山 悟
     koyama@isc.kyushu-u.ac.jp

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