九日連(九州日本語教育連絡協議会)

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長崎外国語大学専任教員の公募

2007-12-25 09:44:30 | 講師募集
このたび、長崎外国語大学では、
「留学生への日本語教育」と「日本語教員基礎資格取得講座」
にかかわる専任教員を公募することになりました。

公募内容は下記のとおりです。
なお、JREC-INにも公募情報を記載しておりますので、
ご参照ください。
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&id=D107120556&ln_jor=0


機関名: 長崎外国語大学

部署名: 外国語学部

機関種別: 私立大学

公募のURL: URL http://www.nagasaki-gaigo.ac.jp/nufs/kobo/2008nihongo.pdf

機関の説明: この度本学では、日本語日本文化コース専任教員を公募いたします。奮ってご応募くださいますようお願いいたします。

職名: 教授または准教授

人員: 1名

応募資格:
(1)日本語教育、日本文化関係領域あるいはその関連分野で修士以上の学位を有する者、またはこれと同等の研究業績を有する者で、留学生への指導や教育に熱意のある方。
(2)大学等高等教育機関において日本語を母語としない者に対し、3年以上の教育歴のあることが望ましい。
(3)英語または中国語によるコミュニケーション能力を有することが望ましい。
(4)40歳以上であること。担当科目:日本語科目、日本文化関係領域科目(いずれも留学生対象)及び日本語教員養成に関わる科目

勤務形態: 常勤(任期あり)任期5年。ただし、任期満了後、資格審査に合格すれば更新も可。

募集期間: 2007年12月17日から 2008年01月25日まで

着任時期: 2008年04月01日から

応募書類(送付先を含む):
(1)履歴書(本学所定の様式*による。写真貼付)
電話連絡先・電子メールアドレスを必ず明記して下さい。
(2)教育研究業績一覧(本学所定の様式*による)
(3)主たる業績3点(抜き刷りまたはコピー可。外国語による 論文の場合は、日本語で1,200字程度の梗概を付すこと。 A4・横書き)
(4)日本語教育についての工夫や提言および今後の研究計画(日本語で2000字以内、A4・横書き)。
*履歴書・教育研究業績一覧の様式は次のアドレスからダウンロードしてください。
http://www.nagasaki-gaigo.ac.jp/nufs/kobo/rireki_gyoseki.doc
(5)推薦状を添付してもよい。

書類送付先: 長崎外国語大学 総務課
〒851-2196 長崎市横尾3-15-1
TEL 095-840-2000  FAX 095-840-2001

注:「日本語教員応募書類在中」と朱書きすること。提出書類は原則として返却しません。返却を希望される場合は、その旨を明記し、返信用封筒(宛先を記し、郵送費相当額の切手を貼ったもの)を同封してください。

選考内容:
第1次-書類選考
第2次-面接(面接のための交通費等は応募者の負担となります。予めご了承ください。)
*選考結果については、選考が終わり次第、直接本人に通知します。

連絡先: 長崎外国語大学外国語学部国際コミュニケーション学科
     日本語日本文化コース 鄭 惠先(チョン ヘソン)
     e-mail : jung@tc.nagasaki-gaigo.ac.jp
     TEL 095-840-2000  FAX 095-840-2001

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研修会報告(九州大学)

2007-12-14 16:37:46 | 事務局からのお知らせ
12月1日の研修会は、好天の中、50名を超す参加者が
ありました。
今回の講師は、
『聞く・考える・話す 留学生のための初級にほんご会話』
(スリーエーネットワーク)の共著者である、
小池真理先生(北海道大学)でした。

小池先生による講演は、
(1)同教材の理念と具体的利用方法についての説明、
(2)同教材を使った授業を実際に体験する参加型アクティビティ、

の2部で構成されていました。

第1部では上記の説明に加えて、
『みんなの日本語』(スリーエーネットワーク)と
併用する際のポイントや具体的カリキュラムにまで
話が展開していきました。

第2部では、6~10名程度のグループに分かれ、
そのうちの1人が教師役を、そのほかの参加者が
学習者役を演じることで、教室場面の中で、
実際の教室活動を体験できるアクティビティが
行われました。

講演終了後に回収したアンケートでは、
ほぼ100%が「よかった」という回答で、
特に、第2部で授業内容を実際に体験できたことについての、
肯定的意見が多かったです。

盛りだくさんの内容で、参加者の方々にとって
「参加してよかった」という3時間半になりました。

小池先生、そして積極的に参加してくださった皆様、
おかげさまで盛会となりました。
心よりの御礼を申し上げます。
                       (横溝紳一郎)

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第18回第二言語習得研究会(全国大会)

2007-12-13 15:23:11 | 研修会
第18回第二言語習得研究会(全国大会)

会 場:九州大学 箱崎キャンパス


2007年12月15日(土)

●パネルディスカッション 13:00~16:45

「第二言語習得研究と教材作り」

小林典子氏(筑波大学)・・・『SFJ』

小山 悟氏(九州大学)・・・『J.Bridge for Beginners』

西村 学氏(文化外国語専門学校)・・・『文化初級日本語』

畑佐由紀子氏(広島大学)・・・『なかま』

坂野永理氏(岡山大学)・・・『げんき』

司会:松崎寛氏(広島大学)


2007年12月16日(日)

●講 演  10:00~11:30

門田 修平氏 (関西学院大学)

「第二言語学習の科学 :外国語上達のメカニズム」

●口頭発表・ポスター発表  13:00~16:30

<口頭発表>

・日本手話を母語とするろう児の第二言語としての日本語習得(阿部敬信)

・学習者は形式と意味機能をいかに結びつけていくか
 -初級学習者の条件表現の習得プロセスに関する事例研究-(大関浩美)

・日本語学習者のイ形容詞の使用実態
 -母語別習得モデルに向けて-(木下謙朗)

・日本語口頭表現能力の伸びに影響する個人的要因
 -ノンネイティブ日本語教師6カ月研修生への学習経験調査、
 ビリーフ調査から- (久保田美子)

・日本語学習者のアスペクト形式の習得
 -インプットの影響を中心に-(塩川絵里子)

<ポスター発表>

・ヒンディー語を母語とするインド人日本語学習者の
 指示詞習得についての一研究(アディティヤ・クマル)

・外来語を含む類義語の習得に関する研究
 -母語話者と学習者の比較を通して-(阿保きみ枝)

・発音学習の最適時期はいつであるか(石澤徹)

・韓国語母語話者の日本語破裂音知覚における知覚範疇の形成(金ジュヒ)

・日本語シャドーイングの認知メカニズムに関する基礎的研究(3)
 -文の音韻・意味処理に及ぼす記憶容量と文脈性の影響-
 (倉田久美子,松見法男)

・年少者の引用表現に関する研究-縦断的発話資料に基づいて-(黒田類)

・学習環境は日本語の「のだ」「のか」の習得に影響を及ぼすか
 -日本国内の学習者と中国国内の学習者の比較に着目して-(趙萍)

・中国人留学生の日本語における関係節付加曖昧構文の
 処理について(中野陽子他)

・音韻的短期記憶と言語分析能力が学習成果に与える影響(向山陽子)


参加費:3,000円(予稿集およびジャーナル代を含む)

事前申し込み不要です。当日直接ご来場ください

詳細はJASLAホームページ(http://jsl.li.ocha.ac.jp/jasla/)

後 援:日本語教育学会





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