九日連(九州日本語教育連絡協議会)

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九州大学人文科学研究院付属言語運用総合研究センター 社会連携特別セミナー

2013-01-31 15:38:03 | 研修会
【日時】平成25年3月3日(日) 15:10−17:30(受付14:40〜)

【場所】九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館大講義室(福岡市東区箱崎6−10−1)

【講演①】
[講師] 久保智之 九州大学文学部教授・言語運用総合研究センター長
[表題] 言語学入門セミナー アクセントについて
[概要]
言語聴覚士や日本語教師の現場では,構音のみならずプロソディー(アクセントや
イントネーションなど)についての知識も重要だと思われます。
このセミナーでは,臨床的な評価・治療あるいは日本語の教授方法についてではなく,
音声学・音韻論の研究者の立場から,アクセントの面白さについて述べさせて
いただきます。(本セミナーは,日本語教育に関わる方と言語聴覚療法に関わる方の
双方を対象としております。)

【講演②】
[講師] 小山悟 九州大学留学生センター准教授
[表題] 学習者は日本語をどう学んでいるのか −第二言語習得研究入門−
[概要]
日本語を「どう教えるか」を考えるためには,まず学習者が日本語を
「どう学んでいるか」を知らなければなりません。第二言語習得研究は,
既に母語を習得した人が別の新たな言語を習得していくプロセスを分析し,
その心理的なメカニズムやその他の様々な要因(環境的要因や個人的要因など)
の影響について明らかにしようとするもので,「よりわかりやすく,
役に立つ授業をしたい」と願う私たちに様々な示唆を与えてくれます。
この講演では,第二言語習得の過去の重要な研究について紹介するとともに,
具体的な事例を示しつつ,日々の授業のあり方を振り返ってみたいと思います。

【費用】無料

【開催者等】
[主催] 九州大学文学部・社会連携推進委員会
[運営] 九州大学大学院人文科学研究院附属言語運用総合研究センター
[後援] 福岡市教育委員会・九州日本語教育連絡協議会・福岡県言語聴覚士会・
麻生リハビリテーション大学校・福岡国際医療福祉学院・柳川リハビリテーション学院


【お申し込み方法】
2月28日(木)までに,以下のいずれかによりお申込みください。
1. ホームページの専用フォームに入力:
URL http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~cslp/
2. Eメール:cslp@lit.kyushu-u.ac.jp
3. TEL/FAX:092-642-7615
※ お申し込みの際には,参加者全員のお名前・ご所属・ご連絡先をご記入ください。
どなたでもご参加いただけます。

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九州大学 教員公募

2013-01-22 16:36:18 | 講師募集
教員公募要領

1.所属・担当部門: 九州大学留学生センター 日本語教育部門
2.職名等: 助教(任期:最長で平成26年3月31日まで)1名
3.職務内容:① 留学生センターが行う外国人留学生に対する日本語教育
* 国際化拠点整備事業(グローバル30)に係る日本語教育を含む。
② ①に係る教務関連の業務等

4.待 遇:① 本学の規定に基づき本給、通勤手当、地域手当、期末手当を支給
② 各種保険に加入
③ 別途、個人研究費を支給

5.採用予定年月日: 平成25年4月1日以降のできるだけ早い時期
6.応募資格: 以下の条件を全て満たす者
① 大学院修士課程修了者またはこれと同等以上の学力を有する者
② 外国語としての日本語教育の実務経験(大学レベルで5年以上)を
有する者
③ 日本語教育及び日本語学等の研究で一定の研究活動歴を有する者
④ 英語による基礎的なコミュニケーション能力を有する者
⑤ 留学生教育及び国際交流に熱意のある者

7.提出書類 :① 履歴書(写真貼付)
② 日本語教育の実績
③ 研究業績リスト
④ 応募動機及び着任後の抱負
⑤ 推薦書(書式自由、一通)
* ①については、本学所定の様式(下記12の留学生センターURLから
ダウンロード可)により作成すること。また、①~④については
「履歴書及び日本語教育の実績等の記入要領」を参考に作成すること。

8.選考方法 : 書類選考(一次選考)の後,面接及び
模擬授業(二次選考)を実施する場合があります。

9.公募締切 : 平成25年2月18日(月)17時必着

10.書類送付先 : 〒812-8581
福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学 国際部 留学生課 留学生交流係
* 封筒には「日本語教育部門教員応募書類在中」と朱書し,簡易書留等で郵送のこと。
* 応募書類は原則として返却しません。

11.問い合わせ先 : 〒812-8581
福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学 国際部 留学生課 留学生交流係
TEL 092-642-2141
FAX 092-642-2144
E-mail: intlrkoryu@jimu.kyushu-u.ac.jp

12.留学生センターにおける日本語教育及び
国際化拠点整備事業(グローバル30)の詳細については,
以下のホームページを参照すること。
・留学生センター http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/center/home.htm
・グローバル30 http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/g30

13.九州大学では男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)の
精神に則り,教員の選考を行います。

以上

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九州大学 学士課程国際コース「日本語教育」担当非常勤講師の募集

2013-01-21 12:54:37 | 事務局からのお知らせ
学士課程国際コース「日本語教育」担当非常勤講師の募集

*外国人留学生に対する日本語教育を担当する非常勤講師を募集します。
【応募締切:平成25年2月12日(正午必着)】
詳細は以下をご覧下さい。
http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/center/home.htm

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『NEJ vol.1,vol.2』教材説明会のお知らせ

2013-01-08 15:53:18 | 研修会
【基礎(初級)日本語の学び方と教え方が変わる!】

文型・文法積み上げ方式のこれまでの基礎(初級)日本語教育では各課が
終わったときに「日本語で何かができるようになった」という感覚は
なかなか得られません。 自己表現活動中心の本書『NEJ』で学習すれば、
各ユニットごとに「日本語でこれが話せる ようになった」という達成感を
得ながら学習を進めることができます。
また、文型・ 文法事項がマスターテクスト(本文)に巧みに織り込まれて
いるので、文型・文法事項も着実に系統的に学ぶことができます。説明会では、
『NEJ』の背景にある言語理論、内容の概要、指導の基本原理について話します。


○日時 3月16日(土)13時30分~16時30分
 (13:00受付開始)
○講師 西口光一
○会場 九州英数学館41番教室
○定員 80名
○参加費 無料
(資料代500円別途)
○お名前、連絡先、ご所属を明記の上、下記宛にお申込みください。
くろしお出版 kurosio@9640.jp
TEL:03-5684-3389 / FAX:03-5684-4762

【主催・お問い合わせ】くろしお出版(内田・堀池)
TEL:03-5684-3389 / FAX:03-5684-4762 / e-mail:kurosio@9640.jp
【共催】大谷書店 TEL:092-737-3100 / FAX:092-737-3103 /
         e-mail:info-order@otanishoten.jp

○内容
NEJの教材開発の理念
NEJの具体的な内容
ユニットでの、学習指導の手順
学習指導の発展的な展開法など

○ 講師プロフィール
西口光一(にしぐちこういち)
大阪大学国際教育交流センター教授、同大学院言語文化研究科兼任。
アメリカ・カナ ダ大学連合日本研究センター講師、ハーバード大学言語文化部
上級日本語課程主任を 経て1994 年より現職。
「優れた理論ほど実践的なものはない(Nothing is more practical
than a good theory.)」(Kurt Lewin, 1951) をモットーとして第二言語の
習得と習得支援の言語と心理の理論を研究し、日本語教育のカリキュラム、
教材、 教育方法等への応用を実践している。
【著書】『基礎日本語文法教本』 (アルク)、『Kanji in Context』
(ジャパンタイムズ)、『みんなの日本語初級漢字』、『例文で学ぶ漢字と言葉』、
『日本語おしゃべりのたね』(監修、スリーエーネットワーク)、
『社会と文化の心理学-ヴィゴツキーに学ぶ』(共著、世界思想社)など。

○セミナーにあたり
日本語での言語活動に従事する際には必ず日本語の語彙と言葉遣いが伴います。
だからといって、基礎日本語教育で文型・文法事項(と語彙)に注目して
それを確実に習得させようとばかりしていては言語活動に従事する能力
(コミュニケーションの能力)は身につきません。基礎段階の教育は、
各ユニットで特定の言語活動に従事する能力を着実に身につけさせながら
同時に文型・文法事項と語彙を習得させるという方略を採るのが有効だと思います。
『NEJ:A New Approach to Elementary Japanese-テーマで学ぶ基礎日本語』は、
自己表現活動をカリキュラム の中心としてそのような方略に基づいて作成された
基礎日本語の教科書です。『NEJ』を使うことで学習者は各ユニットで設定された
テーマで自己表現活動ができるようになることを目ざして自律的に学習に
取り組むことができます。
そして、教師は、これまでのように配当された文型・文法事項を教えることに
追われるのではなく、ユニットの目標の言語活動能力の習得に向けて学習者を
支援するという形で学習指導に従事することができます。また、学習者も教師も、
「日本語でこれができるようになった」という達成感を感じながら日本語の学習と
学習指導を進めることができます。本研修会では、『NEJ』の教材開発の理念、
『NEJ』の具体的な内容、ユニットの学習指導の手順、学習指導の発展的な
展開法などについて説明します。NEJを使って楽しく実りのある日本語教育の
実践を始めましょう。

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