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オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

オーストラリアの国民皆保険と血液検査

2025年04月29日 21時40分26秒 | 日記

朝食の後で2階の居間の窓際に座ってニュースを読んでいたら、、、近所に住む友達のニールが家の前の道の道を散歩しているのが見えたので、、、窓を開けて、「一緒に散歩しよう!」と叫んだら、止まってくれたので、、、急いで階段を駆け下りて、靴を履いて、外に出て、ニールと合流しました。

散歩は一人でするのも良いですが、やはり近所の友達と歩くのはより楽しく感じられます。2週間ほどニールと話していなかったので、僕はヒマラヤのトレッキングについて、まだ迷っていることや、病院で肺機能や循環器の検査があることを伝え、ニールはメルボルンに冬が来る前にキャンピングトレーラーを引っ張ってクイーンズランド州に行くことを教えてくれました。その前に薪を取りに来てねと言って、ニールの家の前で別れて、僕はいつもの散歩のコースに戻って、散歩を続けまし

散歩の後は、大学まで息子の運転練習に付き合いました。

家に帰って、土曜日に医院で貰った紹介状の写真を撮ってメールで循環器の検査の出来る専門医の秘書に送りました。ただ、直ぐに予約が取れた訳ではなく、日時が決まったらこちらから電話をすると言われました。

胸部レントゲン撮影は医院の紹介状のQRコードを携帯電話で読み取って、肺機能専門医の所に、必要事項を入力して開いている時間の中から都合の良い時間を選んで予約を済ませました。

日本なら市民病院などの大きい病院に行って、そこで、肺機能と循環器の検査からレントゲン、血液検査まで全て終えられると思うのですが、、、こちらは患者がGPと言われる医院のかかりつけの医者が、どの検査が必要かを決め、検査の結果と専門医の意見を聞きながら、治療の方法その他を決めます。

患者の方も、かりりつけ医の推薦する専門医や検査機関に自分で連絡しなければいけない所が、日本と違うのではないでしょうか。

オーストラリアでは公的な国民皆健康保険「メディケア」があって、始めに全額払って、後で医療費の半分くらい返ってきます。なので半分は自腹負担ですね。日本よりも医療費は高く感じます。しかし病院にかかる場合など、一定の収入以下だと無料になったりして、社会的弱者には手厚い保護がされています。

オーストラリアの医療保険についてググってみたら、下記の説明が出てきました。

「オーストラリアでは、公的な国民健康保険「メディケア」と、民間の医療保険があります。メディケアは、公立病院での医療費が基本無料で、永住権保持者や市民権保持者が対象です。しかし、留学生やワーホリビザで渡航する場合はメディケアの対象外となり、OSHC(海外留学生健康保険)や海外旅行保険への加入が必要です。」

さて、昼食の後は、血液検査に行って来ました。かかりつけ医のクレイグ先生に、肝炎の予防接種をしたことがあるかと聞かれた時、、、「ええっと、、、それは、、、どうだったかな?」などと即答出来なかったので、「念の為、A型とB型肝炎の予防接種の抗体があるのかチェックしておきましょう。」 と言われました。

実は僕が小学校6年生の時に、僕が入学することになっていた中学校でB型肝炎が大流行した事があって、確かその学校の生徒の100人以上がB型肝炎に感染したという大事件があって全国ニュースになったことがあるのです。

それで、、、その時に、ひょっとしたら、予防接種を受けたかも?とも思ったのですが、50年近く前のことで記憶が曖昧になっていました。

やはり肝炎の蔓延しているネパールのような発展途上国に行くのは、危険がありすぎるのでは?と思ってしまいます。と同時に、伝染病にならないように予防接種のことまで考えてくれるのは素晴らしいと思いました。

日本で医者に行くのは病気になってから、というのが、普通だと思いますが、オーストラリアでは特に体の調子が悪くなくても、定期的に医者に行って、血糖値や血圧、コレステロール値その他の値をチェックし病気にならないように予防する、という予防医学が進んでいるように感じました。妻と子供達が東南アジアのベトナム、カンボジア、タイへツアーの旅行に予約した後、最初に行ったのが医者で、医者の勧めで、コレラ、腸チフス、肝炎など様々な予防接種や薬を飲んでいました。

それでは明日も、このブログでお会いしましょう。


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