今日はメルボルンの街の近くに住んでいる人から軽登山靴を買うことになっていましたから、朝7時半頃に家を出発し、最寄り駅で電車に乗り換えて街に行きました。
メルボルンのタワーマンション群。
上の写真は歴史のあるメルボルンのフリンダース駅。
下の写真はメルボルンの街を走るトラムと言われる路面電車です。
今回の取引は珍しく個人宅ではなくて、公共のテニスコートのある場所でした。先に僕が着いたので、待っている間に中高年のテニスの練習を見ていたら、10分ぐらいで売主のクリスチャンという40歳くらいの男性が靴を持って現れました。
今回の登山靴ですが、履いてみて少しでも違和感があったら買うのをよそうと覚悟をしていたのですが、足を靴に入れた瞬間から前回買った本革の登山靴と比べて履き心地が柔らかいと感じました。そして1分くらい歩いてみたのですが、靴が軽くて、クッション性も良かったので、買うことに決めました。
この靴は殆ど使われていなくて、底のゴムが殆ど擦り減っていませんでしたから、ほぼ新品同様でした。値段は80ドル(8千円)で、お店で買うなら200ドル(2万円)くらいです。
「でも、ヒロシさん。あなたちょっと前に登山靴買ったばかりだわよね? どうしてまた買ったの?」と思われた、あなた。そうなんです。以前買った登山靴で登山道を歩いたら足の指が少し痛かった日があったので、、、靴が合わないと思ったのです。
それに、、、登山靴は2足試して、履き心地の良い方をネパールに持って行けば良いと思ってしまったのです。(ネパールに行くかどうかは未決定です。)それに、オーストラリアでのハイキングならこの軽登山靴でも十分ですから。
さて、折角今日は街に来たのですから、すぐ家に帰るのは勿体ないと思い、メルボルン庭園に行く事にしました。ただ、今日はアンザックデーという祝日で、パレードを見に来た人達で街には人が溢れていました。
私立女子高校のビューグル隊による演奏。
在日オーストラリア大使館のウエブサイトから、アンザックデーの説明を引用しますと、、、
「オーストラリア国民は毎年ANZACデーに世界各地で集まり、戦争や紛争において、国家に身を捧げた兵士達の勇敢さを称えるための追悼を行っています。」
メルボルンの目貫通りでは、過去から現在までの紛争に参加した軍人さんらのパレードがあり、勲章を付けた多くの退役軍人たちが、師団ごとに行進していました。
沿道には多くの人達が集まってパレードを見守っていました。
パレードの最終目的地は戦没者慰霊です。
慰霊の隣にあるのは、メルボルン庭園。僕の目的地はここでした。
今日のメルボルン庭園はいつもより人が多かったです。
庭園の中のおしゃれなカフェ。
慰霊塔の反対側の建物には紅葉した蔦が茂っていて綺麗でした。
この建物は頑丈な石塀に囲まれています。近くに行ってみると、、、
防衛省(Department of Defence)の看板でした。
建物の前には大砲まであって、、、いかにも強そうな、頼りになりそうな迫力一杯でした。
防衛省の建物の近くには、メルボルン国立美術館があります。少し前まで、草間彌生の展示があったところで、僕も家族と見に行った所です。因みに彼女の展示はこの美術館始まって以来の最高の入館者数を記録したそうです。
そして、次の展示は、、、、
何と日本の着物の展示があるそうです。ただ、、、日本の着物を見る為に、お金を払って来る人がどれだけいるのか、、、甚だ疑問です。僕は、、、正直、あまり気が進まないです。
そして、着物展とほぼ同時期にもう一つの展示があって、、、。
フランス印象派展で、、、これは美術史を勉強したことがない僕でも知っていますから、、、来場者は多そうです。
その美術館の隣の建物はメルボルンでも有名なヘイマーホールという音楽堂があります。
この隣にはヤラ川が流れていて、橋を渡ると先程のフリンダース駅で、、、この駅から電車に乗って家に帰ってきました。
という訳で、、、今日はメルボルンに行ったお話しでした。
それでは明日も、このブログでお会いしましょう。