廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

ギャラリーの商品ご紹介☆

2011-10-23 17:15:13 | 11.ギャラリーのごあんない
スタッフよしえです☆

昨日の獣とは打って変わって、
今日は、ギャラリーにて販売している商品をご紹介します!
先ずは、今の時期ならでは
ここ、朝倉市黒川の澄んだ空気と美味しいお水で育った新米です


とってもご好評を頂いております
手軽に買える2キロと、しばらく楽しめる5キロをご用意しております☆
ぜひ甘ぁ~いお米を食べてみて下さいね!


そして次は、先月新しく仲間入りをした手作りの人形をご紹介しま~す


☆『門司ヶ関人形』☆

人形についての説明です!

第2次世界大戦後、戦地より復員してきた柳瀬重朝(ヤナセシゲトモ)氏は、
沖仲仕や駐留軍労務者、看板描きなどを転々・・。商売を始めたものの、
貧しさの中でやっと探し出したのが「シャボン玉売り」でした。
進駐軍のバーから貰い下げたウィスキーのポケット瓶に”特製”の
石けん水を入れて売り歩きました。
その中で、子供たちへのオマケをつけてやりたいと考え、昔、母親が作っていた
糝粉(しんこ)細工のお人形をヒントに小さな土人形を作りました。
民芸ブームで湧いていた当時、この人形が郷土玩具の研究家の目に留まり、
門司ヶ関(文字ヶ関)人形と命名され、子供のオマケから始まったものが
郷土の民芸品として、中国は魯迅の奥様からも所望されるまでになりました。
残念ながら昭和五十年代に関門海峡へ入水し、「廃絶」という形になりました。

当時、柳瀬氏に郷土史や人形全般についてアドバイスをしていた、
故・村上正啓氏からこの人形の復活を依頼されたことがキッカケでした。
しかし、柳瀬氏が作っていた土鈴や張り子の型は他の遺品とともに全て処分されており、当時、村上氏宅へ保管されていた数十体のお人形が制作の手本となりました。
以前は七輪で素焼きした上から着色をしていましたが、現在では土の温かさを出すため“手捻り自然乾燥の土人形”として形を整え、乾燥した土生地の上に直接着色をして
仕上げています。


北九州市の門司に工房をかまえる、上村誠さんの人形☆
親指サイズのとっても愛くるしいネコちゃんたちを、
ぜひともあなたのご自宅に連れて帰りませんか~
お買い求めやすいお値段となってます!
招き猫で運もアップすることでしょうー



上村さんのHPはこちらから→門司ヶ関人形
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋なぁ (たま)
2011-10-23 21:50:35
新米、山芋 秋なぁ ひっつきぼうしが
かれた草むらにいっぱい。
カレンダーもあと1枚かぁの
でもなんか 半そで半ズボンの秋でもあり
今年最後の草刈になったかぁ

土をこねて人形
でるよなぁそのときの気持ち
作るほうも、観るほうも

山里の秋はそろそろ
冬支度を急ぐころ?
返信する
一気に冬がきそうな予感・・・ (スタッフよしえ)
2011-10-26 11:27:33
たまさん

年々、四季というよりももう二季になりつつあるような気がしていますが、
今年は特にそう感じますね~~!
四季とりどりの景色や草木、動物の声、旬の食べ物など、
その時にしか味わえない喜びみたいなものが、
少ーしづつ薄れていくのではないかと、
未来への不安を感じたりします。。。

そして、動植物は、自分の活動の時期がわからなくて困っているのではないかと、
少しかわいそうな気もします。

しかし!
今年も、銀杏はたっくさんの実をつけてくれ
葉もだいぶん黄色に色付いてきて、
黄色のじゅうたんがもうじき見ることができると思うと、ワクワクです☆

薪ストーブももうじき。。。
たまさんも一緒にストーブ上で煎った銀杏でも食べましょう~♪

あぁ、薪そろえもしなきゃー。
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