廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

ご縁繋ぎ!ブルーベリーの苗をミュージシャンの喜多郎さんが植樹

2020-07-17 15:57:49 | ETSUKOの部屋
今回の大雨で南九州はもとより、
お隣の日田・天ケ瀬・湯平温泉地域。
また、原鶴温泉も大変な被害に…。
災害に遭われた地域の皆様に
心からお見舞い申し上げます。

7月15日高木地区のコミュニティ協議会の役員会に代表が出席。
3年前の九州北部豪雨災害の復旧工事は黒川地区11か所
佐田川10か所、疣目川4か所あり、
まだまだ、復興まで時間がかかりそうだ。
世帯数も黒川地区55戸数。佐田地区68戸数。
全体で123戸数。

災害がもたらした影響は拭えない。

疣目地区は危険区域でこの地域での暮らしはできなくなった。

災害の時、地域の方々がみんなで協力し合って行動し、この地区の全員12名が一緒に
寝泊まりをしながら同じ屋根の下で食料を持参し生活し、災害当日から5日目に救助されたことは
本当に日頃のコミニケションの成す技。
素晴らしい助け合いの精神のたまもの。
不幸中の幸いである。

田舎ならではの日頃の隣近所付き合いが効した防災である。

その最後の舞台となった家が先輩のkちゃん家。

仮設住宅での暮らしが続く中、疣目のご両親が住んでいたころに、(人が住めなくなったところに)
昨年の10月。
この黒川小学校の卒業生で一級上の先輩kちゃんが
ブルベリーの苗を植えに行って、
余ったから共星の里に植えないか?
と旦那さんと一緒に
来てくれた。

ちょうど、喜多郎さんが共星の里に遊びに来てくれていたので、

喜多郎さんに2本のブルベリーの苗を植樹してもらいました。

まだ、この時は東屋はここにはない。









あれから9カ月が経ち東屋「泰庵」の真正面となった場所に








本日2020年7月17日





すくすくと成長し、大きな実をつけてくれました。

この災害で

たくさんのものをなくしたが、この黒川復興ガーデンと共に

想いを受け継ぐべき、

ここに記念樹として存在する。

本日は久しぶりのお天気

このガーデンも草の成長が半端ではない

柳センセー、お手製の鎌で



須佐之男命のごとく、

ふりかざす!(笑)





もうこれ以上雨よ! 降らないでおくれ!と。
コメント

あの平成29年7月5日豪雨災害から3年。

2020-07-05 17:10:42 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
今日はあの平成29年7月5日九州北部豪雨災害からまるまる3年。

朝倉市、東峰村など、大きな災害をもたらしました。

共星の里がある朝倉市黒川地区はわずか9時間で774mmという

最も多い雨量を短期間で観測したと記録が残る。

まさか!黒川でこんな災害が起きるなんて⁈

今までに経験したことのない事態。

あの日を誰が予想できただろうか?



昨日は、また熊本・鹿児島での豪雨。
本当に心が痛い。


九州北部豪雨災害はもとより、西日本豪雨、

今回の熊本・鹿児島での災害で犠牲になられた方々とそのご遺族に対し

心から追悼の意を申し上げます。



亡くなられたFさんのところへお参りを。







不思議なくらいの静けさ。




お参りを済ませたら、小雨が降りだしました。



お隣のFさんが自宅があった場所に3年前に桃の木を植樹されたのだが、

大きく成長しておりました。

本当に自然はすごいとおもう。


緑ひとつ無かった日から復旧も少しづつ、進んでおります。



3年前は朝倉だけがなぜ?と思っていたが、

あれから日本各地、いや世界で様々な自然災害が起きている

今、どこで何が起きるか本当にわからない。

3年前災害の様子です。⇐(こちらをご覧ください。)

またその後お世話になった方々や経緯も追ってご覧ください。


最近になって代表が言うには、もしかしてあれは夢か幻か…。

あの日、代表は、私たちより先に共星の里を三奈木方面に下りて出て行った。

経験したことのない真っ白く煙が上がるほどの大雨の中、あまりよく見えなかったが、

川の岸に白い服を着た老人が「こっちへ来ては駄目だと引き返しなさい!」と告げたそうで…。

その方のお告げで引き返し、共星の里へ私たちを呼びに来て

車2台で私たちは奈良谷線を山田の方に下りて行き、

こちらも危機一髪、あの土石流が発生する5分前に下りて難を逃れました。

見えない力が働いているのでは…。そんなありがたい気持ちを頂き

不思議な出来事がこれは、偶然?

それとも必然?

へーーーここに繋がる。

そんなあれから3年の月日。

3年が10年分のように、この災害でいろんなことを経験致しました。

まだまだ復旧・復興のなかにおりますが、

ご縁頂いた多くの方々、皆様の支えがあって、今この時を

今日も元気で共星の里を開館し過ごしております。


本日7月5日のお客様にも廃校のこと、災害こと

復興ガーデンのこと、赤い石こと

英彦山との歴史、アートこと…。

蓄音機の歴史

話は尽きない。



最後は、泰庵に繋ながり、皆さん深呼吸。






あの災害で無くしたものもありますが、

あの経験があってからこその繋がるもの、得るものもあることも学びました。

多くの方々の尊いお心を頂き、そのお心を胸に

ひとつ、ひとつ。一歩、一歩。

この共星の里にお越し頂だく皆様とあの日、何が起きたのか…。

お一人お一人の会話のなかで

肩肘をはらず、キャッチボールしながら、

お話し出来ることを続ける。

自分の身のまわりから…。できることを、出来るところで。

それもあの日を忘れない、風化させないことと信じ

黒川を照らしていくことにつながるのでは…。

あえてあの災害を体験した当事者だからこそ

災害の怖さと防災の大切さを!!実感し、

本当に

なにより一番皆さんに伝えたいのは

”今を” この瞬間を本当に大切に生きてほしい!!







紫陽花がとっても雨に濡れて鮮やかな季節、

再生と循環を願って

今回、共星の里のガーデンにたくさんの紫陽花を挿し木致しました。




この日を忘れないためにも

献花をこの大地に致しました。

この祈りがどうか繋がりますように。













九州北部豪雨災害はもとより、西日本豪雨、

今回の熊本・鹿児島での災害で犠牲になられた方々とそのご遺族に対し

心から追悼の意を申し上げます。

2020年7月5日

共星の里スタッフ一同 拝

コメント

県道588号開通のお知らせです。

2020-07-03 15:51:59 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
お知らせいたします!

令和2年3月26日より、全面通行止めだった寺内ダムから県道509号→西原を→県道588号(甘木吉井線)は
6月30日の2時より全面通行止めが解除され、この区間の工事も完成致し
開通いたしました!!



今まで仮道で川底を通行していたのかと思うと


景色がまた違って見えます!



一か所だけ、かけ崩れの箇所があります。
また多くのほかの箇所の工事を行っている状況ですので
通行の際はトラックなどの対向車にどうぞお気を付けてください。


コメント

アートとデザイン展 共星の里Xヒタスタイル 作品紹介Ⅱ

2020-06-06 13:09:55 | 3.05~20年の企画展告知&展示
蒸し暑い日が続いております。

初夏へ向かっておりますね。

共星の里では、初代このブログをはじめた守口ちゃんがペンネーム”なおみ”として”

家庭菜園の様子や日々の日常を面白おかしく紹介してくれておりました。

彼女は、只今開催中のヒタスタイルを立ち上げ、大人になると忘れがちな探求心旺盛な

少年のような、PHREな心でデザイン・ライター&編集をし、こよなく日田を愛するひとりです。

彼女が、共星の里でスタッフとして関わってくれた日々の中、

このブログのカテゴリー「8.裏部屋「強制の里」」
で、
彼女の感性からアートとかデザインが、人間の思考と日々の環境とが如何に密着して生まれるかを
感じてもらえるはずです。

今回、ご紹介するのは、
韓国の作家 宋 光翼【Song Kwang】氏

良かったらこのサイトを覗いてみてください。(←宋氏の来日の様子を掲載)
共星の里では雪が降る季節でしたが、
宗さんが来日して黒川の雪の景色を満喫するその様子も裏部屋「冬景色に笑顔」で紹介してます。





2008年 3月5日→5月11日 接神 宋 光翼【Song Kwang】展 開催。
この年は3月というのに例年になく雪が降り、まだまだ手かじかむ中でしたが、一枚、一枚紙をちぎって制作中
の制作風景です。

宋さんのこの接心のポストカードと黒川に降り積もる杉林の木立。
思わず、接神を感ずる瞬間でした。


2011 日韓現代美術交流展 2011年 7月27日→8月28日 


ALL STARS KUROGAWA INN MUSEUM展にて出展
2013年7月10日→8月18日

5 From Daegu in Kurogawa inn Museum にて出展
2019年9月1日(日)→10月6日(日)

Kim young sae
song kwank ik
kim jung tae
kim sung soo
chang wok jun

その様子が西日本新聞に掲載されました。



ー接神ー

幾えにも織り重なる中から生まれる旋律

会うべきして出逢い

またひとつ。

重なり合う。

ここから生まれる光と影。

遠い昔の記憶ともに

わたしたちを光の先へといざなう。




コメント

アートとデザイン展 共星の里xヒタスタイル  作品紹介Ⅰ

2020-06-03 16:19:06 | 3.05~20年の企画展告知&展示
各地で梅雨入り宣言もまじか、コロナウイルスで大変な中ですが、

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

時間のリズムがなかなか戻らないままですが、

季節は廻り、山里は田植えの真っ盛り、

雨季の季節に一段と鮮やかな紫陽花が咲き、蛍の乱舞する季節を迎えております。



災害前の山全体が蛍で光るほどには程遠いですが、

破壊された河川じきに、再生を祈る希望の光を燈してくれております。

さて、そんな中で
共星の里では『アートとデザイン展』を展開中です。

2000年4月に開館してから今まで約100本の企画展を開催しております。

ご縁を頂いた作家さんたちをご紹介致します。

まず、最初のお一人は
富樫 実 氏  彫刻家をご紹介致します。



共星の里では今では常設で展示致しておりますが、過去に3回程企画展を開催致しております。

2003年3月1日→5月5日に「空にかける階段」の展覧会を開催。
2011年3月2日→5月8日「空にかける階段」

ブログにてその会場の様子をご覧ください

そして2017年5月3日→7月30日Stairway in the Void「空にかける階段」音楽館と2か所の会場で展開。→この企画展は大阪のINDEX GALLERY様と共催で開催致しました。

ユーチューブにて展覧会の様子ご覧ください。








コメント

企画展「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイル開催のお知らせ。

2020-05-15 16:15:12 | 3.05~20年の企画展告知&展示
3月から開館に伴い
この企画展を開催する予定でしたが、

今回の新型コロナウイルスため休館に伴い延期致しておりました
「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイルの開催のお知らせです。


                               常設「吉野辰海作:作品名 大首」



「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイル

期間:5月20日(水)~8月30日(日)まで開催致します。

時間 11:00~17:00
休館 毎週月・火曜日 

入館料 大人500円(コーヒー付き) 小中学校300円 (ジュース付き) 幼児無料  



1月のパトリア日田で開催した「アートとデザイン展」

この共星の里で観るとまた違って見える感覚があります。




皆さんはどう感じられるでしょうか?





展示は5教室にて展開致します。









ーーーヒタスタイルー「日田生まれ、日田育ち、日田を知りたい日田式情報誌」2012年創刊ーーー


山があり川があり人がいる。人が集い地域がある。その日常が継続されて文化が生まれる。
この広い同じ空の下、偶然日田に生まれた&縁あってここに暮らす私たち。
創刊8周年を迎えたヒタスタイルは、これからも既存のルールに飲み込まれず、
地元目線で今を見つめながら、見えない未来を創造すべく、地域情報誌の新しい役割を模索・挑戦。
盆地に活きる第1次産業のすぐ横でデザイナーカメラマン、ライター、イラストレーターなどの
クリエイティブな仕事が、ここで暮らしながらも媒体を問わず活躍できる。
そんな地方のまちになる。九州の中心でそれを叶えたい!
『日田に生まれる。日田に住む。日田を愛する。なぜ好きか?どこが好きなのか??
そして逆もまた。終わりを迎えるまで過ごすのかもしれない我がまちについて、生きている間にもっと知りたい
見たい、誰かに伝えたい、見つめて動いて、風に吹かれたりあらがったり。
ここに住む生き物のように、植物のように、日田がここにあるようにこれまでも。これからも。』


……………


このヒタスタイルのメッセージを『私たちが暮らす地方。地域。まち。」に置き換えて考えてみると…。

全てが繋がる。

コロナウイルス感染で日常がなくなったときに、あらためて何が大切かを教えてくれる。

自分の住むまちの大切な何かを。


常設展と一緒に是非ご覧ください。

山里の風景を楽しみながら朝倉へドライブ。

黒川の空気を思いっきり、深呼吸!!

皆さまのお越しお待ちいたしております。


共星の里スタッフ一同



コメント

共星の里は5月20日(水)より、美術館を開館致します。

2020-05-15 15:31:37 | 2.館内と常設のごあんない
共星の里 開館のお知らせです。

新型コロナウイルス感染予防のため、緊急事態宣言で休館を致しておりましたが、
本日4月15日(金)朝倉市より通達があり、
感染対策の注意事項を厳守することで、
来週より規制が暖和されることが決まりました。
よって
共星の里は5月20日(水)より、美術館を開館致します。

美術館入館の際のお願いは以下の通りです。
よろしくお願い致します。

【感染症対策のお願い】
 
 ・風邪の症状(のどの痛み、咳、発熱など)がある場合、入館は控えてください。
 ・手洗いや手指の消毒、マスク着用や咳エチケットにご協力をお願いします。

【道路状況のお知らせ】
まだまだ、災害復興工事の真っただ中です。
ご理解のほどよろしくお願い致します。

あまぎ水の文化村、寺内ダム方面 県道509号⇒西原から右に県道588号は災害復興工事のため
只今全面通行止めです。

朝倉三連水車公園を過ぎて志波⇒黒川へ
あまぎ水の文化村、寺内ダム方面 県道509号⇒佐田⇒黒川線をご利用ください。



柳センセー開館準備のため、衛生面に気をつけて、掃除中!!です。
コメント

「東屋セルフビルドと植栽によるアートガーデン制作」について。

2020-05-12 17:43:04 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨



*「黒川復興ガーデンとバイオアート ー英彦山修験道と禅に習うー」のプロジェクトの経緯をお話し致します。

北部九州豪雨災害復興支援でお世話になっている
九州大学ソーシャルアートラボさんの
知足美加子先生主導のもとで

………北部九州豪雨災害復興支援「黒川復興ガーデンとバイオアート ー英彦山修験道と禅に習うー」として………
この東屋 「泰庵」と復興ガーデンが生まれました。

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、
「東屋セルフビルドと植栽によるアートガーデン制作」は一般参加者のイベントとしては中止となりましたが、
関係者の打ち合わせと作業を兼ねて九州大学ソーシャルアートラボの知足先生を筆頭に大学関係者の有志の皆様、
鹿児島、宮崎、長崎、朝倉などの優れた匠の技術者有志の皆様、自己責任を持って参加された皆様のおかげをもちまして、奇跡に近いほどの短期間で本当に立派な東屋と庭がこの地に誕生致しました事をご報告致します。

この黒川は英彦山の座主の黒川院(約300年間)に付属する多くの社寺や家臣の屋敷が作られており、
「岩屋権現社」上宮、下宮から西に開けた谷筋、馬場、北小路地区には黒川院の本体が置かれ、
共星の里(旧黒川小学校明治7年開校→平成7年に閉校。共星の里は平成12年に開館し現在に至る)は、
いにしえをたどれば、第9代の座主のお住まいがあったところで、
今回の黒川復興ガーデンになる旧運動場あたりは寺屋敷(職正覚寺)があり、
共星の里からすぐ上の第一代座主のお墓がある天神の森辺りは
北部九州豪雨災害の後、発掘がなされ、なんと縄文時代後期のものが出土し
早くから中国や朝鮮とも交易をし、献上された品々も出土されており、
この黒川の山間地に縄文時代、人の営みがあったとは…。
場のエネルギーとも言うべき聖地の持つ重層性を感じております。

まずは、土地神様にご挨拶。
第9代のお墓に祀ってある榊を頂き、
酒と塩と米を上げて、何事も事故やケガがなく東屋と植栽が無事に完成することを願って



ご祈祷をさせて頂き、作業に入りました。




完成まで所要時間は2日間。
この2日間で形になるものか…。不安がありましたが、

事故やケガもなく、晴天に恵まれ、



朝早くから、遅くまで作業をして頂き、






みなさまの真心をいただき、







あの災害の時とは打って変わって
ここに「再生と循環のシンボル」ともいうべき場が誕生致しました。

本当に皆さん一心不乱に熱中して、
終わってみれば、これが2日間で出来たとは信じられないほどでした。

こんなにも美しいものかという言葉が一番だと言えるほどの東屋、杉の美しさ、叩き土の感触、石の並び。



メモリアルブランコの再生。




彩り鮮やかな植栽の輝き。









皆様のおかげをもちまして









日本の匠の技がここに結集し、素晴らしい東屋と植栽が出現できたことは本当に感無量でございます。
ご厚意に深く御礼申し上げます。


また、あの災害からいろいろな方々がこの黒川、共星の里の復興に関わって頂きました。
その方々のおかげも頂き、今があり、また今回の参加頂いた方々の御一人、
おひとりのご尽力のたまものだと深く々感謝申し上げます。



 ※                                               

…………………………

災害時、多くの土砂や流木とともに、様々な思いが流れていった筑後川の河口付近の海水を汲んできて、
最後にお祓いをいたしました。
天と山と水と人の心が今一度幸せに結び合うことを、皆で祈ったところです。(文 知足先生)

…………………………


                                   (長野聡史;※印 写真撮影)        

………
知足先生が詳しくプロジェクトサイトにて公開されてますのでご覧ください。こちらをご覧ください。




この東屋「泰庵」と復興ガーデンを作るようになったか⁉

北部九州豪雨災害でこの朝倉、黒川はとてつもない被害に遭い。共星の里も例外ではなく、

あの災害が起きた7月5日から5日後から仲間や友人、そして全国から駆け付けて下さったボランティアの方々と幾度となく毎日土砂を取り除く作業をしていた。
7月26日の夕方に一台の車が共星の里についた。

私たちはここをアートで復興ガーデンにしたいという想いを知足先生と杉岡さんたちに話しお二人とその想いを共有し、

そこからがこのプロジェクトの始まりだったと感じております。

お二人に深く感謝申し上げます。

杉岡さんのHPをご覧ください。
こちら
【泰庵の柱】杉岡さんHP
【泰庵の屋根】


そしてセルフビルドされた東屋は「泰庵」と名前が誕生致しました。
以上のような経緯を経てます。

泰庵の銘板について、英彦山の杉材を使うことを杉岡さんが希望され、

なんと、

2016年の「英彦山神宮奉幣殿再建400年記念事業」の際、

知足先生が不動明王を復元制作するために、

神宮から分けていただいた英彦山千本杉の余材で作られることが決まりました。

私たちはその千本杉の杉板のを目にしたとき、

この杉の目の細やかさ、年輪がこんなにも人の心を打つものか、

英彦山の山の叡智そのものがここに…。

あの厳しい自然を生き抜いてきた証そのものが、

今この災害から復興を願う心のよりどころとして誕生し、

また、英彦山の歴代座主が住んでいらしたこの黒川に

まして第9代の座主のお住まいだった場所へと。

深いにしえを感じております。

今回この銘板の「泰庵」は

写真家であり書家の四宮佑次氏が揮毫されました。


いつになく、真剣そのもの



素晴らしい「泰庵」が誕生いたしました。
四宮さん本当にお心を頂きありがとうございます!

4月26日に毎年英彦山神宮より宮司さまをお迎えして
歴代座主の慰霊祭が黒川で開催されております。
前回もその慰霊祭のことを掲載させていただきましたが
その慰霊祭の後に、高千穂宮司さまと吉門禰宜さまがこの「泰庵」にお越しくださいました。

英彦山の千本杉とは…。宮司さまにも英彦山の千本杉の特徴をお聞きし一層、
深く知りたくなって知足先生にお尋ね致しました。



………泰庵の銘板について、英彦山の杉材を使うことになりました。
2016年の「英彦山神宮奉幣殿再建400年記念事業」の際、私が不動明王を復原制作するために、神宮から分けていただいた英彦山千本杉の余材でした。
その経緯について尾藤さんより説明を依頼されたので、以下にに添付いたします。

ーーー
平安時代より続く英彦山修験道の歴史は、神仏習合のもと、修験者による自然崇敬が核となっていました。そのひとつに「水」への信仰があり、水を支える森、特に杉を大切にしてきました。山内には樹齢1200年の「鬼杉」があります。
 山伏たちによる「擬死再生(新しい命を山から授かる)」の修行の一環として杉を植樹したものが、「英彦山千本杉」として残っています。
 中腹より上の結界(実報荘厳土)にある千本杉は、在来種としては数少ない杉種(ホンスギ)といわれています。
 英彦山の杉は、明治期の修験道禁止令の後、その希少性から乱伐の憂き目にあいました。修験道は禁止され、多くの山伏たちは山を降りざるをえなかったのです。
 しかしながら、現在は英彦山神宮を中心に復興がすすみ、英彦山の尊さが再認識されつつあります。それは、山を離れるか否かに関わらず(私も含む山伏の子孫たちも)、英彦山への思いと信仰、愛を共有する人々が存在し続けたからです。
 それは、今回の豪雨災害(2017年)によって生活の根拠を絶たれ、愛する黒川地区を憂う被災者の方々にも共通する心情なのではないかと、私は考えます。 
 この銘板は、平成3年の台風で倒木した英彦山千本杉です。「英彦山神宮奉幣殿再建400年記念」の際、鎌倉期の木彫(不動明王立像)を復原した余材です(→報告ページ)。英彦山神宮の方々が、背中に背負って運んでくださったというとても貴重な杉材です。
 黒川は、室町時代から英彦山座主の黒川院があり、英彦山と縁が深い場所です。私は2年前より復興を願い、共星の里と協力して命息づく庭を作る活動を行なってまいりました。今年、杉岡世邦さん(杉岡製材所)、池上一則さん(大工池上算規)が中心となって、この庭に美しい東家「泰庵」がセルフビルドされました。泰庵は、災害被災木が再活用されています。杉岡さんの希望があり、銘板にこの英彦山千本杉を使うことになりました。
 
 私は、英彦山再興の歴史そのものが、今現在、進むべき道を模索する被災地の皆さんをエンパワーメントすると信じます。皆様の末永いご多幸をお祈りします。

知足美加子」

…………………………


山があり川が流れ、草木の自然の中に神と仏。

眼に見えない聖なるものを感じ見出だしてきた日本人のこころ。

人びとは自然とのかかわりを通して暮らしを営み続け、地域が生まれ文化を育ててきた。

山や森、自然のうちにある神仏の聖地霊場は日本人の「こころの故郷」と言うべきであり

誰でもここに帰って来れるこころのよりどころでありたい。

私たちは自然と共に安らかに、今からも星のように輝き、互いを認め合い、ともに生きることを願う。

人と自然とアートの融合を求めて。


(共星の里一同)
コメント

黒川院歴代座主慰霊祭が執り行われました。

2020-04-28 20:03:38 | 9.山里の四季・風土
新型コロナウイルス感染の影響で今年は開催が危ぶまれるなか、

三密を避けて、毎年共星の里で開催される直会は中止となりましたが、

外部からの来賓の方はご招待なく、縮小した形で、慎重に注意を払い慰霊祭だけは開催できる方向でという思いで

今年も英彦山神宮より高千穂宮司さまと吉門禰宜さまとを迎えて、黒川協議会の皆さんと一緒に

黒川院歴代座主(1代~14代)の慰霊祭が4月26日に開催されました。





黒川院とは
正慶2年(1333)12月、後伏見天皇第6皇子長助法親王が彦山の座主(ざす)として入御され、
その館を上座郡黒川村(朝倉市大字黒川)につくり「黒川院」と称しました。
この長助法親王(助有法親王)から舜有法主まで(天正15年)14代の座主が黒川に館を構えました。
15代の忠有法主以降館は英彦山に移されました。


毎年、4月29日頃、英彦山神宮より、神主(今の座主)さまと氏子さんとがお越し頂き、
1代から14代の歴代座主の慰霊祭が地元高木地区の黒川協議会を中心に馬場で行われおります。
昨年の様子はこちらです。

いつもでしたら、直会の食事の準備のため、

代表と柳センセーだけで、私はこの慰霊祭に参加できないのですが、

今年は直会が中止のため、今回はぜひ参加したいという思いでした。

前日、九州大学の知足先生もご連絡をいただき、ご一緒に参加し、玉串奉奠をさせていただきました。

私がこの黒川小学生の頃は、学校行事としてこの式典に参加し、

ほら貝を吹きならす山伏さんの姿を初めて見たときの驚き、

山々の峰に響き渡り、こだまし、やまびこが満ち充ちて

山が萌える若葉の季節。

懐かしいその光景を思い出し 走馬燈のように様々な出来事が頭をよぎり

粛々と慰霊祭が進む中、黒川のいにしえに触れ、清々しい薫風と共に

歴代黒川院の座主様の御霊に 心から手を合わせることができる喜びに

本当にありがたい思いがしました。

今年も無事に終了することができたことに安堵の気持ちが皆さまの中からも聞こえておりました。

慰霊祭終了後

高千穂宮司さまたちが共星の里に東屋ができたことをお知りになっておられ

見学したいと申されましたので

「泰庵」にをご案内することができました。



歴代座主の慰霊祭が執行されたこの日に、この「泰庵」にお越しいただき、

英彦山の本杉の千本杉を使った銘板をお持ちいただけたことは本当にありがたい思いでした。

英彦山のと深い、深い歴史のなか、自然のなかに抱かれて、時空を超えた繋ながりを感じ、

幾年月は流れる水の如く、幾年月は過行くとも、ここで、すべてのご縁を頂き、

手を合わせ心の連帯や支えあうことの祈りの形。

この土地を守り また新たに今、この時をここに生かされていることに感謝する思いです。

     *写真中央で高千穂宮司さまがお持ちになっている「泰庵」の銘板です。

この後、黒川院の部屋にて

この日、皆さんが奉納された玉串もごいっしょにお祭りさせていただき、



今回の東屋「泰庵」の銘板もご一緒に






今年も無事に歴代座主の慰霊祭が恙なく終了したことのご報告と

ご縁を頂いた皆様の健康と弥栄、そして世界に蔓延るコロナウイルスの一日でも早い休息を願ってお祈りを致しました。

                                                 拝謝

「泰庵との銘板のこと」これまでのこの復興ガーデンのプロジェクトのプロセスを次のブログにて報告させていただきます。


コメント

共星の里開館延期のお知らせ。

2020-04-09 17:28:56 | 1.「共星の里」って?
新型コロナウイルス感染予防及び拡散防止のため、3月1日から臨時休館しておりましたが、
朝倉市からの緊急事態宣の要請に伴い5月31日(日曜日)まで臨時休館を継続させていただきます。
皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

まだまだ復興のなかで、またしてもの想定外です。
しかし、
北部九州豪雨災害で瓦礫の山で
緑も全くない場所に、草が一本顔を出し、芽が出たときの感動は涙が出るほど本当にうれしいものでした。
皆様のおかげも頂き、季節は巡っております。


クロバーや、レンゲソウが咲き、日本ミツバチが飛んでおります。


自然は私たちに何が大切かを教えてくれます。

一日でも早い新型コロナウイルスの休息することを願ってやみません。

どうか、みなさんが笑顔でありますように。


世界中の医療や介護の最前線で働かれている方々に
心からの敬意と感謝を捧げます。

私共もしっかりと折れそうな心を強く持ち、ここが、踏ん張りどころと、淡々と作業を続けております。
どなた様もどうぞ、お身体を大切に
一日も早く、笑顔でお会いできる日を待ち望んでおります。






          令和2年(2020年)4月9日
          スタッフ一同
コメント

コロナウイルス感染予防のため、休館延長致します。

2020-03-30 18:20:39 | 1.「共星の里」って?
【休館延長のお知らせ】

この度のコロナウィルスの感染拡大防止に伴い、

4月1日(水)から開館を準備してまいりましたが、

本日、朝倉市役所からの要請があり、開館を4月22日(水)に延期させて頂きます。

ご理解の程を宜しくお願い申し上げます。

開館を楽しみにしておられたお客様もあり、

お問い合わせも頂いておりましたが本当に申し訳ございません。

今回の企画展「アートとデザイン展」共星の里Xヒタスタイルの開催も延期致します。

なお、4月22日(水)以降については決まりしだいお知らせします。

今後の状況により、お知らせした内容が変更となる場合がありますので、ご了承ください。

皆様には、ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

尚、音楽館も同様とさせて頂きます。

どうぞ皆さまご自愛下さいませ。

黒川でお会いできる日を待ち望んでおります。

お問い合わせ連絡先 0946-29-0590まで。

共星の里スタッフ一同
コメント

休館延長のお知らせ

2020-03-21 08:21:58 | 1.「共星の里」って?
【開館延期のお知らせ】

この度のコロナウィルスの感染拡大防止に伴い、
4月1日(水)まで、開館を延期させて頂きます。
ご理解の程を宜しくお願い申し上げます。
尚、音楽館も同様とさせて頂きます。
4月にお会い出来ることを願っております。
どうぞ皆さまご自愛下さいませ。

共星の里スタッフ一同
コメント

臨時休館のお知らせ

2020-02-29 17:16:46 | 2.館内と常設のごあんない
臨時休館のお知らせを致します。

共星の里は冬季休館を終えて

3月1日より開館の予定をしておりましたが、

今回の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

朝倉市に倣い、3月1日(日)から3月20日(金)まで臨時休館となりました。

開館を楽しみにしておられたお客様もあり、

お問い合わせも頂いておりましたが本当に申し訳ございません。

今回の企画展「アートとデザイン展」共星の里Xヒタスタイルの開催も延期致します。

なお、3月21日(土)以降については決まりしだいお知らせします。

今後の状況により、お知らせした内容が変更となる場合がありますので、ご了承ください。

皆様には、ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。


お問い合わせ連絡先 0946-29-0590まで。

共星の里スタッフ一同
コメント

2020年1月13日(月祝) オープニングイベントを開催!

2020-01-11 16:40:49 | 4.05~20年のイベント 告知&報告
アートとデザイン展 
共星の里Xヒタスタイル
2020年 1月13日(月祝)→ 19日(日)
パトリア日田
ギャラリー&ガレリア
10時〜18時 最終日は17時
料金 無料
🔘オープニングイベント
1月13日16時30分より
柳和暢氏によるライブペインティングを
山内桂氏(サックス演奏)と共演にて行います。
是非この機会に音が絵になり、絵が音になる
ライブパフォーマンスをご覧ください♪
コメント

2020年初春の展覧会 ”アートとデザイン展”  共星の里Xヒタスタイル を開催致します。

2020-01-11 16:25:57 | 4.05~20年のイベント 告知&報告
2020 新年明けましておめでとうございます。
昨年は色々と大変お世話なりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
共星の里の新春は大分県日田市から初春の展覧会で幕を開けます。
皆様のお越しをお待ち致しております。


アートとデザイン展 
共星の里Xヒタスタイル
2020年 1月13日(月祝)→ 19日(日)
パトリア日田
ギャラリー&ガレリア
10時〜18時 最終日は17時
料金 無料



🔘オープニングイベント
1月13日16時30分より
柳和暢氏によるライブペインティングを
山内桂氏(サックス演奏)と共演にて行います。
是非この機会に音が絵になり、絵が音になる
ライブパフォーマンスをご覧ください♪
コメント