廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

2024年第一弾!皆島万作曼陀羅展開催です! 2024年3月1日(金)~6月30日(日)

2024-02-20 17:30:42 | 3.05~24年の企画展告知&展示
皆様いかがお過ごしでしょうか?

共星の里は冬期休館を終えて3月1日より開館となります。

2024年の企画展の第一弾は皆島万作曼陀羅展を開催致します。

黒川INN美術館での皆島万作さんの展覧会は2002年に一度。今回あらたな作品で2回目となります。



もう二十年前のことですが、まだ、SNS等もない時代、新聞の記事をご覧になり

あるお客様が皆島万作さんの作品を見たいとお電話がありまして

朝一番にバスでお越しになり、帰るバスの時間が夕方しかなくて、

ちょっと戸惑った様子で、田舎は不便だと苦笑い!

最初は帰る時間を気にしてありましたが、

田舎あるあるですが、

一日3本のローカル線しかなくて(現在は廃止になりました。)

どうしようもない状況であきらめるしかなく、泣く泣く夕方5時近く迄

じっくりと鑑賞されました。

帰る際に、お顔が全くの別人!笑顔溢れ

作品が一日の外光でこんなにも変わるもの?

面白いことにビックリされ、近くの原鶴のホテルを急遽手配され

次の日もまたお越し頂き、「こんな鑑賞ははじめてだ」とわくわくされて、

今度は展示室の大作の前でお座りになり、

作品とまるで会話しているかのように

朝の光、昼、夕方の外光

自然光と作品の変化を一緒に楽しんでおられたのが印象に残っております。

これも、不便さの美学!

皆様を魅了する皆島万作氏の曼陀羅の世界!

大作をはじめ、4教室にて展示しております。


是非、自然豊かな環境に身を置き、ゆっくりとお楽しみ頂けたら幸いです。

皆様のお越しをお待ちしております。






2023✨本日開館しましたー!!

2023-04-01 17:43:38 | 3.05~24年の企画展告知&展示
いよいよ本日開館しましたー!!

閉館中も何人ものお客様が
開館してると思って訪ねていらしてて…

先週のレソラ天神での『共星の里 黒川INN美術館展』も
無事終わりまして、本年は1ヶ月遅い開館となり、
大変お待たせいたしました〜⭐️

レソラホールまでお越し頂いた皆さま、
作家の皆さま、運営スタッフの皆さま、主催者さま、
ご声援くださった皆さま、
多くの方に手助けを頂き、幸せな時間を共有出来、
無事開催出来ましたこと、
共星の里スタッフ一同心より感謝申し上げます❣️
また後日ゆっくりとご報告致します⭐️




本日は、休館中に2回来て閉まってたので
やっと今日入れましたー♪とのお客様や、
2家族連れのお客様などなど
また、近くのお蕎麦処の黒川山荘:篠栗さんに
常連くまセンセーも!










心地よいそよ風に桜吹雪🌸
柔らかな空気と共にお客様と我々スタッフも
笑顔が溢れています!






本年も存分にゆったりとお楽しみ頂けますよう、
スタッフ一同アレコレと知恵やアイディアを出し合い
山里で皆さまをお待ちして致しております‼︎

只今、
『KUROGAWA INN MUSEUM ALL STARS 2023』展
を7/2(日)までロングラン開催中です!!
レソラ天神で展示した作品や新作、常設も併せた
見応えのある内容となっております⭐️

自然豊かな朝倉市黒川へ、ぜひお出かけください⭐️

今年最後の展覧会が始まりました!「cross over -障碍を超えて-」展

2022-11-03 14:20:15 | 3.05~24年の企画展告知&展示



「cross over-障碍を超えて-」展
 2022.11.2(水)-12.25(日)

「共星の里」は、2000年の開館以来、国内外の障害者のアート作品展を企画・展示してきました。
中でも原鶴温泉旅館協同組合と提携して過去3回に渡って開催してきた『ゆーとぴあーと展』は好評を得てきました。
原鶴温泉は福岡県朝倉市の筑後川沿いの杷木町にあり、湯量が豊富で良泉質なことで人気の温泉です。
また、鵜飼いでも有名です。期間中は、各旅館内と町内の公共施設など約30個所に障害者の作品を数百点展示し、
地元の小学生と共に絵を描くフラッグアートイベントなども開催してきました。

同展のスローガンは「ココロ ハダカ、カラダ ハダカ。」。今回はその原点に立ち返り、
アウトサイダーアートの先駆け的存在であるオランダの障害者アート団体:ヘーレンプラッツと、
福岡県障害者文化芸術活動支援センター(FACT)に所属するアーティストの作品を展示します。

今回は、「共星の里」をメイン会場に、『あまぎ水の文化村』、『ホテルパーレンス小野屋』にも作品を点在させます。
『あまぎ水の文化村』は、1999年8月に「初めてを楽しもう! アートを楽しもう!」と題して、
健常者と障害者の子どもを対象にしてスケッチ大会を開催した場所です。
原鶴温泉内にある『ホテルパーレンス小野屋』は「人にやさしい施設」をスローガンに、
手話に対応するなどバリアフリーに徹した創業138年の老舗旅館です。

2017年の北部九州豪雨ではどの施設も被災し、いまだに復興半ばです。
コロナ禍の中、点と点を線で結び、自然豊かな朝倉の地を巡っていただきながら、
障害者の生命力あふれる感性や可能性、そして創作意欲を「ハダカ」の心で見て感じてください。
また、アートを切り口に、それぞれの展示場所でゆっくりと作品をお楽しみください。
刺激を受けながら朝倉の地を満喫ください!
そこからまた新たなアートコミュニティが生み出されることを期待しています!!!

₌【会場】
〇共星の里 黒川INN美術館 福岡県朝倉市黒川1546-1 0946-29-0590

公益財団法人 あまぎ水の文化村 せせらぎ館内2F 福岡県朝倉市矢野竹831 0946-25-0323 
10:00~17:00 休館日/毎週月曜・毎月第3火曜(祝日の場合は翌日が休園日)入場無料

ホテルパーレンス小野屋 1Fロビー 福岡県朝倉市杷木久喜宮1841-1  0946-62-1120 入場無料


後援/朝倉市・ホテルパーレンス小野屋・FACT・ギャラリーアトリエ ヘーレンプラッツ・工房まる
主催/共星の里



共星の里と関わりの深い障がい者のアート☆
今年を締めくくる展覧会、
秋深くなるこの季節に胸いっぱい柔らかな山里の空気を吸い込んで
ハダカの心で作品と対話してみてください!
ぜひお時間を作ってゆっくりと
朝倉にお越しくださいませ~☆彡

「黒川縁起」展 開催中です!

2022-09-23 14:43:54 | 3.05~24年の企画展告知&展示
お知らせが大変遅くなりましたが、
現在 第29回福岡県文化賞受賞記念
「黒川縁起」KUROGAWA ENGI 展 開催中です。
2022.9.1(木)〜2022.10.30(日)


学童不足で廃校となった黒川に「共星の里 黒川INN美術館」を開館して今年で22年目をむかえます。
黒川は山間地のため、昼夜の気温差が大きい土地です。そのため作物の美味しさが増し、
梨をはじめとする特産品が人気です。しかし、後継者不足や産地の都市部集中などの影響で
かつての勢いを失いつつありました。そんな黒川にあった小学校跡を現代アートを軸とした
さまざまなイベントを展開し、再生活用する中で、さまざまな発見と知見を得てきました。
災害復旧工事の最中に縄文時代の遺跡が発見され、その昔からここには営みがあったこと。
外国との貿易を裏付ける品々の出土があったこと。南北朝時代、天皇家から皇子が迎えられ黒川院が置かれ、
山岳宗教が盛んであったことなどなど。この地もまた世界の一部としての暮らしがあり、栄枯盛衰を繰り返してきたのです。

さて今回は、約50年前にアメリカ・サンフランシスコでのアート活動を通して出会った河口聖氏と、
当館のアートディレクター柳和暢が、共にアートを盛り上げてきた仲間を誘い交流合同展覧会の場を設けました。
東京中心に活動をする作家15名。福岡を中心に活動をする作家11名。計26名による合同展です。
作品内容は、水彩画、油彩画、版画、彫刻、写真、インスタレーション、ファイバー、シルクスクリーンなど、
幅広い世代の多彩な作品群を展示する交流企画展となります。

今回の「黒川縁起」展の主旨は、新たな『縁起』を起こすこと。自然災害に遭い、再起を果たしつつある
黒川は豊かな自然が広がる山里。そこから世界に向けて発信することで、山村と都市、人と人が出会い、
認め合い、触発され、創造の灯の連鎖が膨らむことを望んでいます。
創造の灯は観た者に心の活力となる光を与え、四方八方に拡散し、循環し、再生し続けることになるでしょう。
廃校でやれることは無限大なのです。


【参加作家】50音順
浅野康則、アヤコイサカ、荒井喜好、池崎義男、石井香久子、石橋高次、一ノ瀬智恵乎、伊藤洋子、上田靖之、大串孝二、
奥田敬介、河口聖、楠本惠子、小林哲郎、近藤えみ、酒井忠臣、四宮佑次、新庄良博、樋口慶子、藤下覚、
松尾健一、宮﨑聡子、宮本和雄、村井ひとみ、柳和暢、吉村仁志 



☆展示の様子を一部チラッとご紹介☆








作品の紹介をする河口聖氏(作品は小林哲郎氏)


ギャラリートーク中の奥田敬介氏


とっても見応えある企画展となっております!!
それぞれの作家さんの作品から様々なことを感じながら、
共星の里・黒川の山里を楽しんで頂けたらと思います。

時間や気候によって、作品の見え方や感じ方がまた変わる と
何度も足をお運びくださるお客様も多数いらっしゃいます。
来月末まで開催しておりますので、
皆様お誘い合わせの上、ぜひお出かけくださいね☆

臨時休館のお知らせです

2022-09-17 14:48:44 | 3.05~24年の企画展告知&展示
只今「黒川縁起」展、
皆様にお楽しみ頂いております!

しかしながら、現在大型の台風14号が
九州・福岡に接近し直撃する予報です。

安全第一に考え、
共星の里は9/18(日),19(月・祝)を
臨時休館とさせて頂きますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
来週9/21(水)からまた開館予定です。

どうか、皆様に被害が出ませんように…

尚、本日は17時まで通常通り開館中ですので、
どうぞお出かけください!!

2022年3月1日 開館しました!

2022-03-09 16:40:26 | 3.05~24年の企画展告知&展示


梅の花がやっとほころび、里山にも春の息吹が感じれます。

冬期休館を終えた共星の里は2022年は3月1日から開館しております。

早速、家族連れのお客様やカップルなど、

多方面からご来館頂いております。


はじめてガイド本を買ってこの朝倉にお越し頂き、

ナビで来てびっくり!!

「こんな山奥とは⁉ 道路も工事中でトラックがいっぱいなんですね。」
そう言われて、5年前の災害のお話し、
グランドの岩が流れてきたことにまたまたびっくり!!
「ご説明をしますね!」と言っていつものように館内をご案内。

「アートはお好きですか?」と尋ねてみたら、

「なんだか難しくて…。」と言われる。

「そう思いがちですが、作品の見え方はさまざま、
どうな風に見えて感じるかはその方しだいなので…。
想像力を思い切り使ってみて下さい!」って伝え、

「これは何かしら❓あれは❓」と疑問がわいてきた。

はじめて聴く蓄音機の音色に興奮気味!
音の歴史を話し、ソノシートのレコードを懐かしく思い出された様子
子供たちにとってはこのペラペラのレコードがら音楽が聴けることにびっくり!
「ノスタルジックな音色が好きだ」とお母さま。

歴史と共に音楽の環境も一変してる時代。レコードを知らない子供たち
レコード針が戦争中は鉄がなくなり、竹針になることも…。
これも過去の歴史。
「そんな時代があったなんて嘘のようですね。」




押し込んでいた何かの蓋が開きはじめた。

見るものから命が吹き込まれ、会話が生まれ、鼓動をならし感じめる。

同じ方々とは思えない程に表情が豊かに変化している。

災害のパネルを見ながら、廃校のこと、アートのことを話し
作家が作る作品の映像を見て
帰り際、
「子供たちがワークショップそしたいそうです。
今からでも急ですが、大丈夫ですか?」

「もちろん!」大丈夫です!



完成まで一緒に作業を手伝い、家族団欒!
笑顔が溢れていた❣

「とっても良い時間だった」とご両親

アートには力があり、
観るものを豊かにする。

確かにそこに何かが生まれる瞬間に出会う。


何気ない日常の大切さ。
それを過ごせることは本当にしあわせなことですね。

是非、またお会いできますように、良いひとときをありがとうございました。










「氣源説」 柳和暢展 開催中です!

2021-11-19 13:09:49 | 3.05~24年の企画展告知&展示

穏やかな秋を体いっぱい存分に感じる共星の里です!


お知らせが遅れましたが、現在黒川INN美術館では
「氣源説」 柳和暢展を開催しております。
12/31(金)までです!

柳センセー、昨年の事故からの復活!
一歩一歩前へ前へと日々回復しております✨
そんな柳センセーの60年に渡る芸術活動を
垣間見れる作品展です。




2階全てのお部屋に様々なジャンルの作品を
展示しています!
会期中は出来る限り在廊するとのこと✨
ぜひ作品に、柳センセーに会いにお出かけ下さい‼️
(居ない日もありますので、ご了承くださいませ)



現在工事中の道が数カ所あります。
1番おすすめで安心な道は
あまぎ水の文化村〜寺内ダム〜イノシシ看板右折〜黒川の
県道509号線〜588号線のルートです!
どなた様もお気をつけてお越しくださいませ。


今日の校庭のイチョウ✨
パワー全開でしたので、皆様にもお裾分け〜


企画展「恋ころも展」のご案内

2021-09-23 04:44:11 | 3.05~24年の企画展告知&展示
果物が美味しい実りの季節となりました。

地元の高木の梨も今が最盛期です❣️

コロナ禍の中、
福岡県の緊急事態宣言のため、
只今、共星の里は9月30日まで休館しており、
皆さまには大変ご迷惑をお掛けしております。🙇‍♀️

会期中の企画展、「心刻展」と「恋ころも」展は10月31日まで開催致します。
よって、10月1日からは平常通り開館予定となります。
お間違えのない様にお願い申し上げます。





江戸時代後期から昭和初期にかけて全国一の絞り生産量を誇っていた

福岡県朝倉市(旧甘木市)は、郷土産業「甘木絞り」や

日本の三大絣織りの「久留米絣」も数多く生産されてました。

郷土が誇る繊維文化に注目し、1960年代から伝統工芸品の

のぼり旗や博多織・久留米絣などの和服の材料を

コスチュームへと取り入れていたデザイナーテルコ・オトーの服飾作品と

パリコレで発表した作品や数々の舞台衣装、水彩画等も展示。



また、朝倉市郷土の伝統工芸「甘木絞り」

その技法に触発され2017年より製作を始め、

近年数々の賞を受賞した新進の作家中村美香の作品展を同時に開催。






布を愛し布を慈しむ二人の展覧会を同時に開催中です。




今回、10月3日には

甘木絞りの魅力を皆さまに是非感じて頂きたく、

中村美香さんご本人によるワークショップを開催致します。




【甘木絞りワークショップ参加募集中❣️】

甘木絞りのワークショップを(参加人数20名限定)で開催致します。


また、


11月3日にはプロのファッションモデルによるファッションショーも開催致します。

是非、この機会にお越し下さい。

詳しくは0946-29-0590 共星の里まで。

【緊急事態宣言延長に伴い休館のお知らせ】

2021-09-10 15:47:09 | 3.05~24年の企画展告知&展示
【緊急事態宣言延長に伴い休館のお知らせ】

福岡県の緊急事態宣言により、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
共星の里は9月30日(木)まで休館となります。

よって只今、開催中の「心刻展」
    新庄良博x池辺石松 二人展は
10月31日(日)まで延長させて頂きます。

ご来館を予定されいるお客様には
大変ご迷惑をお掛けしますが、
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

「心刻展」 新庄良博 x 池辺石松 2人展 開催中です。

2021-07-16 15:51:24 | 3.05~24年の企画展告知&展示
蝉の声 入道雲
一気に夏の日差しが照り渡り、
暑い夏の到来ですね。

6月3日から予定していた企画展の「心刻展」は
作家さんお二人には6月1日に搬入をお願いし、全て整っていましたが、
コロナウイルス感染防止のため、緊急事態宣言を受け休館となり、
なかなか、大ぴらにお客様をお受けできなくなって
モヤモヤが続いておりました。

お陰様で福岡県は緊急事態宣言が解除されましたので
6月23日より共星の里は通常営業となっております。

今回の企画展は共星の里と縁の深い
二人のアーティストのを紹介致します。
先ずは、
新庄良博氏。
彼は昨年、二度の手術を受け、利き手の右手が使えず、
2カ月間の入院生活を余儀なくされました。
そんな環境の中、
入院中のベットの上でも創造の手が決して止まることはなかった。



左手で初めて描いた豆本 HIKOBAENO OHANASI 2020 蘖

そこからはじまり
次々の創作意欲は湧き、創り出した作品の数々。

繋がる循環と再生のものがたり。
コロナウイルスで疲弊した心にビタミンを!
黒川のゆったりとした環境の中で是非お楽しみください。












アートとデザイン展 共星の里Xヒタスタイル 作品紹介Ⅱ

2020-06-06 13:09:55 | 3.05~24年の企画展告知&展示
蒸し暑い日が続いております。

初夏へ向かっておりますね。

共星の里では、初代このブログをはじめた守口ちゃんがペンネーム”なおみ”として”

家庭菜園の様子や日々の日常を面白おかしく紹介してくれておりました。

彼女は、只今開催中のヒタスタイルを立ち上げ、大人になると忘れがちな探求心旺盛な

少年のような、PHREな心でデザイン・ライター&編集をし、こよなく日田を愛するひとりです。

彼女が、共星の里でスタッフとして関わってくれた日々の中、

このブログのカテゴリー「8.裏部屋「強制の里」」
で、
彼女の感性からアートとかデザインが、人間の思考と日々の環境とが如何に密着して生まれるかを
感じてもらえるはずです。

今回、ご紹介するのは、
韓国の作家 宋 光翼【Song Kwang】氏

良かったらこのサイトを覗いてみてください。(←宋氏の来日の様子を掲載)
共星の里では雪が降る季節でしたが、
宗さんが来日して黒川の雪の景色を満喫するその様子も裏部屋「冬景色に笑顔」で紹介してます。





2008年 3月5日→5月11日 接神 宋 光翼【Song Kwang】展 開催。
この年は3月というのに例年になく雪が降り、まだまだ手かじかむ中でしたが、一枚、一枚紙をちぎって制作中
の制作風景です。

宋さんのこの接心のポストカードと黒川に降り積もる杉林の木立。
思わず、接神を感ずる瞬間でした。


2011 日韓現代美術交流展 2011年 7月27日→8月28日 


ALL STARS KUROGAWA INN MUSEUM展にて出展
2013年7月10日→8月18日

5 From Daegu in Kurogawa inn Museum にて出展
2019年9月1日(日)→10月6日(日)

Kim young sae
song kwank ik
kim jung tae
kim sung soo
chang wok jun

その様子が西日本新聞に掲載されました。



ー接神ー

幾えにも織り重なる中から生まれる旋律

会うべきして出逢い

またひとつ。

重なり合う。

ここから生まれる光と影。

遠い昔の記憶ともに

わたしたちを光の先へといざなう。





アートとデザイン展 共星の里xヒタスタイル  作品紹介Ⅰ

2020-06-03 16:19:06 | 3.05~24年の企画展告知&展示
各地で梅雨入り宣言もまじか、コロナウイルスで大変な中ですが、

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

時間のリズムがなかなか戻らないままですが、

季節は廻り、山里は田植えの真っ盛り、

雨季の季節に一段と鮮やかな紫陽花が咲き、蛍の乱舞する季節を迎えております。



災害前の山全体が蛍で光るほどには程遠いですが、

破壊された河川じきに、再生を祈る希望の光を燈してくれております。

さて、そんな中で
共星の里では『アートとデザイン展』を展開中です。

2000年4月に開館してから今まで約100本の企画展を開催しております。

ご縁を頂いた作家さんたちをご紹介致します。

まず、最初のお一人は
富樫 実 氏  彫刻家をご紹介致します。



共星の里では今では常設で展示致しておりますが、過去に3回程企画展を開催致しております。

2003年3月1日→5月5日に「空にかける階段」の展覧会を開催。
2011年3月2日→5月8日「空にかける階段」

ブログにてその会場の様子をご覧ください

そして2017年5月3日→7月30日Stairway in the Void「空にかける階段」音楽館と2か所の会場で展開。→この企画展は大阪のINDEX GALLERY様と共催で開催致しました。

ユーチューブにて展覧会の様子ご覧ください。









企画展「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイル開催のお知らせ。

2020-05-15 16:15:12 | 3.05~24年の企画展告知&展示
3月から開館に伴い
この企画展を開催する予定でしたが、

今回の新型コロナウイルスため休館に伴い延期致しておりました
「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイルの開催のお知らせです。


                               常設「吉野辰海作:作品名 大首」



「アートとデザイン展」共星の里xヒタスタイル

期間:5月20日(水)~8月30日(日)まで開催致します。

時間 11:00~17:00
休館 毎週月・火曜日 

入館料 大人500円(コーヒー付き) 小中学校300円 (ジュース付き) 幼児無料  



1月のパトリア日田で開催した「アートとデザイン展」

この共星の里で観るとまた違って見える感覚があります。




皆さんはどう感じられるでしょうか?





展示は5教室にて展開致します。









ーーーヒタスタイルー「日田生まれ、日田育ち、日田を知りたい日田式情報誌」2012年創刊ーーー


山があり川があり人がいる。人が集い地域がある。その日常が継続されて文化が生まれる。
この広い同じ空の下、偶然日田に生まれた&縁あってここに暮らす私たち。
創刊8周年を迎えたヒタスタイルは、これからも既存のルールに飲み込まれず、
地元目線で今を見つめながら、見えない未来を創造すべく、地域情報誌の新しい役割を模索・挑戦。
盆地に活きる第1次産業のすぐ横でデザイナーカメラマン、ライター、イラストレーターなどの
クリエイティブな仕事が、ここで暮らしながらも媒体を問わず活躍できる。
そんな地方のまちになる。九州の中心でそれを叶えたい!
『日田に生まれる。日田に住む。日田を愛する。なぜ好きか?どこが好きなのか??
そして逆もまた。終わりを迎えるまで過ごすのかもしれない我がまちについて、生きている間にもっと知りたい
見たい、誰かに伝えたい、見つめて動いて、風に吹かれたりあらがったり。
ここに住む生き物のように、植物のように、日田がここにあるようにこれまでも。これからも。』


……………


このヒタスタイルのメッセージを『私たちが暮らす地方。地域。まち。」に置き換えて考えてみると…。

全てが繋がる。

コロナウイルス感染で日常がなくなったときに、あらためて何が大切かを教えてくれる。

自分の住むまちの大切な何かを。


常設展と一緒に是非ご覧ください。

山里の風景を楽しみながら朝倉へドライブ。

黒川の空気を思いっきり、深呼吸!!

皆さまのお越しお待ちいたしております。


共星の里スタッフ一同




加藤祐子・山岸靖司 二人展

2019-10-20 19:16:02 | 3.05~24年の企画展告知&展示



只今、共星の里では
北海道から
織の作家 加藤祐子さんと写真家 山岸靖司さんによる2人展を開催しております。

5教室からなる、お二人の織と写真のそれぞれの持つ世界感をじっくりとそして

第二の皮膚にも似た あたたかさに包まれたような空間を感じて頂ければ幸いです。

会期は11月24日まで。

おってまた会場の風景は、お知らせ致します。

先日12日と13日は

創作舞踏家 若松由紀枝さんと音楽 留美さんによる

お二人の作品との会場内でのライブコラボレーションが行われました。





音楽が聞こえてきそうな、踊りだしなくなるような空間がそこにはあります。



会場内での生演奏は教室と溶け合い、何とも素敵なリバーブを醸し出し、ダンサーを誘い、

外から聞こえる鳥の声、車の音、太陽の日差しが柔らかく

やさしく優しく心の中に溶けていきました。

ここから何かが生まれるような新たな再生を感じ。

優しい森の芽生えともいうべき感覚でした。

贅沢なお時間を頂きありがとうございました。