廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

黒川院歴代座主の慰霊祭・直会無事に終えることが出来ました☆

2016-04-27 00:37:28 | 9.山里の四季・風土
今年は4月17日(日)、英彦山の『黒川院歴代座主の慰霊祭』は天候を心配されたのですが、



早朝に雨も上がりまして、

英彦山神宮から、宮司さんと氏子さんたちがお越し頂き、

粛粛と神事が行われました。





その後、今回も館内の常設展を皆さんに鑑賞して頂き、

そして旧講堂のレストランで直会が始まりました。

 直会とは(神様のお力を感じさせていただきながら、皆で昼食を囲む事)。

皆さんそれぞれ、高木のためにがんばっている方々!


 



役職の方々をはじめ、区長さんやPTA・老人会の代表の方です。



有難い御神酒を酌み交わし、和気藹々と和やかに会は進みます。



英彦山神宮の高千穂宮司様とお話する作家の八尋さん。



宮司様から英彦山が

NHKの『あさイチ』で、明日27日篠山輝信さんがレポーターで紹介されるとご案内がありました!

お時間がある方は是非観てください~♪



最後にお写真がOKな方だけで記念撮影☆



宮司さんたちがお帰りなった後、

三奈木小学校・十文字中学校の校長先生もお残りになり、

お世話された皆さんもホット一息。


お酒が進む!



私たちも無事に滞りなく終えた事に有難い思いです。

天気を心配していて、当日はテントを立てる用意をしていました。

早朝しっかり降ったにもかかわらず、雨が上がったので

会場に行ってテントをたたむ事にしたときのことです。

会場だけは、一滴も雨が落ちてなくてテントが濡れていなった!!と

奇跡的な出来事だと村の方が驚いて話してくれた!

私もビックリして、

『ほんとうに~?よかったですね~。奇跡ですよ!!』と安堵して、

皆さんとご利益を頂いた思いでお話させてもらった。

見えない大きな力に抱かれた想いを胸に…。



今回もたくさんの方々が共星の里の準備に関わってくれました。

クランドの整備、外回り、八尋さんと代表の尾藤。


そして、食事の準備にと黒川のゆっこさん、佐田のなりちゃん


遠く、朝早くから野上さん、ひかりちゃん、柳さんのお姉さん、野中さん、



村の方から、タケノコも掘ってきてもらい、

大きな地鶏も頂き、柳センセーにさばいてもらった。


命をいただく事の大切さをかみしめて…。

かしわのおにぎりとがめ煮に。







皆さんから料理も良かったとお褒めの言葉を頂きました!


たくさんの方々から支えられて今の共星の里があります。

 今日の良き日を迎えられ、いにしえを頂き、皆さんと共に 

 無事に終えたことすべてに心から感謝申し上げます。

















♪~共星の里ほのぼの弁当~♪ 

2016-04-15 22:08:59 | ETSUKOの部屋
朝倉市では

昭和59年3月から

独居・2人暮らしの高齢者を対象にスタートした

ほのぼの配食・会食サービスがあり、今年で32年目を迎えるそうです。


この事業は各地の社会福祉協議会のネットワーク事業の一環としてひとり暮らし等の高齢者世帯を見守り活動の一環でもある。





先日、このボランティア情報交換会に

甘木地区の社会福祉協議会の代表も兼ねている

共星の里の大表の尾藤が参加した時の資料を

もらって初めて知ったのだが、





朝倉市には14地区の社会福祉協議会の地区があり、

どの地区もコミュニティーセンターでボランティアで配食を年に4~8回行われている。


パラパラっとページを捲って行った…。皆さん工夫してそれぞれのお弁当がならんでいた。

その時目が止まった!

高木地区だけが市販のものだった…。


今はボランティアで作る人が居ないと、高木のコミュニティーの答えだった。


なんだか、ちょっと寂しい気持ちになった。

共星の里で出来ることならば…。やりたい!!!

いてもたってもいられない気持ちになり、やらせてもらいたい!と伝えた。

大人数の料理は慣れているとは言え

これは独り出来ることではないのだ。


想いをぶち明け共星の里のスタッフと知り合いの友人・知人に相談してみたら、

皆んな快く引き受けてくれた!!!

朝早くから、遠くは大野城や太宰府から、そして久留米から家族で手伝いに来たくれた仲間。

そして

佐田から幼馴染のなりちゃん!

東京から滞在中の岩下さん夫妻も手伝ってもらった。







高木地区は広いし、端から端まで遠い距離。

10時までに佐田と黒川のコミュニティーまで配達!!

逆計算したら朝4時起きないと間に合わない…。

なかなか大変!!










佐田地区50個、黒川地区60個 合計110個!!!







どうにか、時間ギリギリ間に合った☆




2台の車に分けけ送り出す。

高木地区の80歳以上の110人の皆さんに、想いが伝わりますように~♪




全て作業が終わって、ホッとして遅い朝食をみんなで頂く♪





お昼過ぎに電話のベルがなる。


「大変だったろう!!、美味しかったばい。ありがとう。また作ってやんない~♪」


村の方から御礼の電話だ!!



思いがけない御礼の言葉を頂き、スタッフの皆んなも涙を流し喜んでくれた。


共星の里としてこの地区に出来うることをひとつづつ…。そういう思いを胸に抱いて☆



共星の里の活動に

それぞれがその人の関わり方で関わってもらっている。

一日しか来れないけど…。

週末しかお手伝い出来ないけど…。

ボランティア来ていいですか!?

是非お願いします!

そうした支えが、


ひとつ、ひとつ、根っこになって繋がって


活動の勇気を頂き、


支えてくれる皆さんが居てくてるから今がある。

ここで出来ることがあるのです。


また、ひとつそして、明日へと…。






















































桜満開!「太郎の方舟」設置記念パーティー♪

2016-04-07 22:47:56 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
春爛漫の4月2日。



久々にとってもいいお天気、ドライブには最高の日となりました。

共星の里の周りも桜が満開です。



生きていれば本日55歳を迎える

前衛芸術家集団「九州派」のアーティスト寺田健一郎(1931年-1985年)氏の長男で、

造形作家の寺田太郎氏は、





2007年12月15日早朝、飲酒運転の犠牲で46歳の若さで亡くなっている。



あの日、事故にあう1時間前まで彼と一緒に笑い、語り合い、乾杯を交わしあった仲間はもとより、


多くの友人に彼の訃報は衝撃を与え、その記憶は強烈に残っている。




あれから時は流れ、縁あって彼が亡くなる6ヶ月前に制作した最後の大作 「太郎の方舟」が昨年の秋に共星の里の屋上に設置されました。




息子さんの事故をきっかけに、遺族会の一員として署名運動に参加し、


飲酒運転の厳罰化につなげた経験を持つお母様の翠さんの素晴らしいご挨拶。


今では、大きな竹ぼうきを手に魔女風のいでたちで「さんばば(三婆)」で天神の街頭に立ち、


道行く老若男女に、来夏の参院選への投票や安全保障法制への反対を訴え続けてあります。


柳センセーとは彼が大学時代からのお付き合いです。





お祭り事が大好きだった故人になんで、

彼とゆかりのある素敵なお仲間たちとミュージシャンのライブが開催されました~♪

★原みどり&ポールマッカートニー(替え玉)

★釈迦カーン

(お写真が無くてスイマセン)ノリノリでみんなでダンシング!!!タイムでしたよ~♪








朝倉出身のトヨタのCMでもお馴染みのえどぴりか!!!

そして飛び入りで、ナナイロこと徳田畳。太郎さんと同じ名前の太郎…。いい味出してました~♪



 



大盛り上りな一日でした。r="0">

皆様、

太郎さんのご縁を頂き、本当うに楽しいひとときををありがとうございました☆彡




日々の暮らしの中に芸術がある幸せ。




旅をしたいと太郎さんはあの日に言っていたそうだ。


きっと、この方舟に乗り、大好きなみんなの夢をのせて





時空を越え、航海し続けてあることでしょう♪


P L A N T

種が血に落ちる

空と大地の糧を得て

芽が出る。 

茎を伸ばし根を伸ばしやがて木となり

花を咲かせ

実をつける。

そしてまた種が地に落ちる。


ぼくらも同じように

いくつもの

このサイクルを

繰り返し

旅を続ける。

終からの始まり。

新しい旅の始まり。

           寺田太郎  0.7.7.7