京都のアーティストと「ま」を考えてみる。
私が京都へ来たのは歳がばれるが1960年代から70年代に掛けて一大ムーブメントになった『関西フォーク』を聴いたからだ。
ボブ・ディランに代表されるメッセージフォークに影響され自分達の言葉で音楽を組みたてていたミュージシャンは圧倒的に関西だった。
関西のしゃべり文化と民衆パワーは若者達の中に新しい音楽の表現方法として、関西弁を含んだストレートなメッセージを生んだ。
特に京都は大学を中心にカウンターカルチャーの中心地としてフォーク、ブルースの多くのバンドが存在した。
それらの音がどこか関東の音楽と違う、なぜだろう?
京都の「ま」の文化と繋がりがあるのか?
=次回に続く= by きしかなん