後悔や不安はあれこれあっても、そこにとどまっているより楽しみごとを見つけたい。
ちいさくひと跳ねしたい9月はもうそこに…。
そんな思いが美容院に向かわせた。伸びすぎた髪をカットして、軽くパーマを当ててきた。
枯れ木に花咲くよろこびもあるように思えてくる。
〈 一日をゆっくり見つめて
ゆっくり歩いて
ゆっくり書いて
ゆっくり生きて 〉 (高木護)
海の向こうからは、AFL(オーストラリアン フットボール リーグ)に参加して2度目のシーズンオフを迎えようとしている孫のTyler と、アカデミーのサッカースクールで頑張る末っ子のLukasの様子がLINEを通じて伝えられる。
週末のゲームは両親揃ってTylerの応援に行くそうで、違う場所でのLukasには姉のJessieが付き添っているらしい。
「助かるわー、ほんまに。懇談とかも行ってもらえる年齢だから来年、頼もうかしら」ってお気楽な母親は笑っていう。
年の離れた姉弟。母親代わりの守りから見守りまで幼い弟に手を貸してきた姉は、今や保護者の代わりにじっと見守るまでになった。双方の成長が嬉しい。
機嫌よく、笑顔で9月を迎えたい。
夕飯後の洗い物をしていると、どこからかチリチリチリチリ? ヒリヒリヒリヒリ 迷い込んだか秋の虫。