Sonnenschein!

フロ&きょんの、フウフがんばるぞぅ日記 

韓国戦

2006年06月24日 | Weblog
昨日21時からサッカー韓国スイス戦がありました。
本来他国に興味がないので、もうワタシの中でサッカーのデッカイ大会は
「終了~ 
なんだけど、フロが友達と韓国戦をファン・フェストで見るというので連れて行かれました。( フロの専攻は韓国語)

フロの友達デニスは、韓国・ドイツのハーフ。
ドイツで生まれ育ち、彼の専攻も韓国語。(←過去にマイケルが「カッコイイ」と反応し、ワタシも超同感だった
ついでに彼女のイルカ(ドイツ人)も韓国語専攻。
(余談ですが、2人はもう3年も婚約中です

さて、昨晩は同時刻にフランス戦も行われていたので、ファン・フェストの中央大画面はフランス戦を放送。大盛り上がり
韓国戦はと言えば、その裏にある小さな薄暗いスペースで、ひっそりと小型画面で上映されてた・・・

それでも韓国人の盛り上がりはスゴイ!
民族衣装に身を包んだ、10人位の子供の鼓笛隊がいて絶えず応援を鼓舞してる。
その太鼓に合わせ、全員で手を前に突き出し
「テー・ハーンデヨ」(←不確か
と大声を張り上げる。
すごい熱気だ。
あまりにも一致団結しているので、やってないワタシが非国民かのように冷たい視線を何度か受けた。
仕方なくデニス&イルカに並び、ワタシも大勢の韓国人に混ざって応援してみる。
それでも、本気にはなれないので、ゴール取られて悔しがるキーパー指さし、つい
「カワグチの方がずーっとカッコイイよねぇ
等と笑いながら言い、また韓国人に睨まれたりした。(スンマセン、悪いのはワタシです

とは言え、日本人にとって韓国人ってなんか特別な存在だ。
他国が勝とうが負けようがどうでもいいのに、韓国が勝ち進むとなると
「えー、日本は駄目だったのに、ずるいー」もしくは
「日本は駄目だったから、仕方ない、頑張れ、韓国」
っていうような複雑な感情が生まれる。
こういう親近感みたいな感情は、例えばガーナには持たない。
そしてドイツにも持てない。
日本と韓国って違う国だけど、同じ国、みたいな奇妙な一体感があるのはワタシだけでしょうか?

それにしても、姿形は日本人とそっくりなのにその中に秘められた闘志のようなものが、強い!強すぎる!!
まず顔つきが違うし、2点リードされても諦めてないのがはっきりと分かる戦いっぷり。
これはサポーターも同じで、普段から垣間見える韓国人の攻撃性を肌で感じた

とはいえ、結果は2-0で敗退。
隣に陣取ってたスイス人が歓喜に溢れる中、あんなに熱くエールを送っていた鼓笛隊の子供達は意外にもサッサと民族衣装を脱ぎ、太鼓も段ボールに放り込んでいた。

ワタシ達も立ち去ろうとしていると、韓国人のおっちゃんに熱い口調で何か言われた。
「わがんね
と日本語で言うと、首を振って去って行った。

あのおっちゃんのワールドカップも終わったんだな・・と寂しくなった夜11時半