Sonnenschein!

フロ&きょんの、フウフがんばるぞぅ日記 

ドッケン

2008年01月27日 | Weblog
 さ、やって参りました。
ドッケン2級2次試験~

毎度の事ですが、今回も何の準備も下調べもしていません。
敢えて言ってみるなら、今回はドイツ人試験管との会話形式の面接ということなので、この2週間ほどドイツ人と頻繁に会話をしていました。(←フロです。必然です


なんだよなんだよ、たかだか5分だろう。
フロとなんか、

「おはようさん。今日もだるいねぇ。1日中寝てたいよ。でも腹ぺこだぜ~。何食べようか

なんて喋ってれば軽く10分は経ってるよ。
何の準備もいるもんかい

なんて精一杯自分を励ましつつ、今回も広島大にむかいました


いくら威勢を張っても本当はビビリなので、カッコ悪いことにまたもや直前に電子辞書で

「ドイツ連邦共和国」

を引いたりします。知らないのです。
ドッケン受けるのに、その国の名前言えないんじゃ情けないかと思い、精一杯のあがきです

 会場に着き、部屋にも辿り着きました。
すると筆記の時とは違い、先生の研究室のような所に通され、

「あいてる椅子を勝手に使ってくださいね~

なんて言われる。
その部屋にはすでに5人位の方が座って、丸くなってお喋りしていたわ。
さすが2次になると人数が随分減り、そして和気あいあいだー

「こんにちは~

なんてワタシもその輪に忍び寄る。
若い女性が3,4人とおじさんが2人。
若い人達は、どうも皆さんドイツに居たことがあるらしい。
だからあまり心配はしてないようだけど()、

「でも一応ね、これくらいは・・・

と何やら文章をびっしり書いた紙を皆さん取りだし、予習し出す。
一気に煽られる不安。
さらにおじさん2人はドイツに行ったことが1度もないらしく、

「行ったことのある方は安心でしょうね~

なんて言いつつ、環境問題や政治問題についてドイツ語で質問を始める始末


やめろー、止めてくれよー!!
心静かに2次試験を受けさせてくれよー

するとワタシの隣の女の子が言った。

「対策本によると、趣味を聞かれるらしいですよ



・・・・・趣味・・・・・世の中で一番嫌いな質問だ。
何だよ、ワタシの趣味ってなんだよ。
言語以前の問題だ

ワタシが必死で趣味を考え出そうとしているところで、隣室で面接が始まったらしい。
一人、また一人と5分ごとに呼び出されていく。
いよいよみんな談笑を止め、準備してきたメモに没頭する。
没頭するメモさえも持っていないのはワタシくらいだ

手持ち無沙汰なので、出て行く人に誰よりもにこやかに

「行ってらっしゃーい 頑張ってくださーい

なんて声かけ運動を熱心に行った。


そうこうするうちに、趣味を思いつけないままワタシも呼ばれた。
隣室に移動。
ゴミ問題に触れられたら、ハンブルクの寮の現状を訴えてやろう。
一つの巨大ゴミ箱に、生ゴミも燃えないゴミもワインボトルも新聞紙も、ゼーーーンブ捨ててるんですよーって言いつけてやろうと捨て鉢に考えながら試験室に入る。


そこには日本人女性と、知ってるドイツ人男性が座っていた。

それは2年半前、フロと、ドイツ語講師をしている知人を訪ねてこの大学に来ていた時の事。
そこにこの試験管のドイツ人男性は居合わせたの。

というわけでワレラはまず、お互いを覚えているかの確認をし合い、改めてご挨拶後、試験は始まった。
その内容は衝撃の

「Wie heissen Sie?(お名前は?)」

から始まった。
すんげーゆっくり、すんげーはっきり喋るので、最初ふざけてんのかと思ったくらいであーる
たった今までペラペラ普通のお喋りしてたのに。

更に後に続いたのは

「どこで、いつドイツ語を習ったのか?」
「仕事は?」

である。
そしてやはり聞かれた

「趣味は?」

には正直に

「考えてたんだけど、見つけられなかった

って答えちゃった・・。


さてさて、どうなることやら。
結果が待ち遠しいような、もうどうでもいいような・・


大阪にて

2008年01月26日 | Weblog
今朝は京都から大阪に移動です
というか今回関西に出てきた本来の目的は、大学時代の友人”じー”の結婚式だったのよ

じーは寺の娘さんで、ご結婚相手もお寺の息子さん。
まだお会いしたことはなかったんだけど、とても素敵な今風の感じの方だったわー
今日のじーは今までのじーとは打って変わり、すっかりヤマトナデシコ。
和服に身をつつみ、しずしずと歩く、じー。

とても大きな立派な披露宴でした。
ワタシはたかぼう(同じく大学時代の友人)の伴奏で、新郎新婦入場の時に歌うことに。
2人が高砂に着席するまでのタイミングとキレイに合ってくれるといいけど、と心配だったけど、本番では高砂に立った瞬間と曲の盛り上がったところがピッタリで、とてもいい感じだった

それにしても面白かったのは、着席したテーブルが完全に大学の同窓会だった事。
ワレラは1学年18人だったんだけど、本日はそのうち9人がご招待を受けていた
卒業以来会ってなかった友人が殆どで、それはそれは懐かしい。
思い返せばもう10年だものね。
でも、やっぱり変わらないのね、みんな。
本当は披露宴後もゆっくりお話ししたかったんだけど、明日はドッケン2次の日。
すぐに帰らないといけなくて、みんなにちゃんとお別れも言えないまま泣く泣く先に出ました

いつか、本当の同窓会で18人全員と会えるといいなぁと思った、懐かしい気持ち満々の日
茜ッチ、フロも野球行きたいってさ~

          

京都にて

2008年01月25日 | Weblog
  

どお~ですか、この美しい雪景色
京都は大原三千院でございますよ。

先日フロと涙なしお別れした後、関空から向かったのは京都のまりプー宅でございます。
まりプーは一昨年結婚し、今は嵐山在住。お腹には赤ちゃんもいます

そんなまりプーと昨日は嵐山をお散歩し、おうちで京の美味しいお豆腐とお野菜でお鍋をいただき、そして本日は雪の中、妊婦まりプーの運転で三千院にやってきたのです
山を登り始めると一気に雪深くなり、

 無理ならすぐ引き返そうね~

なんていいつつ、ちゃーんと着いてしまいました。
雪がシンシンと降る中、美しい佇まいの三千院。
観光客もさすがに少なく、雪も真っ白で残ってます 

本堂には写経ができる場所があり、早速2人で正座してやってしまいました。

      

       5分で書き上げてしまった・・→

こんなに雪があるのに、寒さが気にならないくらいの美しさに、すっかりリフレッシュ
ブッダ・キョウコに近づいた気がする瞬間・・・。


さて、下山するともう腹ぺこ。
ブッダも食べないといけませぬ

というわけでまりプーと向かったのは、東山の吉野というお好み焼き屋さん。
ここはホルモンなどのお肉をチョイスして選べ、それをオムソバに入れてくれるのです。
すーーーっごく美味しくて
それにここの経営者のおばちゃんの雰囲気が大好きで。
実は学生時代、まさにこのお店の裏手のアパートに住んでいたのでしょっちゅう通ってたの
ワタシが京都に来る度に必ず寄っている唯一のお店ドス


お腹がいっぱいになった後は、小学校で先生をしているこれまた大学時代の後輩良香に会い、3人で北山のこじゃれカフェへ。
結構夜も更けているというのに、賑わってるのね~
ホント、京都って質のいいお店が多いというか・・。


更に更に、本日のしめとして桂の温泉にも連れて行ってもらいました
妊婦さんだというのに1日中運転してくれたまりプーに感謝感謝です

フロ帰国

2008年01月24日 | Weblog
本日フロがドイツに帰って行きます

いーーーーやーーーーーだーーーーーー
なんてぐずってみたけど、その都度フロが悲しい顔をして子供を哀れむようなそぶりを見せるので、グッと堪えようと決めました。
ま、もう30過ぎのおばちゃんなので

だ・け・ど
ワタシ、こっそり計画したあるよ。
ちょびっとでも長く一緒にいられるように、とっておきの事思いついたあるよ。
愛情マンチクリン計画あるよ

うちから関空までは結構な距離があり、乗り換えの面倒さといえば日本人だってちょっと立ち止まるくらいであーる。
フロには尾道駅まで送り、そこでお別れね~と覚悟させておいたけど、当日、関空まで送ってあげることにしたのだー
実は2日後に大阪で大学時代の友人の結婚式があり、どうせ関西にでないといけないの。

けれど、これはビックリ企画でないといけない。
何故なら今回の フロ in Japan では、ワタシは意図的にフロを助けないようにしてきたから。
1人で何でも出来るように、失敗してもいいから自分で成し遂げるように、言葉が出来なくても涙を堪えて頑張ってもらえるように。
完全に”初めてのおつかい”のお母さん気分である
そして、このウチ関空の道のりはその集大成といってもいい大仕事なのだよ。
だからギリまで緊張感をもって、自分で下調べをさせたわけさ。


でもワタシも大変だよ
こっそり旅支度しなきゃいけないしさ。
前夜なんて、普段は朝風呂のフロを、むりやりお風呂に追っ払いこそこそ荷物をまとめ車に積み、なんてね。

さて、当日は朝早起きしておうちを出て行く。
妹にはワタシの車を持って帰ってもらわないといけないので、着いてきてもらう。
フロは

「わざわざ来てくれるの?悪いね~

なんて申し訳ながってるけど。
車の中でも演技は忘れない。

「フロさん、1人で大丈夫かなぁ?心配だなぁ。分からなくなったらすぐ周りの人に助けてもらってね

「新幹線では隣の人にお菓子をすすめて仲良くなるんだよ。」


・・・・楽しい。

そして改札口でいよいよお別れ。
悲しい雰囲気一杯にワタシを見るフロさん。
無視して改札で自分の切符を買うワタシ。
2泊用の荷物を抱え、改札を出ていくワタシ。
ポッカーンのフロさん。



そして大喜びーーーーー

シナリオ通り過ぎて、自分が恐い。

ま、でも空港ではすっげーあっさりしてて、

「じゃーね、キョウコライン!!頑張ってすぐに来るからね~

って、5秒くらいのお別れタイムで去っていった


泣く暇もなかったゼ。
それじゃー、フロさん、また近々ーーー

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結婚祝い~家族編~

2008年01月22日 | Weblog
一応ワレラも御入籍を済まし、正式なメオトになったということで、家族でお祝いをすることになりました。
本来こういう場面では日本料理店などに出向くもんじゃないのかと思われるんだけど、西洋人フロさんの希望は西洋の食べ物だったので、イタリアンレストランを予約

急遽弟夫婦も帰ってきてくれての結婚祝い。

ここで妹からはハンコをプレゼントされる。
実はワレラが複合姓を選んだことで、ハンコがちょっと面倒なことになっているの。
つまり、ナガイんだよね。

注文すればプロはなんとかしてくれるんだろうけどさ~

妹が作ってくれたのは、ハンコ用の石を直接彫るもの。
結構なデカさなので、フルネームで入ってました。
ワタシのとフロの。
これ、手紙やハガキに押すとかわいい~と思われる。
来年の年賀状あたり、みなさん見てみて下さい。

それにしても毎日忙しいけど、特にストレスもなく祝い事が続いてる気がして、今のとこは、まぁコレを楽しんでいいのかな、なんて思ってます