前回の続き
しばらく歌わないよう言われて、ドイツに引っ越してきたわけですけど。
特に歌う必要もなかったので、まったく歌わずダラダラしてるうちに、日常生活ではまったく支障がないほどになりました
ヨッホイ!
もうアゴとか関係ナシに歌わない生活をしてたわけだけど、実は3月にまた歌うことがあったわけです。
makiko.プロデュースのハウス・コンサート
と、ワイン村で同じ曲
アゴの調子はいいし、まぁそろそろ練習でも始めましょうかね?
なんて。
久しぶりに歌うから今日の練習はそうね、30分くらいにしとこうかしら。。
で、大口開けて歌いだし。
ガッキーーーン
あ、なんだか懐かしい音と痛み~
本日の練習、30秒で終わりました
もうそれからというもの、歌うことが怖くて怖くて
いや、結構な痛みよ?
だけど練習しないわけにはもういかなくて
ギリまで放置してたからね
すんげーおちょぼ口でビクつきながら本番に向けて練習しました
結果は、前回と同じですね。
人間、やればできるもんだ、と。
このコンサート、こんな状態で出て何が良かったって、ハンブルクで懐かしいお友達に再会できたこと。
他にナニがありましょう?
歌はガッキンの記憶のみよ
・・・でもね。
これからも歌うことを考えたら、こりゃ治さないといけないでしょう。
それで遅ればせながら、アゴをちゃんと治そうという気持ちになりまして。
おなじみホーム・ドクターへ
そこでアゴ専門と名乗るお医者さんを紹介してもらい、早速行きましたとも。
病院中にスパイダーマンのフィギュア(等身大)があることや、待合室のイスが蜘蛛の糸で出来たような模様になってること、看護婦さんが全員、揃いの赤と青のユニフォームで、完全にスパイダーウーメンにされてること、雑誌はスパイダーマン特集の記事があるものだけ、等を除けば、ごく普通のアゴ専門病院だったわ
お医者さんは若手のやり手のキザ夫って感じ。
自分だけ白衣で、スパイダーマンとは関係ないぞって顔をしてるのがにくらしい
看護婦さんにはあんな格好させといて!
アゴを何度も開けたり閉めたり、レントゲンも撮り、口の中に手突っ込まれて色んな動きさせられたり。
これでもかってくらいアゴを突付きまわした後、アゴ模型持って、色々説明してくれました。
フロも付いて来てくれてたので、説明はフロにお任せして。
クッションみたいなのから関節が外れてスムーズに動けなくて、痛みと音がする、みたいな、今の状態を分かりやすく教えてくれ。
「・・・・・で・・・・・?
どうやって治してくれるの?」
期待でいっぱいのワレラに向かって、スパイダーが言ったことは
「何もできません
テヘ」
とさ。
モーーーーーーーおーーーーーーーーー、がっかりよ、がっかり。
スパイダーだけどちゃんと診察できてる感じだったから期待したのに。
完璧に説明できるけど、なーーーーーーーーんにも処置できないんだって。
痛み止めだすくらいしかできないんだって。
なんじゃい、それ
気持ちは完全に不治の病。
あれだけ怠けといてなんですけど、2度と歌うことはできないんだわ・・・。
って希望を失ってたらね。
なんと!!
アゴの神様はいるんですね
早く出てきて欲しかった!
隣のおじさんが、近所でメッセしてるよ、って入場券くれたの。
フロと冷やかしに行って、健康ブースに入ると、アゴの筋肉を鍛えて顎関節症を治すっていう器具を売ってたわけ。
もう飛びついて。
すぐお試しさせてもらって。
その場で即決、御購入
どうもスパイダーが言ってたように、顎周りの病気って、効果的な治療法がまだ確立できてないようなのね。
せいぜいマウスピース作ったり、筋肉休めるために硬いもの食べないようにしたり。
でもこの器具は、積極的に筋肉鍛えていくぜってやつなの。
ドイツでも出たばかりでまだまだ知られてないんだって。
だから、予想をはるかに上回る金額だったんだけど、アゴには変えられないと思い購入しました。
毎日寝る前にトレーニングしてます。
3週間後に効果が出てくるらしいから、楽しみーーー
アゴ話に付き合ってくれてありがとー。つきあいついでにポッチン
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さらにお付き合い願いますでポッチンチン
ありがっちょー!