ジュオン

オガたん。に日本のホラーを借りた。
「ジュオン」。

怖いから漢字で書けない。

ドイツ語の字幕もあるので、かなり優しい声で

「一緒に見ようか」

とフロを誘ったのに露骨に不機嫌な顔をされた。

　１人で勇気を振り絞る事に。
真昼間、窓を全開にしカルピスも傍らに置いて爽やかな雰囲気を演出し・・・見た

一気に見てやった。
ボロ勝ちだ。（←いつでも消せるようリモコンは絶えず握り締めてたけど）

フッ、大したことナイナ。
ジュオンめ。（←じゃぁ漢字で書けよ）

なーんて、自分を奮い立てて何とか衝撃場面を忘れ去ろうとした。

・・・が、トイレに行けばわざわざ隅の暗いとこに目をやる。
机に座れば暗闇を覗き込んで真っ白な身体の少年を想像する。
窓の外を人が通ればわざわざ開けて誰だったのか確認する。

どうしたいんだ、ワタシ！！
すごい怖がりの癖にあんなもの１人で見ちゃったから、ビビリすぎて却って怖いのを探すような行為にはしってる・・・

怖いよう、怖いよう。
誰かと分かち合いたい、この恐怖。

そしてワタシは堪らず２つ先の部屋のユビータを訪れ、
「ホラーは嫌い」
と言い切るユビータに無理矢理貸してあげた。（オガたん。、ゴメン）

早く２人で、日本ホラーなんて屁でもないぜって熱く語り合いたいな