KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

利尻へ。

2013年08月14日 | 和食
最近、釣りを始めたんですよ。
社長も始めませんか?


そうだねぇ。何回かやったけど
釣れなかったんだよな。


はあ。

一回でも、一匹でも釣れてたら
今ごろは
ハマってるかもしれない。


そうですね。
釣れなければおもしろくない。


会社の岡Yくんは
毎週行ってるんじゃないかな。


会社対抗釣り大会とか。どうですか?

お。おもしろそう。離島がいいよ。離島が。

そうなると本格的。合宿ですね。

釣りやらない人は、登山とかね。

それじゃ、利尻富士だ!

よし!それで、決まり!

酔った勢いである。

昨年の暮れ、
某酒造メーカーさんと飲んでいて
釣り大会&利尻富士登山の企画が
持ち上がった。

そして、
私はいちおう登山組に入っておいた。

その後。

あの話はどうなったのかな。
やっぱり酒の上での話だったのか。


だが。

私の知らないところで
準備は着々と進んでいた。

しかもなぜか、
釣りの話は立ち消えになり
登山の話だけが進行していた。

利尻富士。

北海道利尻島にある単独峰で
標高1,721メートル。

利尻町、利尻富士町の
2町にまたがる火山である。

最近山頂のあたりが崩壊し
登山は大変危険をともなう。

途中飲み水がないので
最低でも2リットルの水を
持参するべし。

途中トイレがないので
携帯トイレを持参するべし。


登れるかな。

いくら鍛えているとはいえ
標高1,721メートルですよ。

最近の私の登山実績は
最高でも奥三角まで。

せいぜい350メートルくらいだ。

どうも、気おくれがする。

でも。

そんなことはおかまいなしに
準備はどんどん進んでいく。

日程の確認。
宿の手配。
船便の手配
稚内までのアクセス。

話がトントン拍子に決まっていく。

7月に入った。

夏の1000軒訪問などあって
正直、日程的にキツイなあ。

などと、ここに及んで
逃げる理由ばかりを考えている。

でも。

いまさら「やめよう」とは言えない。

山の経験者に連絡して最低の装備や
心構えなどを教授してもらった。

山用品の店の前を通ったついでに
携帯トイレなどを買ったりして。

そして当日の朝。

ここで初めて、靴やウエアを用意。

もう逃げられない。

やるしかない。

と、心に決めて。

さあ出発。天気は最高。

稚内に着いた。

ここからフェリーで

利尻島へ渡るのだが。

ひとまず。

JR稚内駅に隣接する食堂で
出陣式をすることと相成る。

ウニも特別につけてもらう。稚内だからね。

腹がへっては

いくさは出来ぬ。

カツとじも

美味そうだし。

勢いで餃子も食べよう。

ビール。おかわり。kyokukenzo

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