吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

古都金沢のアートと食で広がる健友の輪・和・話 その2

2023年11月24日 | 紀行
11月14日(火)金沢旅の2日目
まずは、初代加賀藩主の前田利家公と
その正室おまつの方が祀られた
尾山神社を見学。
こちらにはもともと歴代藩主の別邸・金谷御殿がありましたが
明治6(1873)年に神社として造りなおされました。
2023年は鎮座150年となります。
異国情緒漂う神門が印象的です。


つづいて兼六園で金沢在住の健友さんYさんと待ち合わせ。
Yさんは3月の舞台『背信者』を見に東京にいらしていたときに
下北沢の駅前でGOLONDRINASエコバッグに目が行って
私がナンパ…もとい、お声かけしてつながらせていただいたのです。
今回、金沢に行く旨お伝えしたら、
お時間つくってお付き合いくださいました。
兼六園の中をそぞろ歩きながら
見所を案内してくださるのですが、
感心するほど詳しく的を得たご説明に、
なぜそんなにお詳しいのか?とお聞きしてみると
兼六園と金沢城公園の
ボランティア・ガイドをされているのだそうです。
どおりで!!

Journal Vol.3の撮影ポイントや
DVDの中で健太郎くんがクルクル回っていた場所まで教えてくださって
例のごとく、まねっこ撮影大会。
同じ場所でクルクル回ってみた


とても私たち初心者では特定が難しかったであろうスポットを
まさに「庭」のごとく熟知した方にガイドしてもらえて
本当になんてありがたいことでしょう!

さすが日本三大庭園の一つ。
普通に観光で訪れたとしても
大いに目の保養となる絶景がそこここに。
その一部をお裾分け。



兼六園では、樹木の枝が雪の重みで折れないように縄で支える「雪吊り」が有名ですが
折しも冬の到来に向けて、順次作業が進められているところでした。
作業の光景が見られるのは珍しいことだそう。
またまたラッキー!!





庭園の中心部にある霞ヶ池に浮かぶ蓬莱島の端に屹立する岩は
ある動物の形に見えるとのこと
それぞれの目から見ると……

私=温泉に浸かるニホンザル
同行の健友さん=サケを狙っている熊

正解は……
亀の頭

島全体が亀の甲羅の形に似ていて岩の部分は頭なのだそうです。
池の向かい側にある松の枝ぶりが
鶴が羽を広げた形に似ていて
一対となって長寿やおめでたさを表しているとのこと。

温泉サルや熊もなかなかにイカしてると思いますが……
見る人によって違う風に見えるのも面白いところです。
皆さんの目にはどう見えますか?


ひととおり兼六園を堪能したあと
隣接する金沢城公園も見学。
部分的に再建された建造物から
敵が攻めてきても直進できないように壁が立ちはだかっていたり

防護壁の小さな穴から鉄砲で敵を狙い撃ちできるように作られていたりと

金沢城の守りの堅さを示す痕跡を確認できました。

そしてこの石垣が圧巻。

色紙短冊積み(しきしたんざくづみ)石垣と呼ばれる
縦長の長方形の石が組み込まれた石垣
こんなの見たことなかったです。

Yさんのおかげで
金沢を代表する歴史的スポットについて
より深く知ることができて感謝感激です。

かれこれ3時間そぞろ歩き続けてお腹もすいたところで
さあ、お昼へ。

その3へつづく

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