吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

青春だな~!

2012年09月17日 | ライブ情報
先週は娘の中高一貫校の行事週間でした。
中でも15日(土)16日(日)はクラス発表や部活発表が勢ぞろいする
クライマックスの「創作展」
タイトルからすると美術作品展示かと思うけど、中身はいわゆる文化祭。
生徒たちが一年の中で最もエナジーを燃やす日です。
上級学年のクラス発表はほとんどが劇の上演。
この2日間は教室が劇場に変わる。


教室内をステージと客席に仕切り
机やいすをうまく組んで階段状の客席をしつらえる。
クラスによっては一回上演に100人くらい収容できたのでは???

ステージのセットも本格的で、随所に工夫がこらされている。

自分の娘のクラスのほかにも、見て回れそうなところをタイムテーブルとにらめっこで
はしごすること2日間で6本。
見るだけでもけっこう疲れるが
どれもなかなか見ごたえがあり、
けっして「中高生の文化祭」とあなどれるようなものではなかった。
パフォーマンスに携わる者として、学ぶべきことも多かった。

しかし、顕著なのは学年が上がるにつれて
演出、演技、装飾、運営、すべてにおいて
そのレベルが上がっていくのが目に見える点。

特に最上学年の6年生(高3)の
出演者・スタッフ一体となった息の合ったパフォーマンスは
ちまたのセミプロ劇団もたじたじ・・・という感じ。
(最近、ほとんど芝居を見なくなってしまったので、現状はよく知らないが・・・昔見ていたころのイメージで)

高校生活最後の~という想いもあるだろうが
いいものを協力して作って行こうという半端でない情熱を感じた。

学年が上がるたびに成長するということは
生徒たちはみな、実践しながら学習し反省点を次年度に生かしてさらにレベルアップしていくということ。
当たり前のことのようだが、これが実は大変なことなんだ。
それが実行できているというのは
本当にすばらしいことだと思う。
この行事週間自体を学びの場、成長の場としてしっかり手ごたえを得ることのできる生徒たちなんだと思う。

私立に押され気味だった都立高の勢いを取り戻そうと成鳴り物入りでスタートした
中高一貫校だが、新制度移行後初の卒業生を送り出した
昨年度の進学実績が「期待外れ?」だったと
さんざんマスコミにたたかれたが
あほマスコミの着眼点なんか、ど~でもいいと思う。
有名校に進学するだけが人生じゃないし、そこがゴールではない。

夏休みをほとんど準備に費やすこの行事週間も、
とかく受験準備の障害とやり玉にあげられるネタになるらしい。

じゃ、仮に行事週間やめたとしてその分勉強するか?
って、そんな簡単な問題じゃないでしょ。

話がそれてしまったが
行事週間にかける青春、いいな~!
輝いてるな~!
と、むか~しむか~しの自分の高校生時代がフラッシュバックするのでありました。
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2 コメント

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高校の文化祭 (岡田道子)
2012-09-17 22:22:01
ウチの子供の高校も文化祭でした~各クラスの劇をはしごしました。本当によくできていて楽しめました。夏休みをつぶして、放課後も遅くまで用意した成果です…
 高校は予備校じゃないし、そうなって欲しくないです。
損得勘定なしで、クラスの皆と協力して、何かを成し遂げる、これも立派な教育だと思います。きっと子供たちの宝になるはず…進学だの、偏差値だの数値にふりまわされていては勿体ないですよね!
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コメントありがとうございます (京花)
2012-09-17 23:56:32
岡田さん

コメントありがとうございます。
ホントに学校の仲間と協力して何かを作り上げることって、最高の教育だと思います。
そういう機会を奪ってしまわないようにしたいです。
こんな素敵な場があるなんて、幸せな学生生活だと思います。
返信する

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