吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

新潟珍道中その3~土蔵ライブ

2009年07月28日 | 音楽雑記
新潟ジャズストリート2日目の7月19日(日)
時折激しくたたきつける豪雨の中
お昼ごろから東京からの連れといくつかの会場を回り
演奏を楽しんだあと、
フォッサマグナが出演する「蔵織」(くらおれ)へ。
蔵織は古い土蔵を改造したギャラリー。
しっかりした柱、むき出しになった梁。
古い建物ながら、往時の職人さんが丁寧に仕事をしたあとが伺える。

土足厳禁はこれ幸い。
以前から試してみたかった「素足ライブ」が思わぬ形で実現。
雨でびしょびしょになった靴下も気持ち悪かったし、
素足になって解放感~~~!
そしてすてきな古民家でのライブも以前からの夢。
2つの夢が一度にかなって
気分も上々です。

前のグループが演奏しているときの休憩時間
2階も見学して、板張りの蔵があまりに気持ちよく
思わず寝ころがってストレッチなんぞしてしまい
自分の家のようにリラックスしてしまいました。
日本建築はいいな~。

音響もほどよい柔らかい残響が心地よい空間。
演奏本番では生声アカペラを試してみようということで
ピアノを使わない曲はマイクをはずして
完全生音でお届けしました。

これがまた、私たちのアカペラにピッタリ!
本当は常に生音でお届けしたいのですが
音環境はお店によって、またそのときの状況によってまちまちなので
コンスタントにというわけにはいかないですね。

よそよそしくなく落ち着いた空間では、
お客様とのやりとりも近い距離ででき
皆さま、なぜか以前からの知り合いのような錯覚を覚えました。
この会場、とっても気に入りました!
ぜひまた演奏したいものです。

新潟での旅演奏、
東京とはまた一味違った雰囲気で
充実、そして勉強になりました。
ますます演奏に磨きをかけるべく精進せねば・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟珍道中その2~村上探訪・新潟ジャズスト楼蘭ライブ

2009年07月27日 | ライブ情報
東京に戻ってなんだかんだ用事を片付けているうちに
時間だけが流れ、
新潟ジャズストリートのレポートも、
後手後手にまわってしまいました。

忘れないうちにアップと。

7月18日(土) 午前中は、
クリームでのライブにお越しくださったお客様が
案内してくださるというので、お言葉に甘えて村上ドライブ。
笹川流れという景勝地に向かいました。
あいにくの雨ながら、絶景。
雨の日本海も、しっとりしてまたよし。

海辺に小さな製塩工房があります。
おいしいコーヒーとともに、
ゆで卵に工房でつくった藻塩をつけていただきました。

この藻塩がしょっぱくなく、ほんのり甘みがあって
やわらかく上品な味なのです。
荒波立つ日本海を眺めながら、もう~気分は最高です。
工房を見学して、塩をつくる過程の説明を聞いて
おみやげに藻塩と塩かりんとうを買って・・・・
さあ、帰ろうと思ったら

「お客さん、コーヒーとゆで卵の代金は・・・・」
みんなすっかり忘れていた。
おみやげ買ったら、すっかり払った気になっていたんです。
こりゃ、食い逃げ未遂ですね。

なんていいながら新潟へ向かう車中で
また一つアクシデント。

貴和子さんの携帯に、同じくジャズストリートに出演する
某ヴォーカリストさんからの連絡。
ごあいさつかと思いきや、
なんと、東京方面からのメンバー到着が遅れているとのこと。
貴和子さんに何とかピアノで参加してもらえないかとの
トラ要請。

前後関係を見て、何とか前半だけなら対応できそうな状況。
まずは現地へ向かったら、
某ヴォーカリストさんがMCで、事情説明しているところ。
「これこれの事情で、急遽お願いしたのは
清水貴和子さんという方で・・・」
とちょうどそこへ私たちがおあつらえ向きに到着。
数分後にはライブスタートという綱渡りでした。

私はひと足先に自分たちのライブ会場に入って
機材セッティングと音チェック。
(通常のライブハウスではないので常設PAではないのです)
と思ったら、前の組の人が撤収の最中。
そうこうするうちに貴和子さん到着。
思ったより早く開放されて一安心。
前半が終わるあたりで、正規メンバーが到着したのだそうだ。
アクシデントにはびっくりしたが
なにはともあれ、無事にライブが成立してめでたしめでたし。
貴和子さんお疲れ様でした。

会場の楼蘭では、1月のジャズ・ストリートでも演奏しました。
天井が高く気分のよいスペースです。
スタンダード系の選曲中心に、前日の村上ライブよりは
やや抑え気味の、大人な演奏を心がけました。

東京から遊びに来てくれた貴和子さんの生徒さんたちや
mixiで知り合った新潟在住の方がご来場くださいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟珍道中その1~村上編

2009年07月24日 | 音楽雑記
新潟遠征から戻ってきて、
うかうかしていたら
もう一週間が過ぎようとしている。
忘れないうちにレポート書かなくちゃ。


7月17日(金)
村上のライブハウス Creamにてライブ

村上から車で10分ほど北上したところにある
瀬波温泉のホテルにチェックイン後、
夕暮れ前の海を見ながら露天風呂
気持ちいい~!
最高~~~!

解放感にひたっていると
あらま、もうお迎えの時間。
風呂上りそのまんまで(一応服は着ています)
一路ライブハウス・クリームへ。

サウンドチェックを済ませると、
フォッサマグナ村上ライブの皆勤賞のお客様を中心に
陽気な仲間が三々五々集まっていらした。

当日、仕事をお休みしてはりきっていたA氏は
なんと体調を崩して不参加。
残念!お気の毒。

ライブが始まると・・・・
もう、すでにノリノリのお客様の熱気にあおられ
ますますヒートアップ。
2回のステージがあっという間に終わってしまいました。

ピアノとヴォーカルと手拍子だけで挑戦した
“Spain”
盛り上がりました。

今回のプログラムはノリノリのお客様に合わせて、
しっとりした曲よりもアップテンポの選曲を多めにしたので

要所要所でカホン、パンデイロ、シェイカーなどを使いながら
アクセントをつけましたが
歌いながらはたいへ~ん。

ピアノ弾きながら歌っている貴和子さんは
やっぱりタダモノではないな~と改めて思ったしだい。

フォッサマグナは2人で演奏していても
「2人とは思えない音の広がり」
とよく言われます。

広がりすぎて収拾つかないときもあるのですが・・・・

そして、何といっても我らの真骨頂は
2人アカペラです。
2人だからこそできるのです。
人数の少なさを逆手に取った、イマジネーションの世界。

詳細は店主・美恵ママさんの日記で
http://livehousecream.blog120.fc2.com/

村上クリームに集まるお客様は
皆さん、とにかく熱い!

私たちを温かく迎え入れてくださり
音楽を愛する気持ちを惜しげもなく発散します。
出し惜しみ一切なし!
ピュアに音楽を楽しみたい人たちが集まった空間。
美恵ママの人柄がそんな人たちをひきつけるのでしょうね。

美恵ママさんの息子さんはガンで闘病中なのです。
たいへんなのにもかかわらず、いつも笑顔で迎えてくださる。

「フォッサマグナのライブからは、いつも元気がもらえるの」
と言ってくださいますが
こちらこそその前向きさに元気をもらえます。
息子さんのご回復をお祈りしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま~!

2009年07月21日 | 音楽雑記
村上ライブ
新潟ジャズストリート2日間
そして佐渡が島一泊旅行から
先ほど戻ってきました。


濃い~内容すぎて
簡単に報告できまっせん

音楽とお酒とご当地名物と温泉と海と・・・


すべて満喫した、てんこ盛りの旅でした。
ご報告は追ってということで。


それにしても呑んだ、食べた
今日から節制せねば。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅草の夜は更けて

2009年07月11日 | 音楽雑記
きのうの浅草Zincライブに
お越しくださったお客様
ありがとうございました~~~

Jazzヴォーカルをされるおしゃれで上品なお姉さま軍団

元管制官の関西のり英語ペラペラおじさま

地元在住の下町系、同郷ヴォーカリスト

押しも押されぬNo.1Bossa Novaピアニスト
など、

芸達者な方々が大集合で

しょっぱなから、掛け声、手拍子、合いの手で
盛り上がり

最終ステージはセッション三昧。
楽しませていただきました。

あら、私は出演者だったわね・・・。



やはりフォッサマグナの香りに
ひきつけられてやっていらっしゃるお客様は
反応ポイントが共通点あるみたい。

皆さんキャラが濃い!

つまり類友なんですかね~?

お客様交えての後呑みも盛り上がって
ほんとに楽しい夜となりました。

ありがとうございました!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は浅草でライブ

2009年07月10日 | ライブ情報
わ~、もう今日になってしまった~!

後手後手のご案内
申し訳ありません~~

7月後半は新潟方面でのライブに出発します。

東京でのライブは8月30日まで
しばらくありません。

この機会にぜひ、お越しくださいませ!


●7月10日(金)at 浅草 ZINC
1st: 19:30-20:10, 2nd: 20:30-21:10, 3rd: 21:30-22:10
チャージ 2,500円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)
毎度楽しい、浅草Zincです。雷門が目の前の、わかりやすい立地。
下町浅草の夜景が一望できる窓からの眺めは最高です。
音響もすばらしく、充実したライブ・パフォーマンスが
楽しめます。
場所:JAZZ & BAR ZINC
台東区雷門2-17-13雷門ウスイビル8F
Tel.03-6680-2830
http://gamma-music.net/zinc/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮干狩り

2009年07月07日 | 子育て教育
話は前後するが、5日(日)はライブ鑑賞の前にも大きなイベント。
地域の育成委員会主催の潮干狩りに行きました。

育成委員会って何?
っていう人のために、ちょっと説明。
地域の青少年の健全育成に関する活動をするボランティア団体のことです。
区のほうからのお声がかりで地区ごとに編成されています。

潮干狩りは毎年恒例となっていて、
小学生以上の子どもだけの参加もOK。
班分けして各班に引率者が付きます。
今回私は、その引率役でお手伝いに入りました。

わが家では、5月の連休に潮干狩り計画をたてていたが、
潮目のタイミングを逃して予定変更となったので、
今回はリベンジにと、わが娘も参加した。

朝6:40分集合。
なんでそんなに早いかというと
潮が引いている時間に合わせて行かないといけないから。
満ちてしまったら貝はもう捕れないし危険なのです。

8班・総勢66名の参加者に主催側の引率者を加えた大所帯の移動。
私が担当した班の構成は、小学2年生の男の子が5名と6年生の女子2名、5年生の女子1名とその保護者の計9名。
最初は名前と顔を覚えるだけで精一杯だった。

電車の乗り換えのときにはぐれないように、
後をふりかえりふりかえりホームを移動。
目的地の金沢八景海の公園まで、湘南新宿ライン、根岸線、シーサイドラインと
3回も乗り換えたから、けっこう神経を使った。

小2軍団の男の子たちは人懐こく、初対面の私にもよくお話をしてくれた。
「ぼく沖縄に行ったことあるんだよ」
「あといくつ電車に乗るの?」
「この間は大洗海岸に行ったんだよ」
いろんな子が一度に話しかけてくるから聖徳太子状態。
学校の先生の大変さがわかります。

目的地の海の公園に着くと
「お腹すいた~」と訴える子たち。
そりゃそうだ。朝ごはんが早かったから空くよね。
ちょいとおやつを食べて腹ごしらえ。

さあ、早く採りに行かないとお昼前には潮が満ちちゃうよ~
とビーチサンダルに履き替えて、熊手と網を手に浜辺にくりだした。

波打ち際を見ると、小さな穴がいっぱい。
ぷくぷくと空気が上がってくるところを掘ってみると
小さなアサリさんたち。
子どもたちは始めひざ下だけ海に浸かっていたが
だんだんと大胆に。
しまいにはパンツ一丁になって干潟と戯れる男の子たち。
もう泥だらけ。
ああ、お洗濯大変だ~ってお母さんに怒られるかもね~。
でもいいんだよ。
たまには、ワイルドな体験も。

事前に聞いていたより、簡単にあさりが見つかり、思いのほか大量だった。
小さなカニをたくさんつかまえた子もいた。

潮が満ちて来たところで引き上げ、足を洗って着替えてお弁当タイム。
砂浜でひとしきり遊んだら、帰りの時間。

カニのために海水をペットボトルに汲んで行きたい
という子どもたちのためにもう一度海岸へ。

しかしみんな靴を履いてしまっていて、今さら足をぬらすわけにもいかず、
うちの娘だけがビーサンだったので、
ひざまで海に入って、代表でみんなのペットボトルに海水を満たした。
そのうちの1本に、何と、クラゲが吸い込まれた。

それを取り囲んで皆、「わ~すごいね!」と大騒ぎなのだが
当のペットボトルの主の少年Kくんは浮かない顔。

どうしたのかな?と思ったら
カニだったら飼ってもいいと思うけど、クラゲを持って帰ったら
ママがどう言うか・・・・
心配なんだって。

真剣に悩んでいる様子がおかしくて、かわいい。

こちらからすれば小さなことだけど
Kくんにとっては、すご~く大きなことみたい。
もう一度海岸に行って逃がしてこようかとも考えたけど
もう出発の時間。

帰りの電車の中で、ず~っと悩ましげな表情で
「ママが何ていうかな~」
と気にしていた。

娘に聞いたら、クラゲがいるのわかっていてわざと吸い込んだんだって。
罪つくりだな~。

そうこうするうちに朝集合した駅に帰り着いて
楽しかった潮干狩りも終了。

1日を共にすると、子どもたちに情が湧いてきて
最後はこのままお別れするのはちょっと寂しいなという気持ちにさえなった。

ほんとにかわいい子たちだな~。
Kくん、その後クラゲはどうしたかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーションブルーでサンバ三昧

2009年07月07日 | 音楽雑記
5日は2日目のライブ鑑賞で
横浜モーションブルーへ。

これはすご~く楽しみにしていたのです。
何しろ、加々美淳氏・渡海真知子さんを中心とした
最強メンバーにセルシーニョ・シルバ氏のパンデイロが加わるとなると
どんなグルーブが生まれるか・・・。
前日体験した気持ちのよさをそのまま体によみがえらせながら
もう、わくわくしてテンション上がりっぱなしだった。

潮干狩りから帰り着いたのが3時過ぎ。
収穫したアサリを塩抜き体制に。
ボールじゃ足りないから、大きな鍋を出して
ペットボトルに汲んで来た海水に浸すが、量が足りない。
娘が海水と同じ濃度の塩水をつくる。
あとは任せたぜ!

その間にも、ピュー、ピューと潮を吹くアサリくんたち。
一晩そうやって吹いてなさいね。明日の朝、味噌汁にして食べてあげるからね~。

砂と潮風にまみれたからだをザーとシャワーで流し、
エレガントなカジュアルに着替えて
(モーションブルーだからな~、短パンにビーサンじゃまずいよな)
お化粧もして、いそいそとお出かけしたのです。

でも横浜は遠い。関内に付いた時点ですでに17:15。
ライブスタートは17:30だから
赤レンガ倉庫まで歩いてたら間に合わない。
しょうがなくタクシー!
受付したら、ちょうど始まったばかりだった。
1曲目の冒頭をミスしただけで済んだぞ~。

最初から、これだ~! これだ~!
これがサンバだ~!
って、たぶん実際に聞いていただけたら納得すると思う。

歌詞のもつ抑揚と音色とリズムと
すべてが一体となって、サンバのリズムを形成している。

やさしさ、温かさの中に燃え上がる情熱を包含する。
セルシーニョさんとは直接面識はないが
きっとそういう人柄なのだろうなと髣髴とさせる。

ほんとに人間がそのまま音楽に出る。

渡海真知子さんの歌を初めて聴いたとき
感激のあまり言葉にならなかったことを思い出した。
ほかにも上手い歌手はたくさんいることは知っている。
オリジナリティあふれるすばらしいパフォーマンスのできる人もいる。

でも、彼女は何が違うか・・・。

人間がそのままそこにいる。
「サンバと出会って人生が変わった」
MCでも彼女はそう言っていた。

それが、うそ偽りない彼女の真実だということがビリビリ伝わってくる。
ああ、生きていてよかった、サンバを演奏できるなんて幸せ~
という彼女の心の叫びがストレートに伝わる。

うそのつけない人なんだと思う。
もちろん、ネイティブではないポルトガル語を駆使して
自然に語るように演奏できるようになるまでには
相当な修行を要したことと思う。
でもそれが喜びなんだとわかる。

人間のありようがこれほどそのまま出てくる音楽・・・サンバ
だから私もどうしようもなく惹かれるのだと思う。

渡海さん自身、ライブの最後のほうでは、
感極まって涙を流していた。
でも、わかる。
セルシーニョさんの温かいリズムに包まれたら
確かに泣けるよね~。

音楽って人を幸せにするものなんだと
感じさせてくれるライブだった。

なんか人にやさしくなれそう。
(子どもにも・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルースアレイにてサンバに酔う

2009年07月06日 | 音楽雑記
4日(土)は、目黒ブルースアレイへ。
翌日朝早く出かけなくてはいけないので、
潮干狩り用の荷物の準備を整えて、夕食も作って軽く食べてから出かけました。

ライブで共演してくれている、パーカッショニストの飯島ゆかりさんと申し合わせて来たのだけど、まわりにはパンデイロやサンバ関係者がわんさかで
知った顔もたくさんでした。

今回は、ブラジルのトップ・パンデイロ奏者
セルシーニョ・シルバ氏が来日中ということで
そのウェルカム・パーティー的なライブ。

ギターの加々美淳氏をはじめ、ピアノの今井亮太郎氏、パーカッションの長岡敬二郎氏を加えた豪華な演奏陣に、加々美師匠ゆかりの女性ヴォーカリストが5人も登場するというなんとも贅沢な企画です。

セルシーニョ氏のリズム
本当にゆったりと(どんなに速いテンポでも)
会場全体を包み込むよう。

心地よい揺れに抱かれて、
まるで海の波に漂う気分。

どの曲も美しく軽やかでキラキラしていて
華やかなヴォーカリストたちの魅力が加わってさらに夢心地。

トリの1人を残して4人の歌唱が終わったところで
サプライズ!
飛び入りゲストで、日本在住のブラジル人シンガー
ソニア・ホーザさんの登場。
圧巻でした。

場の空気が一気に変わる。
この存在感は何なんでしょう。
声は年齢相応にシブく、けっして美声というのではないけれど
この説得力!
曲はかの有名な「イパネマの娘」だが、
独自の世界観に連れて行かれる。
気づいたら、涙が つ~っと ほほを伝っていた。

最後に登場した歌手は渡海真知子(わたるみまちこ)さん。
CDも持っているし、以前に三茶の小さなカフェでのライブを体験済み。
正直言って、彼女は別格と思う。
(ほかの歌手の皆さんゴメンナサイ。他の出演者ももちろんステキでしたが
しかし、渡海さんのインパクトはもう別世界なんです。あくまで私個人のとらえ方ですからその点ご容赦くださいませ)


どうすごいかって?
それは翌日5日のライブ・レポートで語りたいと思います。

1日目のライブを堪能して
すっかり気持ちよくなって家路についたのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濃い週末

2009年07月06日 | 音楽雑記
4日(土)5日(日)とイベント目白押しの
ひじょーに濃い~2日間を過ごしました。

自身のライブ明けの4日は
目黒ブルースアレイにてライブ鑑賞。

5日は朝早くから(6:40集合)潮干狩りへ。
横浜八景島の海の公園で。
育成委員会という地域の子どもたちの健全育成にかかわるボランティアですが
PTAからお手伝いで出動し、引率役だったのです。
そして夜は横浜のモーションブルーにてライブ鑑賞。

横浜方面2往復となる綱渡りスケジュール
どうなることかと思いながらも
ブラジルから来日中のセルシーニョ・シルバ氏のパンデイロ演奏と
加々美淳氏、長岡敬二郎氏ら日本を代表するサンバ奏者との共演が
どーしても聞きたくて2夜連続ライブ鑑賞プランを立てたのでありました。

一つ一つが、とっても濃くなってしまうので
それぞれの報告は分けてアップします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月以降のライブ

2009年07月06日 | ライブ情報
●7月10日(金)at 浅草 ZINC
1st: 19:30-20:10, 2nd: 20:30-21:10, 3rd: 21:30-22:10
チャージ 2,500円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)
毎度楽しい、浅草Zincです。雷門が目の前の、わかりやすい立地。
下町浅草の夜景が一望できる窓からの眺めは最高です。
音響もすばらしく、充実したライブ・パフォーマンスが
楽しめます。
場所:JAZZ & BAR ZINC
台東区雷門2-17-13雷門ウスイビル8F
Tel.03-6680-2830
http://gamma-music.net/zinc/

●7月17日(金) at 村上 Cream(新潟県村上市)
TEL 0254-52-7140
http://livehousecream.web.fc2.com/

●7月18日(土)19日(日)
新潟ジャズ・ストリート
http://www.niigata-jazzstreet.com/eventinfo/schedule_txt.php
18日(土)16:00~18:00 at 楼蘭 TEL 025-245-3330
19日(日)18:00~20:00 at 蔵織 TEL 025-211-8080


●8月30日(日)at 大塚エスペト・ブラジル
子育て・音楽 どっちもサイコ~! 
13:30~16:00(Open 13:00~)
チャージ:1000円(お子様連れ・飛び入り参加も大歓迎)
子育ても音楽も奮闘しながら両方楽しんでしまっている
パパ・ママ・ミュージシャンによるイベントです。
ご家族連れで気軽に参加でき、お子さんも生演奏に触れられるとあって
毎回大好評です。
子育ても、音楽も、そしてそこから得られる喜び悲しみも
人間にとって自然な営み。
その、どちらも楽しんでしまう生き方もアリと思います。
苦しかったときもあったけど
今だから「音楽のある子育てって楽しい~!」と言える。
元気の出るライブ・イベントです。
音楽活動中、これから活動したいパパ・ママもご参加
お待ちしています。
場所:エスペト・ブラジル
豊島区南大塚3-29-5光生ビルB1
Tel: 03-5979-4433
http://espetobrasil.hp.infoseek.co.jp/
ナビゲーター:フォッサマグナ 吉村京花(Vo.)清水貴和子(P,Vo.)飯島ゆかり(Per)
共演:
芽亜利・J 
http://mearij.velvet.jp/
ちょっきんZAM
西村直人ほか


●9月16日(水)at 大塚エスペト・ブラジル
7弦ギターでどっぷりブラジル!
20:00~  2ステージ
チャージ:1500円(入れ替えなし)
出演:吉村京花(Vo.) 尾花 毅(7弦G) 飯島ゆかり(Per)
ブラジル料理とカクテル「カイピリーニャ」が
最高においしいお店エスペト・ブラジルでのライブ。
日本ではまだ数えるほどしかいない7弦ギターの名手、
尾花毅さんと、
女性パンデイリスタでは一歩抜け出ている
飯島ゆかりさんを迎えて
100%ブラジル空間にお連れします。
野趣あふれる大地のリズムの渦に巻き込まれてください。
場所:エスペト・ブラジル
豊島区南大塚3-29-5光生ビルB1
Tel: 03-5979-4433
http://espetobrasil.hp.infoseek.co.jp/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生ストーリーを歌で描いてみる

2009年07月04日 | 音楽雑記
きのうの市川 HS. Trash ライブにお越しくださった
お客さま、ありがとうございました。

メンバーはフォッサマグナ
清水貴和子(P,Vo.)吉村京花(Vo.)柳沢マーヤ(Per)

ライブスタート時は雨模様。
少数から徐々に増えていき、最終的には
会場総踊り大会の盛り上がりとなりました。

最初からいらした女性のお客様から
「出会いがあって、恋が始まって
波乱があって・・・よりを戻して・・・
みたいなストーリーを描いてください」
というリクエスト。

曲をリクエストされることはあるけれど
人生ストーリーをリクエストされるとは
なんとも、イマジネーション豊か。

で、私たちフォッサマグナのレパートリーを見直してみると
出会いとか、恋の始まりの予感とか、
恋が始まって舞い上がっているうきうき感とか
あとは、人類みな兄弟、楽しくやろうぜ
みたいな選曲は多いのだけど
波乱や疑心暗鬼、別れをテーマにした曲はあまりないな~と
思ったしだい。

だって、ソロならともかく
ハーモニーつけて二人で歌うと、
その歌のもともと持っているパワーが
数倍に増幅されてしまうので
もう救いようがなくなっちゃうし。

あえて、自分を追い込んで、マイナスパワーを払いのけてやる~!
みたいなアプローチもあるだろうけど
これからの研究課題だ。
いい課題をもらった。

スタンダードやポップスの曲から見繕って
出会いと期待、ちょっと切ない気持ち
そして結ばれて新婚旅行に出かけて(初スペインへ~)
刺激的な体験をし、
最後は愛を確認しあって・・・
という感じでまとめてみました。

すご~く喜んでいただけて、
こちらもうれしかったし
勉強になりました。

2回目のステージでは、後からいらしたお客様から
リクエストの嵐。
ボサノバ、サンバのご要望が多かった。
会場総立ちで踊る踊る。
ここはダンスホールか? というくらい。
お客様、ノリノリです。

でも一番喜んでもらえたのは
アカペラの「モスラ」でした。
フォッサマグナ名物です。

ほかでは絶対に聞けません。

すご~く感激したとのお言葉をいただき
光栄至極でした。
こんなに喜んでいただけるなんて、本当にこちらのほうが幸せです。
これからも芸を磨いていけるように修行いたします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あくまで主観ですが

2009年07月01日 | 音楽雑記
音楽にかかわっている人って
魅力的な人が多いような気がする。

音楽とのかかわりがその人を魅力的にさせているのか?

はたまた

自分と興味が重なるので
こちらのセンサーが
魅力物質を検知しやすいのか?

どんな分野でも、何かに打ち込んでいる姿って
ステキではあるのだが・・・。
たとえば仕事で出会う人のことを考えると
魅力を感じる人がいなくはないけど
確率から言うと
音楽を通して出会った人の比には及ばない。

面白い現象だな~。

繰り返し言いますが
あくまでも個人的統計です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする