京医ボート部ブログ

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数字はあてにならない?

2014-03-10 00:24:19 | 日記
こんばんは、二回生の玉城です。

明日は京大の合格発表ですね。
僕は一浪していますので発表の日には合格と不合格、両方の思い出があり、共に昨日のことのように覚えています。
明日の12時には、笑顔の人と泣き顔の人、二つに分かれてしまうでしょうが、仮に不合格でもたかが大学入試、各々明日に向かって頑張って欲しいです。

さて、入試に限らず物事はなんでも数字で評価されるのですが、その一つにボートのリギング値があります。
リギングの最適値は各自異なるのですが、だいたいの基準値があって、そこから試行錯誤していくことになります。現在僕が乗っているダブルスカルのワークハイトを例にとると、左16cm、右15cmという基準値があり、また左>右は絶対の規則として存在します。
ダブルのストロークは一回生の新ちゃんなのですが、昨日の試合を見にきはった先輩方に色々と相談した際に「Sのハイト差が小さいのではないか」と言われ、今朝ハイト計を使って計りなおしてみると……
左16cm、右16.5cm!!!
あまりにおかしいので二度計りなおしましたが、何度見ても16.5cm。
まさかの左<右
え?!昨日までしっかり漕げてたやん!!……けれども、これは大幅変更すべきなのか……しかし、力強く漕げてる現状を考えると大きくは変えたくない……と、クルー2人で5分ほど思考停止。
とりあえず「上回生の自分がSのシートに乗って、自分の体で確かめよう」という結論に至り、SBシートチェンジしていざ乗艇。すると……
「右が低くて漕ぎづらい!」
というまさかの感想。オーバーラップ時に左右の上下差が大きく力をかけにくい。
Bの新ちゃんは「こっち(玉城)のハイトのほうが漕ぎやすい気がします。」とのコメント。
というわけで自分の感覚を信じ、Sの右のハイトをさらに5mm上げるように指示。ついでにSのオールも変更。すると……
艇が前から進むようになりました。キャッチが強くなった模様。
キャッチに関してはオールを変えたことの効果の方が大きいようですが、左16cm、右17cmでも艇を動かせるという驚きの事実。

リギング値についての認識を新たにした一日でした。
なんとなく釈然としないものの、細かいリギング値より艇の挙動の方が大切なので、問題が起きるまではこのリギング値で行く予定です。

言われてみれば、去年も右のハイトが数値以上に低く感じたような気も……
各漕手、特に昴流経験者の方はコメントを頂けると嬉しいです。


追記:センターリガーのネジ穴ですが、去年(2013)の途中まで、左を上になるようにつけていました。
   一昨年(2012)もそうだったようです。
家村さんが2回生の時(2009)以来、ずっとネジ穴が左右で高さが違ったのかもしれません。

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2 コメント

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Unknown (F冨)
2014-03-09 23:18:32
実際に見ていないので無責任なコメントかもしれません。
「リギング値よりも自分の感覚を信じる」その意見はとても大事だと思いますが、まだ漕歴浅い2人なのでリギング値もやはり大事かと。特に2人とも乗艇中体軸がズレている傾向もあるので…
あとはビデオで客観的に評価するとか、エントリー位置、ファイナル位置でオールを埋めてみて、体軸、オールの深さ、腕の位置が適正かどうかも確認してほしいところです。
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Unknown (しみけん)
2014-03-09 23:22:12
手のオーバーラップが左>右となっているとして、そのハイト差が真実なら、艇が傾いたままドライブしていると考えるのが自然かと。

他に可能性が高いのは、そのハイト差が真実でなく、測定値がずれているだけという場合。
そもそもハイトを図る基準、レールなりガンネルなりに角度がついているかもどす。

考えたらもう少しでてくるかもしれません
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