京医ボート部ブログ

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解剖

2016-06-09 23:00:00 | 日記
さこつかどうみゃく
わんとうどうみゃく
だいどうみゃくきゅう

こんにちは、2回生の澤田です。2回生になり、とうとう解剖が始まってしまいました。テストも3つあるうち2つ目を明日に控えています。

解剖といえばメスというイメージがあるのでしょうか。どうも僕はメスが苦手で。別に鋭利な刃物に腰が引けているわけではありません。ただ、メスだと切っていても切っている感覚がない、その鋭利さゆえの違和感が気持ち悪いんです。僕らの班が固定が緩く柔らかいことも一因ですが。それに、自分がいま何を切っているのかわからず重要な構造物を切ってはいないかという不安もあり、滅多にメスは使いません。そのかわり主に手を使って解剖しています。構造物の感覚がダイレクトに伝わってくるんです。

道具は身体の延長だと言いますが、メス先は指先からほんの十センチも離れていないのに感覚が非常に繊細。これを外科医の先生方は繰り返しているんでしょうね。最近はロボットを操作した手術も行われているようで、これに至っては目の情報のみに頼ってするしかないと思います。

ボートはそれとは逆で、目より身体の感覚を大事にして漕いでいます。オールが自分の延長というより自分が艇の一部であるという人もいます。僕はまだその艇と分離して動いているときもあると感じています。オールが分かりにくいと言って手で漕ぐわけにはいきませんからね。まだまだ練習が必要です。

あぁ、ブログを書いている場合じゃなかった、解剖の勉強をしないと...

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