京医ボート部ブログ

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シーズンが終わりました

2016-08-25 12:12:16 | 日記




西医体が終わり、周航が終わりました。
あの熱かった夏もようやくその終わりを見せはじめ、少し涼しくなってきたように思います。

改めて今年の西医体の結果を報告します。

男子シングルスカル 飛閃 第5位
男子ダブルスカル 昴流 第5位
新人男子舵手付きフォア 第九芝蘭 第6位
一般男子舵手付きフォア
紅覇 順位決定戦 第6位
第十芝蘭 第6位(決勝除外)

新人を含め全クルーが最終日に進出しました。
2回生クルーの紅覇、飛閃も他大学の対抗に劣らない漕ぎで、来年の西医体に繋げられたかと思います。

改めて、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。


さて、第十芝蘭について少しお話をしなければなりません。


第十芝蘭は決勝戦で一番先にフィニッシュラインを通過しました。
しかし、結果はレーン侵害で除外。

その時のことについて少し触れたいと思います。

決勝戦当日、水面のコンディションはややラフコンといった所でした。

波が高いせいでブイがコックスから見えにくく、またブイ同士の距離が長かったため、コックスは航路取りが困難でした。
また、中盤以降、芝蘭は両隣のレーンに先行しており、コックスからは自艇と他艇との位置関係がわからなかったことも航路取りに失敗した理由です。

一方、漕手はレーン侵害には気づいていました。(少なくとも僕は気づいていた。)
後方に浜松医科大の艇が重なって見え何かの違和感があったのは覚えています。
ところがとにかく自分たちの漕ぎに必死になっていて、航路については全くの無関心でした。
あるいは、自分自身についていえば、レーンを外れても水をあけて漕いでいれば大丈夫だろうというルール無視の甘い考えで漕いでいたのかもしれません。

もしあの時漕手が早くレーン侵害に気づいてクライをかけられたなら、すぐに艇の向きを立て直せてレーンを侵害することもなかったはずです。
(そうしていれば、おそらく1着になれていたかも。しかし競技においてルールは守るのが大前提で、ルールを守らないクルーにもしルールを守っていたら…と語る資格はありません。)


今回のレースは学ぶことの多いレースでした。
冷静に分析してみると、いま自分たちに足りないものとは、コックス、漕手ともに航路に対するもっと敏感な意識、乗艇中に気づいたことをクルーと共有できる力だと思います。

あの時どうして異変に気づけなかったのかという悔しさ、応援していてくださったマネージャーやOBの先生方、家族の期待に応えられなかった申し訳なさ。
しかし、いつまでも悲観していても意味のあるものは生まれません。
しっかり自分たちに足りないものを把握して、これからのボート部に生かしていきたいと思います。




少ししんみりなりましたが、しっかり結果を残せているクルーは残せています!
第十芝蘭も漕ぎじたいは西医体で今までの最高のパフォーマンスを出せ、
しっかり次のシーズンに受け継いでいけるような価値あるものを残せたと思います!!
(自分自身はついていくのに必死でしたが…)


改めまして、
皆さま応援ありがとうございました!
この大会で学んだことをしっかり次に生かしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!


部員の皆さまはシーズンお疲れ様でした!
しばらくのオフ、めいっぱい楽しみましょう!!


木下慶一郎