京医ボート部ブログ

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上回生のひとりごと

2015-10-19 12:50:20 | 日記
こんにちは。

ポリクリ最終週で、お昼休みに下宿でブログを書いています。


中村です。


最近、皆さんの練習には全く顔を出せていないので、なにか自分にできることはないかなと思いながら、つれづれなるままにキーボードを叩いています。

さて、今日僕が伝えたいと思ったのは、「重心の移動を、自分の好みの動きで確認する」ということです。

これだけじゃ一体何を言っているのか分からないので、とりあえずボートに即して考えてみようと思います。


ボートにおけるドライブは、大きく分けてしまうと、Leg、Trunk、Armの三つに分けられるとします。

これらを上手く組み合わせて、一続きの線にします。


どのようにこれらを上手く使っているかは、コンピュータで解析すれば、10秒も掛らずに算出してくれるでしょうが、そんなものは僕たちには必要ありません。

なぜか。



それは、僕たちはロボットではないからです。
僕たちの体はロボットなんかよりも遥かに、精密に複雑にできている(としましょう)ので、これらの動き方をいちいち考えていては難しすぎて全くうまくできません。だから、どうするかというを脳の中に蓄積された今までの日常動作や他のスポーツで学んだ動きに即して、似ているところを上手く使って、新しい動きに対応していく訳です。

もちろん、それだけでは完全にはマスターできないので、色々試行錯誤する中で新たな動きを体得していく訳です。




今まで、振り返ってみれば、ボートの調子がいい時には、試合が終わった後に実家でテニスをした時も調子が良かった。
逆に言えば、ボートが上手くいかない時は、テニスをしている時もなぜか上手くいかなかった。


これまでテニスを15年近く続けてきた僕にとっては、ボートの動きの手本としてテニスのボールを打つときのような上半身と下半身の連動があった訳です。



ボートをやり終えて、今頃気付くなんて最悪ですが(笑)


ただ、そうえば、昨年卒業された室谷先生は、僕が1回生、先生が2回生の時に「2軸動作と重心移動」について教えて下さったことがありました。思えば、あの時に気付ければ良かったのですが…。


先生のドライブでの体の動きは非常に洗練されたものでしたし、とても力強いドライブでした。

運動経験者やそれに準ずる人で非常にボートが上手い人が出てくるのはそういうわけです。


さて、戻りますが…


ボートが上手く行かない時に、一点突破を狙うのもアリですが、どうしてもどうしても調子が悪いなと思った時には、自分がこれまでにやったことのあるスポーツや日常動作で確認してみるという方法もあるかと思います。
また、先輩方に直接一緒にのってもらって動きを盗む(これは、いつもみなさんがしていることですが)という方法もあります。


一回生の皆さんには、これからどんどん上手くなって、どんどんエルゴも回して欲しいと思っています。


この記事が少しでも皆さんのためになれば光栄です。


最近、アナロジーにハマりつつある中村でした。



以上です。