京医ボート部ブログ

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ない袖は振れぬ

2014-04-11 22:29:43 | 日記
こんばんは。
4回生の勝尾です。

昨日、G(社会・環境・予防医学)の講義中にある先生が使われた、「ない袖は振れぬ」という言葉がなんとなく印象に残りました。

「ない袖は振れぬ」は多くの人が知ってることわざかと思いますが、あんまり普段使われなくないですか?
その言葉久しぶりに聞いたなー!とか思って一人で勝手に感心していました。

「ない袖は振れぬ」はもともとはお金について言う言葉ですが、「ないものは出せない」という考え方は、お金以外のことにも応用が利きますよね。

ボートをしていてまさに「ない袖は振れぬ」だと思うのは、ごはんを食べなければパフォーマンスが出ないことです。
ろくに食事を食べれてない状態でエルゴを引いたら、とんでもなくひどいタイムを出してしまって穴があったら入りたい…というシチュエーションは、部員ならみんな一度くらいは経験したことがあるんじゃないでしょうか。
どれだけ「がんばるぞ!!」と気合いを入れようも、そもそも体の中にエネルギーがなくてはがんばれません。

現在メジャーリーグで活躍中のマー君こと田中将大投手は、とあるインタビューで、「高校での練習で、一番辛かったことはなんですか?」との問いに対し、「食べること」と答えたそうです。
なんでも監督の方針で、とにかくとんでもない量のごはんを毎日食べさせられていたのだとか。
「食べないことには動けない」というのが監督の考えだったそうです。

おそらく練習自体もものすごくハードだっただろうと思いますが、それでも一番辛かったのは「食べること」と答えるほど食べていた…。
なんとも示唆に富むエピソードではありませんか。
その時代があったからこそいまのマー君がある、と言っても過言ではないと思います。

(ただ、この話は母親がテレビかなんかで聞いたのを僕が又聞きした話なので、残念ながら信憑性はあまり高くないんですが…。)

これから西医体にむけてシーズンを闘っていく現役諸君。
ちゃんと食べてますか。

僕は残念ながらたくさん食べられない人ですが、今はせめて自分が苦しいな、と感じるくらいまでは食べるように心がけています。
実際、そうするようにしてからパフォーマンスが少し上がったような気がします。

ない袖は振れないんだから、まずは袖をつけましょう。
そして、出来るだけ立派な袖にしていきましょう。

最終目標としては、



こんなかんじでしょうか。

あ、そうそう
ただいま新歓期真っ盛りですが、そこでも同じことが言えますよね。

ズバリ、「ない新入生は漕げぬ」!!

新入生が入ってきてくれてはじめて、ボート部としての活動を続けていけるわけです。

僕たちの仲間になってくれる新入生を、心よりお待ちしています。
なんやかんやでそれなりに楽しい部活ですよ。
後悔はさせません。

ではでは、
このへんで失礼します。
おやすみなさい。