やさしい芸術論

冬が来たなら、春はそう遠くない

自分で立ち止まって、自分で休む

2021年01月20日 | つぶやき

以前、京都の大徳寺へ行った時の事、

廊下を歩いていると頭上の漢字二文字が目に入りました。

 

「自休」

 

自休(じきゅう)、と一言。

説明によると、次のような意味だったと思います。

 

誰に言われなくても

自分で立ち止まって休み

自分の足もとを見つめて

考えを改める時間を意識的に持とう

 

今は大変な時期、

生活に追われ、冬の風にあおられ、

朝が来ると眠たい顔のまま、会社へ向かいます。

 

一日なんてあっという間に過ぎて、

一年が何回通り過ぎていったのか……

 

自分で意識して、

自分自身を客観的に見つめなおして、

こころを整え直す事は現代社会人にとっては特に大切です。

 

戦国時代の偉人、千利休さんのゆかりの深い大徳寺で、

京都人の洗練された美学を学べた気がします。

 

「時代に流されないように」

 

というメッセージでしょうか。

 

枯山水のような静かな空間で、

季節とともに移ろってゆく時間を感じていたい。

 

ぼくはぼくのままで、あなたはあなたのままで…

 

 

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