Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

ヤブタビラコ

2018年10月26日 | 房総の野の花山の花
ヤブタビラコ(藪田平子)
学名 Lapsanastrum humile
キク科 ヤブタビラコ属
本州・四国・九州の水田の畔や湿った林縁に自生する多年草です。
花径は8ミリで根生葉は少し立ち上がり茎が斜上します。
舌状花は15~20枚あり、花後の頭花は下を向き総苞が球形になります。
同属のコオニタビラコの花頭は上を向くことが多くまた舌状花が6~12枚ですので同定のポイントになります。









ヤブヘビイチゴ

2018年10月26日 | 房総の野の花山の花
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)
学名 Potentilla indica
バラ科 ヘビイチゴ属
渓谷沿いや山裾など湿り気のある半日陰に生育する多年草で、花径は1.5~1.8㎝と「ヘビイチゴ」の0.8~1cmに比べると大きく、また、果実もヘビイチゴの0.8㎝と比べると格段に大きい。
また、萼片の外側の副萼片が大きく目立つのも同定のポイントになる。
房総での花期は3月下旬から6月中旬までで、果実は5月上旬から7月上旬まで。









ヤブデマリ

2018年10月26日 | 房総の野の花山の花
ヤブデマリ(藪手毬)
学名 Viburnum plicatum var. tomentosum
スイカズラ科 ガマズミ属
本州の太平洋側から九州の山地の谷筋など湿った林内に多い落葉小高木です。
果実は核果で、長さ5〜7mmの楕円形。7〜10月に赤くなり、花序の枝も赤くなります。完全に熟すと果実は黒くなります。