花だより

花のいのちは結構長い?
長くイキイキと咲きたい私の日常

臘梅の花に教えられる

2005年01月24日 | 感動したこと
今日は朝から予定していた庭木の剪定と肥料やりをしました。
 高さ3mくらいのムクゲ、あとはつるバラが4本あるのを選定、それにバラは誘引作業。
ムクゲは脚立の上に上っての作業で、一度は降りがけに足を踏み外してテラスの上にゴロンとひっくり返りましたが、幸い後ろには肥料の袋があったため怪我なくすみました。
 遠めに見て綿菓子みたいな感じに仕上げるのと、混んだ枝の間引きと、軒の樋にかからないようにするのが目的。自己流で毎年この時期にやるので、だいぶ慣れて、形になって来たかな。
 つるバラはもう元肥をやるには1ヶ月くらい遅いのですが、年末にやりそこなったのですからしょうがない。牛糞がなくて代わりに鶏糞を4リットル、あとは課燐酸石灰やら油粕やらを本の指定どおりに300gずつ、40cmという指定ほどには深い穴は掘れませんでしたが、根の周りに施肥をしました。
 懸案事項がほぼ解決。
 そして一つ教えられました。ふと見上げる美しく咲いた蝋梅の枝、花がついてないのにヒューっと伸びた枝。木の姿から見ても、これらの花がついてない伸びすぎの枝は、今ならとてもよくわかります。花の咲いているすぐそばでこれらの徒長した枝を切りながら、花をつけるくらいの栄養が良くいきわたった部分までがその木の勢いがいいところかもしれないな、と、勝手に納得していました。園芸家の人に言わせると間違っているかもしれませんが、なにか木に教えられたような気がして、人間もむやみやたらに手を伸ばすことへの戒めかな、などと考えていました。