女性の写真撮影は基本的にタブーのイスラム圏。
かつてモロッコやチュニジアではOKの場面もあったけど。
パキスタンでは特におじいさんの横顔とシワに惹かれた
撮影させてくれたのに「ありがとう」と握手の手を差し出す。
暖かいシワだらけの手だった
ギルギットのバザール近くで、絵になるおじいさん発見
何枚も撮らせてくれた。お礼に折り紙の箱を差し出すと、閉じて開いてを不思議そうに眺めていた
第一印象は目が合った瞬間
肩にかけた長いショールの巻き方といい、ステッキの持ち方といい完璧
バザールの帽子屋さん
↑写真2枚目のおじいさんが被っている帽子。
ウールの帽子は手ざわりよく、信州の冬に似合うような気がしたが、ここでこそ・・・と思い直した。今思えば買っておけば良かったと後悔。
ツアー仲間のSさんは購入の動機を「養老院用に」 完璧似合っていた
ツアー旅行は運動不足になりがち。いつも翌朝ホテルの周りを散歩することにしている。
最初に泊まったホテルの朝
目が笑ってる
私の手をとり、こちらへどうぞのしぐさ。
どうも「朝ごはんにおいで」というしぐさのようだけど、土産を買わないかい?とも受け取れる。
地方のこの年齢の人々は、現地語しか話さない。
記念撮影をして別れたが、丸ポストなら完璧だった?
あっおじいさんだ・・・間に合わず後姿もいい感じ
訪問先の70歳のおじいさん。
おじいさんとは呼べない。なんせ若い奥さんとの間に「5人目のこどもがほしい」とおっしゃる。
長い歴史の民族の誇りをもつ横顔
北辺ツア全日程を一人でこなしてくれたドライバーのボラさん。
らくだや馬のように美しい長いまつげを持つ。私にも分けてほしい長さだ。
あごを上げて運転するので、遠くからは目を伏せているように見えるため「眠ってるぅ」と心配させたドライバー。テクニックは完璧!
長谷川スクールの脇で、石を叩き削り形を整える石職人のおじいさん。
立派なホテルなどの、建物の土台や壁を飾る石はこうして造られている
増築の準備かもしれない
余談
長谷川パブリック・スクールについてはこちらをご参考に。
日本の教育現場のありようを思うと、考えこんでしまう。
同行者に偶然長谷川氏が通った高校に縁のあった方がおられて、朝礼で挨拶をされ「Hasegawaは努力の人だった」と結んだ。
子ども達はおおむねシャイだ。まして”ピース・パフォーマンス”などしない。
カメラを向けると逃げる子もいるが、モデルになってくれる子も
学校に通える子もいれば、学校に行けず働く子もいる。
町や村でぶらぶらしている子は、ごくまれに「ワン・ペン」と囁くようにせがむ。ペンを1本頂戴だ。
どちらの子ども達にも幸せあれ!と願う
K.Kさんが検診でメタボを指摘されたのですか?まさか!
外国で撮影を許されるのは、観光客としてのサービスを受けていると思いますね。その点ではアジアの人々は概ね撮影を喜んでくれます。
私はおじいさんの歩調とリズムがあうようです。
ようやく、風邪も落ち着いて、ゆっくりパキスタン紀行を拝見させていただきました。
旅先とはいえ、写真を撮らせてもらうにもコミュニケーションが要りますもんね。
素敵なパキスタンのおじいさん子どもたちの素朴なまなざしが、なんだか、NHKのシルクロードを見ている感じ。
峠や山の名前も満艦飾のトラックもNHKで見覚えがあります。
こんなところまで自分で行ってこられたんですね。蔵くらさん、エライですよー
レンズも真実を見つめるひとつの眼ですね。
いくつになってもきらきら輝く眼を持っていたいです。
私の旅は友人からの誘いがあったればこそ。チャンスを逃さなかったという点ではエライかも・・・