暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

過ぎゆく

2019年09月23日 | 古民家

 まだまだ紅葉の時期ではありませんが・・・

食欲・読書・スポーツ・・・何かと、コトを始めるには良い季節となり・・・

特に・・・日本の食文化であるお米の収穫・・・実りの秋がやって来ました・・・。

1年を通してある程度の食材は手に入りますが・・・

旬の時期に、旬の食材を口に出来る幸せは・・・何物にも代えがたい、心の満足を与えてくれます・・・。

娯楽が少なかった頃は・・・少しの変化も敏感に感じて・・・

目に見えるモノ・・・肌で感じるコト・・・香りで気付くコト・・・・

強い刺激的な毎日を送るがゆえに・・・感覚が薄れてしまい・・・

本来持っている能力を出せないまま・・・時間が通り過ぎてしまっているように思えます・・・。

折々の季節に行う行事も・・・そんな自然の変化に暮らしを合わせるように・・・・

気持ちと体を入れ替え・・・心構えを持って迎える・・・体制を整える準備期間なのでしょう・・・。

街のショーウィンドや・・・街路の飾り付けが変わり・・・人の装いが変わり始めると・・・

何か季節がが過ぎているように感じますが・・・

それは・・・人の手が季節を作り・・・・単調な毎日をいかに刺激的にするか・・・・

四苦八苦している様子が伺えます・・・。

春は・・・新芽の青さと、若く軽やかな風を感じ・・・

夏は・・・むせかえる空気の重さと力強い太陽の光を浴びて・・・

秋は・・・さみしげな風景の中にも、多くの実りに喜び・・・

冬は・・・凍える寒さの中にも、人の温かさと自然の脅威に立ち向かう勇気をもらい・・・

この所の自然の猛威に・・・人が出来る事の限界を感じずにはいられませんが・・・

人の社会が生み出してしまったモノがあれば・・・自然から受ける試練のようにも思えます・・・。

色づき始める山や・・・街路樹・・・朝夕の空に広がる雲の姿・・・

平等に過ぎゆく時間・・・大切な今を肌で感じられる暮らしでいたいと想います。

 

 

 

 

 

 

 

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