暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

光と影

2024年09月09日 | 古民家
 ランドセルが歩く気分で、新しい季節を待ちわびて・・・
ユルユル並ぶ朝の風景は、言葉少なに踵を鳴らし・・・
囃し立てる、暮らしを生きる町の灯は・・・
目深にかぶった帽子の隙間に、眩しく写り・・・
オレンジ色に広がる町は包まれて・・・
並んだ屋根に影は落ちてゆく・・・。

土地で生きるを守り始めると・・・四方八方コトバが弾け・・・
オオカミ少年を追いかけて・・・理屈と言い訳に走るけれど・・・
空を飛び・・・海を渡り、地を這い叶うのは・・・
守り守られ帰る場所が、手の中にあるからなのかも・・・。

痩せた土地も、豊かな実りも時とともに・・・あてなく飛び続けた訳でも無く・・・
記憶の中で繋いだ約束と・・・体に残した経験にあてがわれ・・・
欠けてく記憶にはめ込むパズルは白く・・・
みんなで書いた文字が並んで、町が生まれて消えて行くように・・・
叶う願いは朝と共に・・・知らない光と影が照らされている。




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