暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

埋もれる

2019年09月24日 | 古民家

 たぶん・・・今までに3回は死にかけています・・・。

物騒な話ですが・・・子供の頃のお話し・・・この歳なら誰にでもありそうで・・・

親の年代ならば・・・その確率はもっと上がって・・・病気や怪我・・・・廻りの環境・・・

7~8人も兄弟がいると・・・親も目を離さないで、いつでも近くにいる生活では無かったようです・・・。

小学校時代・・・学校からの帰り道、石垣を登って上の道路に出ようとしていた時・・・

一番上の石をつかんだ時・・・スルッと手が滑り・・・5~6mはある石垣から・・・・

そのまま背中から、落ちそうになった時・・・・

登りきって上で待っていた友達が・・・サッと手を取ってくれ・・・大事には至りませんでした・・・。

すごく田舎の市民プールには珍しく・・・3mはあろうか深い部分があって・・・

足が付かないのを面白がって、足で底を蹴りながら、ぎりぎりでアップアップしていたら・・・

ちょうど息を吸おうと顔を出した所・・・頭を抑えられ、大量の水をガブリと飲み込んで・・・

むせるけど、水の中・・・とんでもなくパニックで・・・・これはいかん・・・と・・・その時・・・

体がグッと持ち上がり・・・水面に顔が出て・・・・息が出来ました・・・

横を見ると、一緒に遊んでいた兄貴が抱えてくれて・・・これも、事なきを得ました・・・。

閉店間際のスーパーに取り残され締め出されそうになったり・・・・(命の危険とはまた違う・・?)

有刺鉄線で眉間を刺したり・・・と・・・数えればキリがありません・・・。

おおらかな時代・・・・大人も生活するのに一生懸命だった時代・・・

大人は大人のルール・・・子供は子供のルールの中で世界があって・・・

乳幼児の死亡率は今よりも高く・・・肺炎や・・・川でおぼれるなどの不幸もありましたが・・・

親が・・・大人が子供に手をかける・・・そんな理不尽な事は無く・・・

町に2~3人はいた怖い大人・・・たんこぶが出来るほどの拳骨をもらう先生も・・・

今思えば、とても子供を愛し・・・本気で心配もして・・・本気で向き合っていました・・・・。

食生活が人を変え・・・暮らしが人を変化させて来ました・・・・

おおらかさや・・・思いやりの心は・・・豊かな暮らしに埋もれてしまったのでしょうか?

 

 

 

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