暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

くらやみ

2017年10月31日 | 古民家
17時を過ぎると暗くなる季節になって来ました、今は電気があるので感じることはありませんが、ロウソクや囲炉裏が部屋の中の明かりだった時代…
夜の闇は恐れだと聞いた事があります。
真の闇…
どこかに必ず明かりがあるこの時代には、そんな経験はあまりないと思います。
(歳をとると、明るい部屋から少し暗いところに行くだけで何も見えない状態になってしまいますが…)
夏の暑さを遮る為の大きな屋根、茅葺の様な屋根はとくに、奥の部屋まで太陽の光は届きにくく、昼間でも薄暗いです。
暗いところは暗いなりに、明るいところは明るいなりに…
生活に工夫が現れます、不便なら不便なりに、
暗さを楽しむ?のか、妖怪や幽霊のお話はそんなリアルな暗闇から生まれた物語です。
今夜はなかなか良い感じのお月様と夜空です、秋の夜長をゆっくりと楽しみましょう。
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