暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

発酵

2022年11月28日 | 古民家
 耳を立てればフツフツと・・・僅かな声と含み笑い・・・
気を抜けば消えてしまいそうなその声も・・・数十万、数億万と集まれば・・・
大きな力と魅惑の香りで、暮らしを支えて・・・古めかしい姿や迷信も・・・
いまだに残る存在感に・・・どの時代も支えられて来ている・・・。

ネバネバにトロトロ・・・少し臭いが病みつきに、微生物の姿は見えなくても・・・
忘れられない暮らしのお供で・・・人の体だけで無く、住い造にも参加しる・・・。
忌み嫌われる口答えがあっても・・・自然がゆだねた時間の流れで、ゆっくり育つ大きな力は世代を越えて行く・・・。

発酵食品が見直され・・・健康的で、おいしく頂ける食材に変化する力も持っている微生物は・・・
納豆や漬物・・・味噌に醤油・・・豆腐やお酒にまで寄り添って・・・
土壁に漆喰・・・三和土、直接は関係無くても、森の落ち葉や枝が積もつもり・・・
山が埋もれてしまわないように・・・落ち葉や枝は微生物が食べてしまう・・・。
人も怒られればくさりもするけれど・・・発酵する事も無く自然を食べて・・・
暮らしの中から、自然の力を借りて・・・どこまでもつつましく過ごせるなら・・・
どんな時代も進んでいけるような気がします。


コメント
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