恵みの雨が暮らしと歩いて・・・暴れ川に変わると、百面相の移り変わりに戸惑いもして・・・
それでも背中合わせのお互いさまは・・・綱渡りの毎日で・・・
生きている事が奇跡なら・・・それもしょうがないと、ありがたい日々がただ続いている・・・。
白黒の写真に残されて来た、たくさんの茅葺屋根は・・・
ほっかむりに野良着姿と一緒に映り・・・田んぼに畑の綺麗な景色と並んで・・・
食べる姿と一生懸命に・・・毎日がただ忙しく、トツトツと働いていた・・・。
豊かになろうと一生懸命になると・・・忙しい毎日はグツグツと働き・・・
前ばかりを見ていたら・・・振り返る景色は靄に入り、いつの間にやら気が遠くなってしまう・・・。
ずっと続くと思うまやかしは・・・何度もつまづいて、立ち上がりながらまた忘れて・・・
いつになれば向こう側に行けるかと思っても・・・気付いた時に時代の幕は引かれ・・・
リセットされた世界が始まり・・・また同じことが繰り返されて行く・・・。
写真や映像でどれだけ資料を残しても・・・保管される施設が建てられても・・・
結局上手に使うのは時代を暮らす人で・・・繋ぐ意味が繋がれないと無限の時を巡るだけなのかも。