暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

駆ける人

2022年11月05日 | 古民家
 お粗末な雰囲気をまとうのが良くないと・・・
誰が言ったのか噂したのか・・・控えめな暮らしと贅沢を戒める質素な室来は・・・
粋で格好の良い暮らしだと言えるのかも・・・。
高楊枝で威勢を張らずにはいられないほど見栄を張る・・・古い生き方を見つけるのに苦労しそうなほど・・・
時代を駆ける人が、育たなくなってしまった・・・。

やんちゃでも愛嬌があり・・・暴れん坊でも行儀よく・・・子供じみてても正義がある・・・。
不思議な世界の住人と・・・町のどこかで出くわして・・・
恐れをなして逃げては見るけれど・・・どこかで追いつかれ説教を担がされて・・・
叱られて凹んでしまっても・・・後でよくよく考えてみれば、思い違いに気付かされてしまう・・・。

勝手な世の中にルールがあっても・・・腑に落ちる日常があって・・・
訳も解らない掟があっても・・・納得出来る歴史がある・・・。
古い暮らしに、ついて行けない世代が育っても・・・大きな流れの中では大切で・・・
必要だと解っていても・・・取りに戻る勇気は沸いてこない・・・。
カッコ悪いとか・・・面倒だとか言っているうちに・・・
コロコロ転がり、どこかに落ちてしまうおにぎりのように・・・
粋な大人がいなくなり・・・粋が駆ける暮らしも生まれなくなってしまってしまうのかも。


コメント
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